歯科医院の経営において「人員不足」は深刻な課題です。
普段は人員が足りていても、年末年始のシフト調整や新型コロナなどの不測の事態によって、一時的な人員不足に頭を抱えたことがある院長先生は多いのではないでしょうか?
普段は足りているけれど、スタッフが長期間休むことになったら困ってしまう…
でもそのために固定費を抱えてスタッフを増やすのは難しい。
実際に多くの院長先生から、そのような声をお聞きします。
今回お話をうかがった「ふく歯科・こども矯正歯科クリニック」の福原康弘先生も、同様のお悩みを抱えていたお一人です。
しかし、人手が足りないときだけハノワを活用するという方法を取り入れた今は、固定の人件費を抱えなくても「困ったときに頼れる先がある」という心の余裕が得られたと話してくださいました。
そんな福原先生のお話からは、人員不足の不安解消の大きなヒントを見つけることができるはずです。
インタビューでは実際に利用してみたハノワに、どのようなメリットを感じていらっしゃるのかなど、詳しくお答えいただきました。ぜひ最後までお楽しみください。
動画も配信しています
コロナの影響で急にスタッフが不足してしまったという非常事態を、ハノワを活用して乗り越えた福原先生のリアルな声をお届けします。
人員不足で悩む先生に共感していただける内容になっていますので、ぜひ合わせてご覧ください!
院長先生プロフィール
福原 康弘 先生
ふく歯科・こども矯正歯科クリニック(大阪府四條畷市)院長
地元の四條畷市にて、2020年6月にふく歯科・こども矯正歯科クリニックを開業。「家族で通える歯医者さん」として予防歯科をはじめ、むし歯・歯周病治療、小児歯科、矯正治療、自費治療まで対応し、地域に愛されるクリニックを目指している。
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■ 経歴
岡山大学歯学部歯学科 卒業
岡山大学病院 卒後臨床研修センターにて臨床研修
尾崎クリニック 勤務
モリタ歯科医院 J・ペリオインプラントセンター 勤務
医療法人塩見会 しおみ歯科クリニック 勤務
■ 所属学会
日本歯周病学会 認定医
歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたところにハノワと出会い、ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われました。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!
ふく歯科・こども矯正歯科クリニックについて
はじめに、ふく歯科・こども矯正歯科クリニックの理念についてお聞かせください。
当院では、3つの医院理念を掲げています。
1つ目は、「自分たちの仕事の価値に気づき、仕事を好きになり、誇りをもって生き生きと輝いて働くことによって、こどもが憧れる未来をつくることに貢献する」。
2つ目は、「予防歯科の重要性を啓発し、小児期からのむし歯予防、歯周病予防、不正咬合予防、口呼吸予防に取り組む」。
そして3つ目が、「歯科医療を通じて患者様に寄り添い、お口の健康と彩り豊かな生活をサポートする」というものです。
1つ目の理念として「こどもが憧れる未来をつくること」にフォーカスされているのが珍しいなと感じました。
何か理由があるのですか?
医院理念に当院の柱となるような内容を盛り込みたいという思いがあったんです。
こどもって未来の大人で日本の宝なので、そのこどもたちに「働くっていいよね」「早く大人になりたい!」って思ってもらえるように頑張ることが、私たち歯科医療従事者にできることだと思うんです。
身近な大人が生き生きと働いている姿は、こどもたちにとって憧れの対象になりますし、それがより良い未来につながるということですね。
はい。
スタッフみんなが「自分たちが頑張ってやっていることは価値があることなんだ」と感じながら働くことって、仕事に対するモチベーションにもつながると思うので。
当院では医院理念の一番目に掲げています。
ハノワを使おうと思った理由
ハノワを使おうと思った理由を教えてください。
最初は、『お試しマッチング※』に興味を持ったことがきっかけでした。
※ハノワでは、初回勤務の前に歯科医院の見学・面談・相性確認などを目的とした30分程度の『お試しマッチング』を推奨しています。
開業当初からハノワに登録はしていて、『お試しマッチング』に関するメルマガを読んだときに「これを活用すれば、急な人員不足のときに助けてもらえるのでは?」と思いまして。
数名の歯科衛生士さんと『お試しマッチング』をさせていただいたんです。
『お試しマッチング』をした後すぐに、ハノワのパートナー歯科衛生士に来てもらったのですか?
いいえ。
当時は開業当初でそこまで患者さんが多くなかったこともあって、登録から1年半くらいは実際にハノワを利用するってこともなかったんですけど…。
コロナの第5波のとき、家族がコロナ陽性になったスタッフが、濃厚接触者ということで2週間ほどお休みすることになったんです。
しかもそういうスタッフが1人ではなくて……。
複数人が10日〜2週間出勤できないってことになって、通常の診療が回らなくなってしまったんです。
そのときにハノワのパートナー歯科衛生士さんに助けていただきました。
まさに不測の事態ですね。
スポットで入ってくれるパートナー歯科衛生士さんがいて良かったです。
そうですね。
普段は基本的には人員は足りているんですけど、こういうトラブルのときやスタッフが有給を取りたいときなど、必要なときに来てもらえるのは本当に助かるな、と改めて感じました。
ハノワの活用法
現在はどれくらいの頻度で、ハノワを活用されていますか?
