こんにちは、ハノワの新井です。
8月にご利用頂いた
全国およそ1,127医院の皆さま
ありがとうございます!
このお手紙は全国のハノワに
ご興味をお持ち頂いた
およそ5,000ほどの医院全てにお送りしています。
本日は9月1日(月)。
例年は8月が年間で最もご利用が
伸び悩むハノワです。
しかし今年は
16日土曜日が連休で潰れて
大きく落ち込むかと思いきや、
意外と皆さま診療をなさっていらしたのか、
大きな落ち込みは見られませんでした。
しっかり診療なされた先生方お疲れ様でした。
【 #男を家に帰そう 】
8月16日(土)も働いてお疲れ様でした。
と言いつつ、
今日の本題は家に帰って、休んで、子育てしよう、
というテーマです。
少子化の打開策は補助金などではなく、
男を家に帰すことだと思います。
一見イメージがつきにくいかも知れませんが、
「夫婦の子育てリソースを
旦那さんの会社が不当に搾取する問題」
というものが今の日本社会を
覆っているように私は思います。
株式会社HANOWAも、
子育て世代の女性社員を
雇用しているので思うのですが、
「なんでその夫婦の
子育てリソースの負担が
女性の側にばかり偏るの?」と、
割と憤りを感じています。
夫婦でフルタイムなんだから、
その家庭で半々で
子育て負担すればいいんじゃないの?と。
これは単にその家庭の問題だから、
他人が口出しする問題じゃないと
私も思っていた時期がありました。
しかしやっぱりおかしいことだと思うので
声に出した方がいいのではと
思うようになりました。
何より悪いのは、
旦那さんを雇っている会社側だと思います。
その夫婦が負うべき子育てリソースを、
旦那さんから搾取して残業させないと、
満足な給料も払えないような
生産性の低さなら、
社会悪なので日本社会の為に
倒産して貰った方がいいです。
一面ではこの構図の中で、
社会保障領域で事業を営む院長先生たちは
被害者であるとも捉えることができます。
歯科も、介護も、医科も、
従事して働く人は圧倒的に女性の方が多い
産業です。
彼女たちは独身の時は何も気にせず
フルタイムで働きますが、
子どもができてからは
旦那さんが当たり前のように家にいない場合、
復帰するに際して大幅な就労時間の制約を
受けます。
ずっと続いてるものだからか、
みんな慣れてしまって
何も思わなくなってるのかも知れませんが、
やっぱりおかしいと思います。
我々はもっと団結して、
女性スタッフの配偶者を雇う企業に向かって、
「その夫婦の子育てリソースを
勝手に搾取するな!
女性を雇う側の企業に割を食わせるな!」
と叫んでいいように思います。
ここからは厳しい話ですが、
一面として被害者でもある一方、
我々男性リーダーの働き方次第では、
その悪しき社会構造を
強化してしまっている現状もあります。
例えば私や、このレターをご覧の
院長先生自身が率先して
1日10時間、12時間働いている姿を、
目の前の女性スタッフがご覧になった時、
彼女たちはどう思うでしょう?
「男性はそういうもの」と思わせてしまったら、
この悪しきサイクルを
より強固にしてしまうことに
加担してしまいかねません。
本当に無責任なことを言いますし、
やり方は全く分かりませんが
このままじゃダメだと思います。
インフレで物価も人件費も
上がり続けているのも知ってます。
診療報酬は上がらず、
どんどん苦しい経営環境となっていることは
百も承知ですが、
それでも院長は家に帰りましょう。
子どもの話を聞きましょう。
土日は家族で出かけて、
撮った写真を月曜日に女性スタッフに見せて、
「やっぱりイマドキはこうよね。
うちの旦那の会社ってやっぱりおかしいわよね」と
思って貰いましょう。
その「さざなみ」が
やがて大波に変わるはずです。
本当にこの国に今必要なのは、
「女性の社会進出」よりも
「男性の家庭進出」だと思います。
男が家に帰らんから、女が出れんのや、と。
さっさと家に帰りましょう。
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平
p.s
今思うと「女性の社会進出」って昭和のオジサンが考えたコンセプトみがすごいですね。
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