大切なのは『上手く活用する』こと。HANOWAのおかげで、歯科医師が治療業務に専念できるようになりました!

大切なのは『上手く活用する』こと。HANOWAのおかげで、歯科医師が治療業務に専念できるようになりました!

どんな働き方、雇用形態にもメリット、デメリットがあるのは当然です。

HANOWAも、“正社員採用 vs スポット勤務のHANOWA”と比較されることがあります。

しかし、どちらに注力するかのバランスは経営方針によっても異なるので、歯科医院ごとの課題解決につながる活用方法こそが『正解』なのではないかと感じています。

ドリーム歯科クリニックの木村先生は、1枚のFAXからHANOWAの存在を知り、人員不足を解消するために活用するようになったそうです。

医院の方針として、常勤のスタッフ採用での充足を目指しながらも、HANOWAのメリット、デメリットをご自身できちんと理解されたうえでHANOWAを活用。

自院の目指す『在り方』を、ポジティブに試行錯誤されている姿勢がとても印象的でした。

目先の人員不足で頭を抱えていらっしゃる院長先生はもちろん、これから先の歯科医院経営に悩まれている院長先生にもご紹介したいエピソードが詰まったインタビューです。ぜひ最後までお読みください。

目次

院長先生プロフィール

木村 慎一 先生

ドリーム歯科クリニック(福岡県福岡市中央区)院長

『患者さんに、夢と感動を与え続けたい』という想いのもと、歯科医院に対して抱かれがちな『痛い』、『怖い』といった通院ハードルを少しでも下げるべく、笑顔で温かい対応を徹底した医院経営を行う。歯科医師としてのキャリアは20年以上。新しいチャレンジとして、自身にとって3院目となるドリーム歯科クリニックを2006年に開業。

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■ 経歴

1983年 九州歯科大学 卒業
1986年 福岡市早良区で きむら歯科 開業
2004年 福岡市早良区で 室住団地歯科クリニック 開業
2006年 福岡市中央区で ドリーム歯科クリニック 開業
2012年 福岡市中央区で ドリーム歯科クリニックPLUS 開業

■ 資格

特定非営利活動法人 日本顎咬合学会 認定医
ITI国際インプラント・再生医学会
公認インプラントスペシャリスト

■ 所属団体

公益社団法人 日本歯科医師会
一般社団法人 日本ヘルスケア歯科学会
※ドリーム歯科クリニックは日本ヘルスケア歯科学会の認証診療所です
公益社団法人 日本口腔インプラント学会
日本包括歯科臨床学会
床矯正研究会
国際歯周内科学研究会
WTS(Win-Winの楽しい歯科医院を普及する協会)
福岡市矯正研究会
福岡オルソドンティクス
ヘルスケア・ウエスト

インタビュアー紹介 

歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!

『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたところにHANOWAと出会い、HANOWAでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われました。

  • 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
  • HANOWAを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。

そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!

ドリーム歯科クリニックについて

わだやん

最初に、ドリーム歯科クリニックの理念やコンセプトをお聞かせください。

木村先生

『夢があふれる歯科医院』をコンセプトに、患者さんとスタッフさんの笑顔が広がる医院を目指しています。

わだやん

定期的にイベントも開催されているそうですが、これも理念に基づいて始められたのですか?

木村先生

そうですね。母の日、父の日、ハロウィン、クリスマスなど、月に1度は必ず何らかのイベントを開催しています。

木村先生

母の日だったら、お子さんにお母さんへのメッセージを書いてもらって、お母さんにプレゼントする……みたいな企画です。

患者さんも喜んでくださいますし、スタッフも楽しみながら取り組んでくれています。

わだやん

素敵な取り組みですね!
木村先生にとって、ドリーム歯科クリニックが3軒目の開業となりますよね。ドリーム歯科クリニックならではの特徴は、どんなところでしょうか?

木村先生

競争が激しい街の中心部での開業ということで、歯科医院としての“独自化”を突き詰める必要があると考え、特にハードの部分に力を入れました。

西鉄「平尾駅」直結でアクセスも抜群のドリーム歯科クリニック
木村先生

もともと歯医者って『怖い』とか『痛い』といったイメージがありますよね。
少しでも患者さんに楽しく通っていただきたいとの想いから、テーマを決めた内装にこだわりました。

木村先生

・ニューヨークスタイル”治療室” Manhattan(マンハッタン)
・癒しの沖縄風”治療室” Hibiscus Room(ハイビスカスルーム)
・予防先進国フィンランド風”予防室” Aurora Room(オーロラルーム)

などがあります。

\詳しくはドリーム歯科医院の院内ツアーをCheck/

わだやん

内装への想いともつながるかもしれませんが、木村先生が患者さんと接するうえで心がけていることはありますか?

木村先生

患者さんとのやりとりのなかで、“ボタンの掛け違い”がないよう心がけています。

患者さんが求めていることと、こちらがしたいことの折り合いをつけることが大切だと思うんです。

わだやん

大切な視点ですね。
印象に残っている具体的なエピソードはありますか?

