ハノワレター for 歯科医院 2026年5月号(vol.47)

こんにちは、ハノワの新井です。

2026年4月にご利用頂いた
全国およそ1,425医院の皆さま
ありがとうございます!

このお手紙は
全国のハノワにご興味をお持ち頂いた
およそ7,000ほどの医療施設全てに
お送りしています。

考えても仕方のないことかも知れませんが、
すごい時代ですよね。令和8年。

ホルムズ海峡の封鎖とか、
近現代の教科書にあった
1970年代の「オイルショック」と同等の、
のちの歴史から振り返る出来事かも知れません。

書店などに行っても、
一昔前のSDGsや
社会の持続可能性などのテーマは
もはやなりをひそめて、
リアリズム/地政学/力こそが正義などの、
戦乱の世を思わせるような
キャッチコピーの書籍が平積みされ、
飛び交っています。

なんだか医院経営の世界でも、
「医療費原則3割負担」「診療報酬改訂」などの
ニュースを見かける度に、
淘汰の加速、力のある者が生き残り、
ない者から退場する世知辛い世界観が
漂って来ますね…。

【100人以上のスタッフと対話して見えたこと】

先日、
社員と話していて思い出したことがあります。

2019年に株式会社HANOWAを設立して、
まだ7年なのですが、
割と社内の文化や価値観が統一されていたり、
理念パーパスが浸透している方だと感じると、
自社の社員からポジティブなフィードバックを
貰うことがあります。

今思えば、
自分の会社経営のベースや原体験は
2015年から2017年ごろの、
歯科医院の採用代行をこなしていた頃に
形作られたなと思うことが大いにあります。

当時の私は
( 今でこそ先生方のお手元に
かなりの量の広告が届いているかと思いますが )
歯科医院専属の採用代行や採用コンサルとして、
毎日来る日も来る日も、
グッピーやジョブメドレー、Indeedの求人票を
代わりに作成しては母集団を集め、
面接の同席をし、
欠員を補充する採用代行屋さんとして
活動していました。

当時同じようなことをしていたのは
神奈川県のあたりで活動していた
Sさんと私ぐらいだったように思います。

やることといえば、
行く先々の医院で適当なことを書いて
求人票を載せれないので、
インタビューを院長のみならず
在籍する歯科衛生士さんや歯科助手さんにも
実施して、
医院の良いところ悪いところを引き出し、
期待値を調整しながら
しっかり魅力が伝わる文章に
落とし込むわけです。

で、数えることも途中でやめましたが、
2016年の前半だけで
軽く100人以上は
各地の歯科医院に務める職員さんと
1対1でヒアリングを重ねました。

想像はつくと思いますが、
こちらが医院の魅力を引き出そうと思って
臨むも、まぁそういった場では
ほぼ医院の愚痴しか出て来ません。

その中で圧倒的No.1、
トップオブトップの愚痴が
「院長が何を考えているか、分からない。」
です。

これが一番でした。

パワハラや労務環境の問題も
もちろん出てきます。

言っていることとやっていることの
一貫性がない
( 「『接遇が大事』と言いながら
一番患者を待たせているのが院長の治療」 )
という話もまぁ多かったです。

このクリニックはどこへ向かうのか。

自分たちはなぜここで働いているのか。

それが分からないまま、
毎日診療に立っているという感覚だそうです。

有難いことに、
この時の経験がHANOWAの経営に
今になって役立っていると思うことがあります。

このHANOWAレターも
ユーザー向けのみならず、
社員に向けても
私が考えていることを発信するツールの1つと
させて頂いています。

力こそ正義。
リアリズム。

社会の不安が高まり、
希望や理想が語られる機会が
希少になればなるほど、
逆に人々は未来に希望が持てる、
自分が期待を寄せることが出来るメッセージを
相対的に求めるんじゃないでしょうかね。

グローブも手に入りずらい、
診療報酬もどうなるか分からない。

先のことが読めないのは院長も同じです。

が、「希望」が希少な資源となる今こそ、
「希望」あるメッセージが
刺さりやすいんじゃないでしょうか。

それこそがリーダーの、
一丁目一番地の仕事なんだろうなと思います。

今月はそんな感じです。
来月もよろしくお願いします。

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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