4月に新卒の方が入ってきてくれたこともあって、現在は積極的に利用してはいませんが、コロナの第5波のときのように人員不足で困ったとき週に1、2回程度利用するといった感じですね。
今は人員が充足しているとのことですが、『お試しマッチング』は続けていらっしゃるのですか?
そうですね。
今後も不測の事態に備えて続けていくつもりです。
依頼できるパートナー歯科衛生士さんが多い方が、いざとなったときに慌てなくて済むという安心に繋がると思いますので。
ハノワに興味を持つきっかけが『お試しマッチング』だった福原先生ならではの活用方法ですね!
新たにハノワのパートナー歯科衛生士さんに来ていただく際も、事前に色々な説明もできますし、お互いの不安の解消につながっているのではないかと感じます。
たしかにパートナー歯科衛生士側も、勤務前に診療方針や医院内の案内などをしていただけると安心します。
また「当院の認知を広げる」という意味でも、積極的にいろんなパートナー歯科衛生士さんとのつながりを広げていきたいと思っています。
歯科衛生士さんの知り合いは歯科衛生士さん…ということも多いですし、ハノワを利用することでパートナー歯科衛生士さんに当院のことを知ってもらえたら、今後の求人や患者さんを集めたりする際に役立つんじゃないかな、と考えています。
ハノワの魅力
ハノワの魅力を教えてください。
①固定費を抱えずに人員を確保できる
経営目線でいうと、手数料はかかっても固定の人件費を抱えなくて済むことが一番のメリットだと感じています。
ちなみに、「手数料が高い」というお声をいただくこともあるのですが、福原先生は率直にどうお感じになられていますか?
固定費として抱えなくて良いのであれば、そこまで問題ではないというのが私の感想です。
どの時間帯も常に忙しいわけではないので、常勤で1名雇うのはちょっとな…と感じる部分もあるんですよね。
あとは、パートで午後だけ働いてくれる人とか、忙しいときだけ入ってもらう非常勤のスタッフを募集したところで、条件的に厳しくて集まらない可能性が高いので。
忙しい時間帯だけハノワのパートナー歯科衛生士さんに来ていただけるのは、大変ありがたいなと感じています。
②レベルの高い歯科衛生士に来てもらえる
あと、パートナー歯科衛生士さんの印象がすごくいいですね。
具体的にどのような点が好印象でしたか?
パートナー歯科衛生士さんからすると、勝手もわからない初めての歯科医院に来て働くって、簡単なことではないと思うんです。
でも実際一緒に働いてみると、たどたどしくて頼りないとか、逆に足を引っ張るみたいなことは全くなくて、むしろ助けてもらいましたね。
まるで「しばらく当院で働いている方」みたいな感じで、患者さんや他のスタッフとコミュニケーションをとってくれたり。
すごく意識やレベルの高い歯科衛生士さんが登録されているんだな、という印象を持ちました。
ハノワを活用して変わったこと
ハノワを活用される前と後で、何か変化を感じられていることはありますか?
一番大きな変化としては、「困ったときに頼れる先がある」という心の余裕が得られたことかなと思います。
いつどんなときでも頼れる先があるのは、大きな安心に繋がりますよね。
そうですね。
それ以外にも、常勤のスタッフがハノワのパートナー歯科衛生士さんとコミュニケーションをとることで、情報交換の場が生まれたことも変化した点の一つです。
他院の歯科衛生士さんと話せる機会ってなかなかないですよね。
なので「こういうときはこんな器具を使っている」などの情報交換をしている姿を見て、こういった機会を作るのも大事なことだな感じました。
これからハノワを使う院長先生へのアドバイス
福原先生から見て、ハノワはどんな歯科医院におすすめだと思いますか?
個人的には、どんな歯科医院にもおすすめしたいなと感じています。
当院と同じように、今は人員が足りている場合でも、不測の事態によって人手不足になることは多々あると思うんです。
そんなときにハノワのサービスはとても助かるので、おすすめですね。
また、実際いざというときに活用するためには、前もって「困ったときに来てもらえる関係を築いておく」ことが大切だと思います。
困ったときに来てもらえる関係を築くためにも、福原先生のように『お試しマッチング』を活用するのはひとつの方法ですね。
そうですね。
また反対に、現時点で人手不足に悩んでいる歯科医院の場合、人員充足までの間、求人募集と並行して積極的にハノワを活用してみるというのも良いのではないかと思いますね。
今後のビジョン
最後に、福原先生ご自身の今後のビジョンをお聞かせいただけますか?
まだ開業して2年ですが、ありがたいことに少しずつ患者さんが増えつつあって、私がやりたい予防的な部分も形になりかけてきたなと感じています。
少しでも多くの患者さんに「この歯科医院に来て良かった」と感じてもらいたいですし、「この歯科医院に来てから歯で苦労することがなくなった!」という人を増やしていきたいですね。
編集後記
日々多くの患者さんと向き合う院長先生にとって、スタッフはとても大きな存在です。
福原先生が仰った「困ったときに頼る先がある安心感」というのは、歯科医院を経営するうえでも非常に大きな意味があるのではないでしょうか。
もっといえば、ハノワを活用することで生まれた「心の余裕」が、結果的に歯科医院全体の雰囲気の良さや、常勤スタッフさんの働きやすさにつながることにもなります。
固定の人件費を抱えず、不測の事態に備えておきたい。
福原先生と同じような考えをお持ちの院長先生は、まずはハノワに登録し、近隣の歯科衛生士と『お試しマッチンング』をされてみてはいかがでしょうか?