木村先生

以前、30代くらいの女性が来院されたんですが、歯がボロボロの状態だったんです。

「どうしてこんなになるまで歯科医院に来れなかったの?」と聞くと、女性は「こんな状態を見られて、歯医者さんに怒られるのが怖かった」とおっしゃったんです。

木村先生

最初は緊張した様子でしたが、話をしていくうちに少しずつ気持ちもほぐれた様子で。

女性は「この歯科医院だったら治療していけそう」と言ってくださったんです。

木村先生

インプラントや矯正治療、ホワイトニングなどをやらせていただき、約2年をかけて見違えるほど綺麗になって。

その後女性から「彼氏ができて、結婚します!」と報告をいただいたときは、とても嬉しかったですね!

木村先生

歯を治療することで、患者さんの人生は変えられるということを実感し、改めて『患者さんの心からの笑顔』を創造できるよう頑張っていきたいと感じました。

HANOWAを使おうと思った理由

わだやん

HANOWAを使おうと思われたきっかけを教えてください。

木村先生

最初のきっかけは、たしかFAXだったと思います。

ちょっと人手が足りないから……と軽い気持ちで使ってみたら、ちゃんと来てくださって。今も継続的に活用しています。

わだやん

現在スタッフは、何名いらっしゃるのですか?

木村先生

歯科衛生士は常勤が3名、パート1名で2024年4月からあと1名入る予定です。
歯科医師は常勤3名パート1名で、受付は2名、歯科助手が3名。

歯科助手はあと1名新たに入る予定となっています。

わだやん

かなり採用が好調ですね。どういった経路からの採用ですか?

木村先生

採用媒体からがメインですね。
採用には人手不足の時代ですので、苦労しています。
直近では、長く勤めてくれたスタッフが出産のために退職しまして…。

体感的には3年ごとに苦労している感じですかね。

木村先生

年明け以降、色々な採用媒体経由で応募がかなり集まったので、人員不足が解消しつつあります。

HANOWAの活用方法

わだやん

現在は、HANOWAをどのように活用されていますか?

木村先生

メインテナンスが集中する土曜日と、訪問診療で歯科衛生士が1名外に出てしまう水曜日に、HANOWAのパートナー歯科衛生士に来ていただいています。

わだやん

訪問診療をHANOWAのパートナー歯科衛生士にお願いすることはありますか?

木村先生

どちらかというと外来を希望されている方が多い印象なので、これまで訪問診療をお願いしたことはありません。

もし、訪問診療の経験がある方だったら、今後はお願いしてもいいのかなとは考えています。

HANOWAの魅力

わだやん

HANOWAを実際に使ってみて、どういった点に魅力を感じていますか?

①求めている曜日・時間に来てもらえる

木村先生

こちらが求めている曜日や時間にスポットで来てもらえること、そして合意までのスピードの早さが魅力だと感じています。

木村先生

人員が不足する「隙間」をHANOWAでつなぎ合わせて、安定的な運営ができています。

わだやん

HANOWAを活用するときは、いつも同じパートナー歯科衛生士に依頼していますか?

木村先生

なかなかそうもいきませんが、初めてのときは自院のやり方を教える必要がありますし、患者さんのことを覚えられるという点でも、同じ方に来てもらえるとありがたいとは思っています。

欲を言うと、毎回同じ方は無理でも、2名くらいのパートナー歯科衛生士に順番に来てもらえたらいいですよね。

木村先生

とはいえ、それを差し引いても余りあるくらい、HANOWAには助けてもらっていますよ。

②歯科医師が治療業務に専念できる

木村先生

HANOWAを活用するまでは、メインテナンスが集中する土曜日に、歯科医師がメインテナンスを行うことがしばしばあったんです。

木村先生

HANOWAを活用するようになってからは、歯科衛生士がメインテナンスに入ってくれるので、歯科医師が本来の治療業務に専念できるようになりました。

木村先生

もちろん歯科医師もメインテナンスはやりますが、心のどこかで「本来の仕事ではないのに」と感じている部分もあるのではないかと思って。歯科医師としては「治療したい」という気持ちが根底にはあるのではないかと思うんですよね。

治療に専念できる今の環境を、歯科医師たちは喜んでいると思います。

わだやん

治療が必要な患者さんにとっても、診療時間短縮につながるので、きっと喜ばれますよね。

③機会損失を減らせる

木村先生

HANOWAを使うようになって、受付の方が「アポが入れやすくなりました!」と言ってくれます。

木村先生

人手不足でアポが取れないと、来週、再来週……と先延ばしになってしまうことも多かったので、機会損失を減らすことができ、医院全体の循環もよくなったと感じています。

木村先生とスタッフさんの院内での様子

HANOWAを使って困ったこと

わだやん

HANOWAを利用されるなかで、困ったなと感じたエピソードがあれば教えてください。

木村先生

以前、来てもらったパートナー歯科衛生士が、ネイルをしていたんです。しかも、普通のネイルじゃなくて、すごい迫力のあるネイルだったんです。

木村先生

当院は基本的にネイル禁止にしているので、 ネイルをした人が来るというのは想定できていませんでした。

ネイルOKの歯科医院もあるのかもしれませんが、来られたときはどうしようかと思いましたね。

わだやん

その日はどうされたんですか?

