HANOWAレター for DC 2023年12月号(vol.18)

こんにちは、HANOWAの新井です。
11月にご利用頂いた
全国398医院の皆さまありがとうございます!
このお手紙は
全国のHANOWAにご興味をお持ち頂いた
およそ2,500ほどの医院全てにお送りしています。

10月号にて、
HANOWAのエンジニア採用活動の裏側を
公開しました。
結果として、おおむねこの半年間程度で
人材紹介会社や求人媒体企業に
600万円以上お支払いして、
トータル3名のエンジニアが
新しくHANOWA社内でお仕事を始めました。

なかなかイカツイ年収の人たちが入ってきて、
背筋が伸びます。

でも初速の時点でこの3名は
もう本当に大正解で、
早速高いパフォーマンスを
発揮してくれています。

混迷極めるスタートアップ企業では、
規模相応だったり、
支払い能力以下の塩梅の人材を雇ってると
なかなかスピード感を持って
事業を前に進めることは叶いませんね
(一方長期投資も大事)。

思いっきり背伸びして
ハイクラスで価値観の合う人材に
積極的にオファーして巻き込んで行かないと。

そのクラスの人材は勝手に課題を見つけて、
仕事を作って、解決してくれます。

3年以上経つソフトウエアには
至る所に技術の負債が溜まります。

スピード感を持ってそれらを一掃し、
さらに使い勝手を
向上させていくことができる予感がする
年の瀬です。

コスパのいい理念。コスパの悪い理念。

先生の医院は理念がおありですか?

理念でも、ミッションでも、パーパスでも、
フィロソフィーでも何でもいいです。

上記の採用活動に続き、
HANOWA社内での取り組みです。

元々HANOWAは
「歯科業界の人材不足を解消するぞー」
からスタートしたのですが、
3年もやる中で考えも変わって来ました。

決定打になったのは
HANOWAの広告費の比重です。

本当にこの業界、
「人」が足りないのなら、
我々はパートナー獲得の為に
膨大な金額の広告費を使うはずです。

現実はパートナー獲得の4倍近く
「歯科医院」獲得に広告費を使っています。

もちろん単発勤務が忌避され、
オメデトウ制度の存在の周知が
追いついていないなど
細かな理由はあると思います。

この事や、
僕自身が2016年から医院の求人支援をしてた
実地での肌感覚も合わせると、
「この業界で本当に足りないのは
『人材の数』ではなく
『労務環境として正常な歯科医院の数』」
と言う理解に僕の中で至ります。

言葉が悪いのは分かりますが、
先に進みます。

人材不足を解消しようと始めたものの、
本当の課題が
途中で我々の中で変わってしまったわけです。

その違和感を半年1年ほど抱えながら
日々実務を続けていましたが、
つい先日新しい
「目指す方向性」の素案
のようなものができました。

(仮コーポレートミッション)
医療従事者が等身大の誇りを持てる
新しい循環をつくる。

例えば院長先生の中にも、
もう経営から解放されたくて、
勤務医に戻って臨床だけをしたい方も
いらっしゃると思います。

コメディカルの人達にはなぜか、
異様に低い自尊心を持って
日々勤務にあたる方もいらっしゃると思います。

そんな彼ら彼女らに、
新しい循環に触れてもらい、
等身大の誇りを持てる様に支援する。

そんな願いをこめて、
プロのコピーライターさんと一緒に
作りました。

まだ素案ですが、
概ねこの方向性、
この指針に向かって貰う事を
今いるHANOWAのスタッフにも、
これから入るスタッフにも求めます。

求める以上は経営者である僕が
誰よりもこの方向性にコミットします。

こういったフレーズが決まると、
これに賛同できない人を
採用時にあらかじめ除外できる上に、
賛同する人は熱心に門を叩いてくれる様に
なるはずです。

母集団を集める前に、
自分の組織の方向性を定めることは
とても大事です。

とても脳に汗をかく作業ですが、
今後このコーポレートミッションが
僕らの採用活動を助けてくれる気がします。
今月もありがとうございました!

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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