【歯科医院向け】ハノワ勤務を断りたいとき、どうしたらいい?〜歯科医院の体験談まとめ〜

もうこの歯科医療従事者には
依頼したくない…

キャンセルが出たので勤務を
取り消したい…

こんなとき、
「どうやって断ったらいいかわからない」

そんな声が運営によく届きます。

他の歯科医院は
どんなふうに断っているのでしょうか?

また、歯科医療従事者側は
断られることについて、
どう受け止めているのでしょうか?

実際の体験談を
ハノワ登録歯科医院のみなさんに
アンケート
をしました。

ハノワを活用している歯科医院の本音を、
さっそく見ていきましょう。

【アンケート】
ハノワ登録歯科医院の
「断った」「断られた」
体験談アンケート

実施期間:2025年1月17日〜1月31日
回答数:10件

目次

大前提!48時間前ならペナルティは発生しません

勤務開始時間から48時間以上前であれば、
キャンセルしてもパートナー・歯科医院双方に
ペナルティは発生しません。

まずはこのルールを
しっかりおさえておきましょう!

ペナルティとは?

正式依頼確定後に、
歯科医院またはパートナーが
48時間以内に自己都合によるキャンセル
した場合に、段階に応じ付与されるもの。

付与されると、
プロフィール画面に
このように表示されてしまいます。

ペナルティについて詳しくはこちら

合わせて確認!

  • 確定した勤務予定をキャンセルする方法はこちら
  • 未確定の勤務予定をキャンセルする方法はこちら
  • 就労契約の締結時期・キャンセルについての利用規約はこちら

断りたいと思ったことはありますか?

「はい」と「いいえ」が
ちょうど半数ずつという結果になりました。

断りたいと思ったことがある歯科医院に、
その理由を聞いてみました。

断りたいと思った理由

  • 1位
    報酬条件と割に合わないと思った(60%)
  • 2位
    アポイントがキャンセルになった(40%)

そのほか、このような理由も

  • 勤務態度や能力に問題があった
    (事務長)
  • 当初予定していた日程と合わなくなった
    (院長)
  • メッセージなど事前のやり取りに
    違和感を持った(院長)

実際に断ることはできたのか

約60%の歯科医院が、
「上手く断ることができなかった」
「言い出すことができなかった」
と回答されています。

ハノワの元にも、
このようなお問い合わせが多く寄せられます。

お試しマッチングで
相性がイマイチだと感じた
パートナー歯科医療従事者から
勤務希望が届いたけれど、
どうやって断ればいいのかわからない。

パートナー歯科医療従事者と
メッセージのやり取りを
しているけれど、対応が悪い。

スルーしてしまいたいけれど
いいのかな?

なぜ“断る”ことがうまくできないのか
今回のアンケートで聞いてみました。

「キャンセルしようかな…」
と思い立った際、不安に感じること

  • 1位
    急にキャンセルしてもいいのか
    わからない、戸惑う(40%)

そのほか

  • 迷惑をかける罪悪感
    (院長)
  • 断る連絡手段や言い方がわからない
    (院長)
  • 連絡を見てくれるかわからない
    (院長)

また、
「一度決まったものをキャンセルしてもいいのか」
「どのように伝えるべきなのか頭を悩ませている」
といった声も寄せられました。

では、ハノワ登録歯科医院の
“断る”にまつわる失敗談や成功談

見ていきましょう!

ハノワ登録歯科医院の失敗談

断ることができなかった理由

言い出すことができなった歯科医院に、
なぜ言い出せなかったかを聞いてみました。

  • トラブルになりたくない
    (事務長)
  • 猫の手も借りたいときの
    選択肢を残したい
    (事務長)
  • パートナーからの評価が下がり、
    次のマッチングが出来なくなる
    (院長)

「言い方としては悪いですが、
最後の選択肢として残しておきたい
こともあり
キャンセルはしたことがありません。
(事務長)」という声もありました。

では、“断る”ことを実行した歯科医院は
どのように伝えたのでしょうか。

ハノワ登録歯科医院の成功談

スムーズに断ることができた事例

アポイントのキャンセルが出た

  • いつも勤務をお願いしている
    パートナーの方だったので
    万が一の緊急時に連絡が取れるよう
    電話の連絡先を伺っておりました。

    お断りの相談は、
    メッセージだと文章での伝え方も難しく、
    誤解を招いたり
    不快感を与えることを防ぐ為、
    直接のお電話をしました。(院長)
  • 予約が急にキャンセルになり
    申し訳ないのですが、
    この度の予約を
    キャンセルにさせていただきたい
    (院長)

誤解を招いたり不快感を与えることを防ぐ
ことが功を奏したのか、
その後もパートナーとの関係が
続いているそうです。

しっかりとした理由を
誠実にお伝えすれば、
トラブルになる可能性を下げられそうです。

断ることができなかったが、うまく解決できた事例

報酬条件と割に合わないと思った

  • あまりにもスキルが足らず
    (衛生士業務がほぼできない、
    逆にこちらが一から指導するような
    状態だった方)、時給設定はお高め。

    ただ人柄は良い方だったので
    お断りもしにくく。
    全ての勤務が完了した後は、
    掲載内容に
    求めるスキルをはっきり記載し、
    意図的にそういう方からは
    依頼が来ないように
    仕向けるようなやり方で応募を防いだ。
    (院長)

そもそも“断る”ということを
発生させないため、
掲載内容から変えてしまう、
というのは素晴らしい工夫ですね。

歯科医院のプロフィールをよく読み、
理解できるパートナーだけを採用する、
という一次審査的な側面も担えそうです。

万が一スキル不足なパートナーから
メッセージが来ても、
「プロフィールに記載のとおり、
●●のスキルを持つ方にのみお願いしております。」
と、断りやすくなるでしょう。

断られるパートナー歯科医療従事者はどう思っている?

