歯科衛生士の退職が決まったら、診療に影響が出ることがないように、早めに人員を確保しなければいけません。
そう思って求人広告を出したり、知人に声をかけるなど、さまざまな方法で探していても上手く見つからないことも——
新しい歯科衛生士が入る前に退職のタイミングが来てしまって、人手不足に困ったことがあるという院長先生も多いのではないでしょうか。
今回お話をうかがった神部歯科医院の神部賢先生も、思いがけずスタッフの産休や退職が重なってしまい人員不足に…。
そのときに知ったのがハノワだったそうです。
どんな歯科医院にも起こり得る、危機的状況に役立つハノワの活用方法について、神部先生に詳しくお聞きしました。
今はスタッフが充足しているから大丈夫…という院長先生も、万が一のときに備えるためにぜひ最後までご覧ください。
動画も配信しています
動画では、神部先生がハノワを使って感じたことを忖度なしにお話ししてくださっています。
スポットで歯科衛生士に入ってもらうって実際どんな感じなのだろう?と気になっていらっしゃる院長先生にとって、参考になる動画となっています。ぜひご一緒にご覧ください。
院長先生プロフィール
神部 賢 先生
医療法人社団GOD 神部歯科医院(東京都 中目黒)院長
日本歯科大学卒業。さまざまな歯科医院で経験を積んだのち、2011年に神部歯科医院の副院長に就任。2017年からは院長として「健康寿命の向上」を医院理念に掲げ、患者様の豊かな人生のためにより良い治療を提供している。
歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたところにハノワと出会い、ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われました。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!
神部歯科医院について
はじめに、神部歯科医院の理念についてお話しいただけますか?
当院が大切にしている理念は、「健康寿命の向上」ですね。
日本は平均寿命は長いですが、健康寿命はそれよりも10年くらい短いんですよ。
寝たきりや要介護になったりする人も多いので、自分の歯で噛むことができるようにサポートすることが、健康寿命の向上につながると考えています。
いつまでも自分の歯で食べられるって、とても大切なことだと思います。
神部歯科医院は歯科医院としては珍しく、管理栄養士さんが在籍しているんですよね。
はい。
現在は常勤の歯科衛生士が3名と非常勤が3名、受付や歯科助手の仕事をしてもらっている方が4名いまして、その3名が管理栄養士の資格を持っているんです。
近々技工士にも加わって頂きます。
初診の時に管理栄養士にコンサルをしてもらったりしていて、これからは栄養指導や食育にも力を入れていきたいと考えています。
ハノワを使い始めた理由
では、ハノワを使い始めたきっかけについて教えてください。
勤務している女性の歯科医師が産休に入ることが決まっていたんですが、産休に入る直前に歯科衛生士の体調不良が重なってしまって。
歯科衛生士が0人になってしまったんですよ。
メインテナンスのアポも入っていて、これは診療を続けることができないな…と思っていたときに、知り合いにハノワを教えてもらったんです。
そうだったんですね。
大変な時期をハノワを活用して乗り切って、現在はスタッフも揃いつつある…といった感じでしょうか。
はい。
ハノワを使い始めたころは、歯科衛生士の確保のために必死にコンタクトを取っていました。
11月に、もう1人歯科衛生士も入りますし、今は落ち着いています。
歯科衛生士が揃ったので、お世話にならずにすみそうです(笑)。
ハノワの魅力
神部先生が感じていらっしゃる、ハノワの魅力とは何でしょうか?
①必要なときにピンポイントで来てくれる歯科衛生士を探せる
人手不足で困っているときに、ピンポイントで日にちで検索して、来てくれるパートナー歯科衛生士さんを探せるのはいいですね。
これは一般的な求人では不可能ですし、助かりますね。
土曜日はパートナー歯科衛生士さんを探している歯科医院さんが多いので、なかなか見つからないこともあったのですが。
それでも最近は、ハノワを利用する方も増えてきたようで、見つけやすくなっています。
②求人広告を出しても応募がこない時期を乗り越えられる
求人に応募がなくて歯科衛生士がいない状況になっていても、定期検診の方だと結構前から予定を入れてしまっているので、どうしても診ないといけないじゃないですか。
そんなときに、ハノワのパートナー歯科衛生士さんに来てもらうことでクリーニングとかメインテナンスができるのは助かりますね。
そうですよね。患者様に長く待っていただくわけにもいきませんし。
定期検診の患者さんを後回しにしてしまうと、患者さんも不安になるでしょうし、他の歯科医院に行ってしまうかもしれないので、ハノワを使ってよかったです。
③常勤スタッフの対応力が上がる
いろんなパートナー歯科衛生士さんと接する中で、新しい学びがあったようです。
ピンチはチャンスと言いますし、いい経験になったと思います。
ハノワを使ってみて困ったこと
ハノワを使ってみて、困ったことはありましたか?
“スポットで歯科衛生士さんに入ってもらう”ということが初めてだったんですが、どうしても一人ひとり好きな清掃道具やスキルが違ったりしますし、メインテナンスの考え方も違うのが難しいですね。
ハノワのパートナー歯科衛生士さん用に自院のメインテナンスの流れマニュアルを作って、すぐに仕事ができるように準備しました。
口腔内写真もラミネートして倍率まで記載して。中には口腔内写真が撮れない方や、AIR FLOWを使えない方もいらっしゃいましたが、ほとんどの歯科衛生士さんには一連の流れは伝わるので喜ばれましたね。
歯周病検査もiPadに入れていくのですが、最初は自院のスタッフがフォローしたりして、慣れていってもらいました。
丁寧なサポートをしていただき、ありがとうございます!
フォロー体制を作るのは大変でしたが、助けてもらった部分は大きかったです。
ハノワはこんな歯科医院におすすめ
ハノワはどんな歯科医院におすすめできると思いますか?
やはり、人手不足で困っているときにスポット的に使うというのがおすすめなので、いろんな歯科医院にニーズがあると思いますね。
私は先々の予定もしっかり埋めておきたいので、2〜4週間くらい前から入ってもらえそうなパートナー歯科衛生士さんにアプローチをしていましたが、急に人手が必要!という場合にも活用できると思います。
今後のハノワの活用について
今後のハノワを活用方法について、お聞かせいただけますか?
私は、歯科医院の方向性やビジョンに賛同してくれるスタッフと、それを気に入ってくださる患者さんがいて、はじめて歯科医院は成り立つと考えているんです。
特に、歯科衛生士は患者さんに直接処置をするプレイヤーという立場だから、コロコロ変わって患者さんが不安に感じてしまうことがないようにしたいな、と思っています。
ですから、ハノワは本当に困ったときに駆け込むような感じで、緊急時に利用したいですね。
編集後記
神部歯科医院としては、これからもスタッフの入れ替えはできる限り少なくしていきたいとお話ししてくださった神部先生。
それでも、思いがけない緊急事態が発生することはどうしてもあります。
歯科衛生士がいないことで診療が滞ってしまうのは、歯科医院にとっても患者さんにとっても避けたい事態です。
もしものときにはハノワがある!
そんな頼れる存在として、ハノワは皆さまの歯科医院の運営をサポートしています。