木村先生

どうしようか悩みましたが、処置中は手袋をしてもらうので、その日は仕方ないと思い、働いていただきました。

わだやん

ネイルや髪色については、HANOWAのサポートにお声をいただくことが多いテーマの1つです。
募集作成時に、ネイルや髪色についての注意書きを入れられるようになっておりますので、そちらもご活用いただければと思います。

HANOWAはこんな歯科医院にオススメ

わだやん

HANOWAはどんな歯科医院におすすめしたいですか?

木村先生

スタッフさんが足りない歯科医院さんであれば、どこでもおすすめできると思います。

わだやん

ちなみに、歯科医院の多くが担当制を採用し、1人の患者さんを長く見るという考えが浸透していると思います。
単発のHANOWAは相対するところにいるのかなと思うのですが、木村先生はその点についてどのようにお考えですか?

木村先生

それに関しては『こちらで調整するしかない』と割り切っています。
初めて勤務される方にちょっと説明をしただけで、すべてを配慮してもらうのは難しいですから。

木村先生

大切なのは、こちらが「お願いしたいことをきちんと割り当てる」ことだと思います。
目先の人員不足を解消しながら安定した医院運営を続けるのであれば、そういう風に考えるべきじゃないかと思っています。

わだやん

ありがとうございます。
歯科医院から「手数料が高い」といった声をいただくことも多いのですが、その点についてはいかがでしょうか?

木村先生

メインテナンスの保険点数は、保険診療の中で1番高いのが事実。
つまり、歯科衛生士が行うメインテナンスは、歯科医師が行う治療よりも、医院の売り上げに貢献してくれるということです。

それを考えると、多少手数料を払ってでも来てもらった方が、医院にとってはプラスになると考えています。

今後のHANOWA活用について

わだやん

2024年4月以降は人員が充足される見込みとのことでしたが、それ以降はHANOWAをどのように活用していく予定ですか?

木村先生

歯科衛生士で決定してるのは1名だけで、残り2名は面接予定なので、できたら余裕を持ってあと1名くらい雇用したいなと考えています。

ただ、面接に来られる方も他に3医院ほど見学・面接に行くようなので、採用までの競争が激しいのが現実です。

木村先生

そのため、きちんと採用が決まって充足するまでは、これまで通り、水曜日と土曜日を中心にHANOWAを利用させていただきたいと思っています。

わだやん

採用の方向性としては、HANOWAを使い続けるというより、常勤スタッフの採用での充足を目指していくイメージでしょうか?

木村先生

そうですね。
HANOWAで来てくださる方がきちんとメインテナンスしてくれて、必要なときにスポットで入ってくれるのが人件費的には1番少なくて済むとは思うのですが……。

医院で雇用することで、院内の事情やシステム、患者さんへのケアとなどを充実させることができるというのが、私の考えです。

今後のビジョン

わだやん

最後に、木村先生の今後のビジョンを教えてください。

木村先生

もう年金がもらえる年になってきたので、いつまで現役を続けるかは悩んでいるところです。
継承候補も以前はいたのですが、難しくなってしまったので、今はまた1から考えている感じですね。

わだやん

ドリーム歯科クリニックだけでなく、多くの歯科医院にとって、継承問題や歯科医師の募集は大きな課題だと思います。

木村先生

そうですね。長年経営をしていると分かるのですが、常に問題が目の前に現れては解決して…の毎日です。

若いときは『ピンチはチャンスだ』と思いながら乗り越えて、『乗り越えればもっと飛躍できるんだ』と自分に言い聞かせながらやっていましたが、この歳になると、ピンチはピンチだなって。

木村先生

ドリーム歯科を開業してあと3年で20年なので、それまでを目処に方向性を固めて、 しかるべき人にお願いできたらと考えています。
もちろん、気が変わるかもしれませんが(笑)。

編集後記

常勤スタッフがしっかり揃っているのが理想

そう考えていても、なかなか思い通りに応募が集まらないこともあります。

人員不足が続くと、安定した歯科医院経営ができなくなってしまいますよね。

木村先生は常勤スタッフの採用に注力しながら、人手が不足しそうな隙間をHANOWAでフォロー。

スポット勤務と常勤のスタッフの両方を活用することで、歯科医院全体がうまく循環するようになったのです。

目先の人員不足の陰に隠れて、『歯科医師が本来の治療業務に専念できない環境』が慢性化するなど、安定した歯科医院経営が危ぶまれるような大きな課題が見過ごされてはいませんか?

HANOWAは、そういった課題に気づくきっかけにもなれるのではないかと思います。

まずは一度お試しいただき、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

※2024年1月インタビュー時点の情報です。

大切なのは『上手く活用する』こと。HANOWAのおかげで、歯科医師が治療業務に専念できるようになりました!

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