ここまでハノワ登録歯科医院側の
体験談をご紹介してきました。

気になるのは、
断られる歯科医療従事者側の声…。

実際のところ、
どう思っているのでしょうか?

ハノワパートナー歯科医療従事者に
聞いてみました。

「仕方ないと思った(25.9%)」
「他の歯科医院で勤務すればいいと思った
(18.5%)」
と感じる歯科医療従事者もいる一方で、
「もっと早く連絡してほしいと思った(22.2%)」
「急遽仕事がなくなり、困った(14.8%)」
という声も。

どのようにしたら、
できるだけ歯科医療従事者に不快な思いを
させることなく断れるのでしょうか?

考慮してほしい点を聞いてみました!

キャンセルするとき、歯科医療従事者はここを考慮してほしいと思っている!

早めに伝えてほしい!
  • 前日キャンセルはやめてほしい。
    (歯科衛生士)
  • 早めに連絡ほしい
    (歯科衛生士)
  • キャンセルが分かった時点で、
    なるべく早く連絡してほしい。
    (歯科衛生士)
  • せめて2日前に連絡してほしい
    (歯科衛生士)

「ほぼ確定までいってのキャンセルは
残念だった(歯科衛生士)」
という声もあるように、
ギリギリでの連絡は、避けた方が良さそうです。

その日の時間を空けてくれている
歯科医療従事者に誠意を持って、
キャンセルは早めに連絡したい
ですね。

理由を知りたい!
  • こちらに不備があるなら教えて欲しい
    (歯科衛生士)
  • せめてメッセージにて
    理由を説明して欲しい
    (歯科衛生士)
  • 理由の説明と、謝罪の言葉があれば
    (歯科衛生士)
配慮してほしい!
  • 断りのメールに誠意がなかった。
    (歯科衛生士)
  • 無視はやめてほしい
    (歯科衛生士)
  • 申し訳なさそうに、連絡してほしい。
    「すみませんが」とか
    「申し訳ありませんが」など、
    頭につけてほしい
    (歯科衛生士)

「丁寧なメッセージを頂いたので
特に嫌な気持ちにはならなかった。
(歯科衛生士)」
という声もあるように、
相手側への配慮をもって
メッセージを送ればトラブルを回避でき、
その後も良い関係性を続けられます。

また「今後も勤務を依頼しよう
という場合は時給を上げるなど
ある程度、損失補填は要るかな
と思います。
信頼関係の回復は難しいです(歯科衛生士)」
という声もありました。

どうしても致し方なくキャンセルしたいけど、
このパートナーさんとの関係を続けたい…!
という場合は、
丁寧なメッセージはもちろん、
次回の時給を上げるなど
信頼関係を損なわない工夫ができると
よいでしょう。

アンケートにご協力くださった方の属性

今回ご協力くださった方の属性は
以下のとおりです。

ご回答いただきありがとうございました。

さいごに

アンケートからは、
断る際に戸惑いを抱える正直な声や、
うまく断るための
工夫が見受けられました。

最後に、お互いに
より良いマッチングにつなげるために
心得ておきたいポイントをご紹介します。

  • 断るときは早めに、丁寧に
    • 致し方ない理由や、
      自院とミスマッチな歯科医療従事者へ
      お断りする際は、
      “早めに・丁寧に”を心がけましょう。

      労働者だからと見下さず、
      人と人としての“誠実さ”を忘れずに
      対応
      すれば、
      大きなトラブルになったり、
      自院の評判を落としたりすることなく、
      相性の合うパートナーと
      よい関係を続けられます。
  • そもそも断らずに済む工夫をする
    • プロフィールで
      どんなスキルをもつパートナーに来てほしいか
      明確に記載する、
      メッセージのやり取りで
      違和感を覚えたら
      その時点で断る、など、
      勤務確定前にできる工夫を
      取り入れましょう
  • 断ることができる余裕をもつ
    • 合わない歯科医療従事者とのマッチングを
      断ることができる環境を整えておくことは
      大切です。

      人員に余裕があるときこそ
      『お試しマッチング』を活用して
      自院に合う歯科医療従事者との
      ネットワークを日頃から作っておきましょう

適切に“断る”ことは、
既存スタッフや自院を守ることに
つながります。

あなたの歯科医院に
本当に合う歯科医療従事者とのマッチングを
叶えるために、本記事の内容を活用してください。

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