自院に所属していないHANOWAのパートナー歯科衛生士と働けるおかげで、労務管理がシンプルになって雇用関係もますます良好になりました。

外山達也先生

歯科医院さんがHANOWAに登録すると、初めに『医院プロフィール』を作ります。

医院プロフィールとは、いわゆるHANOWA内での『医院の顔』となるものです。そのプロフィール文を読むだけで、どんな院長がいて、どんな雰囲気の医院なのか?ということまでが伝わる場合もあります。

今回インタビューさせていただいた
医療法人侑徳会 たつや歯科医院の院長、外山達也 先生の医院プロフィールは、こんな一文で始まり、結ばれています。

始まり
「はじめまして。ご覧頂きありがとうございます。」

結び
「打ち解けるまでは心配でしょうが、安心してお越し下さい。

たつや歯科医院のHANOWAプロフィールはコチラ

HANOWAのパートナー歯科衛生士に対する敬意や寄り添う気持ちがうかがえますし、外山先生の温かいお人柄までもが伝わってきます。

「この医院さんだったら大切にしてもらえそうだな。働いてみたいな。」と感じる歯科衛生士は多いことでしょう。

そんなスタッフ想いの外山先生が、HANOWAのどこに魅力を感じ、どのように活用されているのか、詳しく伺いましたのでレポートいたします。

動画も配信しています

スタッフや患者さんへの想いを、優しい口調で語ってくださっています。

金髪の見た目とのギャップに萌えるかも!?笑
等身大で人間味あふれる外山先生の魅力を、たっぷりお楽しみください。

目次

院長先生プロフィール

外山 達也 先生

医療法人侑徳会
たつや歯科医院(大阪府大阪市)院長

大学卒業後、大阪歯科大学の口腔外科に在籍。その後は大学の先輩のもとで小児歯科を学び、現在も大学の小児歯科講座に籍をおく。

「大好きな子どもたちが通いやすいように」と、全国でも最初期にキッズルームを設置。

医院の20周年では患者さまと一緒に大パーティーを開催して祝うほど、地域の方々との交流を大切にした医院運営を行っている。

インタビュアー紹介 

歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!

『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたところにHANOWAと出会い、HANOWAでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われました。

  • 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
  • HANOWAを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。

そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!

たつや歯科医院について

わだやん

まずは、たつや歯科医院について教えていただけますか。

外山先生

当院は大阪のビジネス街や大繁華街に隣接するエリアにあるものの、随分と落ち着いた下町なので、患者さんとの距離が非常に近いです。

特に私はこんな髪色なので(笑)、外をウロウロと歩いていると「院長どこいくの?」と気軽に声をかけてもらえます。

たつや歯科医院の外観
わだやん

素敵です。患者さんとの距離が近いのは、診療において「心を通わせる」という点でも大切ですよね。

たつや歯科医院は『予防歯科』を中心とした治療方針を掲げていらっしゃいますが、どんなキッカケがあったのですか?

外山先生

母親の実家がすぐ近くだったので、開業当初から知人もたくさん来院してくださいました。

そこで求められるのは最先端の技術やテクニックではなくて、「誠実さ」や「真摯さ」だったんですね。

当時の私は技術が優れているはずもなく、これから努力していかなければならない時期でしたので、確実に取り組める指針として「予防」をメインテーマに掲げました

わだやん

そんな たつや歯科医院も、今年は開業23年目を迎えようとされています。

当時と比べて、考え方や気持ちに変化はありますか?

外山先生

予防に重点を置くことは変わりません

ただ、開業当初の予防は『虫歯』予防から始まりました。そこから『歯周病』予防にも取り組み、今では『介護』予防へと進みました。つまり、予防の範疇が広がりました

この理由の1つは、日本社会が「地域の中で歯科医師はどうあるべきか?」という考え方にシフトしてきたこともありますが、単純に『自分の患者さんたちが、当院といっしょに23年ぶん歳をとったから』ということも、大きな要因です。

わだやん

なるほど、患者さんといっしょに年齢を重ねてきたからこそ『予防のあり方』も自然に変化してきた、ということですね。

たつや歯科医院の治療の様子

スタッフとの関係性

わだやん

外山先生は、とてもスタッフ想いの院長先生でいらっしゃる印象を受けます。

歯科衛生士が働きやすい環境整備をされているそうですが、詳しく教えていただけますでしょうか。

外山先生

働いてくださっている方が「続けやすい職場を提供すること」が私の役目だと考えています。

女性の歯科衛生士さんは、どうしてもご結婚や出産などで勤続が途切れてしまうことが多いんですね。

(せっかくウチに馴染んでもらえたのだから、続けていただける方法はないかなぁ)と考えたところ、産後休暇や育児休暇、介護休暇などの整備を早い時期に整えることにしました。

わだやん

歯科業界全体で捉えると、こういった制度が整っている医院は少ないなぁと感じています。

外山先生

ちょうど、私自身がそういうライフステージに居た、ということでもあるんですよ。

たつや歯科医院を開業してから結婚して子供が生まれ、母親の闘病が始まり、そして亡くしました。こういった人生経験すべてが糧になっています

働いてくれる人にできるだけ「寄り添える職場」を提供することしか、私にはできませんからね。

わだやん

ご自身のライフステージと重ねて、できることから取り組まれてきたんだなぁという、外山先生の人間味がすごく伝わってきます。

あと個人的には、研修制度にも興味があるのですが。

外山先生

新人の歯科衛生士スタッフには、イチから指導を行っています。

歯科医院は本来は“学ぶ場所”ではなく、患者さんから“対価をいただく場所”なので、ベストな施術をしなければなりません。
ですが、人は誰しも初めからベストを尽くせるわけではありませんからね。

たつや歯科医院の研修ステップ

たつや歯科医院
  1. 受付業務や歯科助手業務を研修
  2. 先輩衛生士に密着して業務の流れを知る
  3. 座学に並行して模型やマネキン、対スタッフへ…と、順にTBIスケーリングなどの施術に関する技術習得
  4. ルーペやマイクロを使った施術
外山先生

また、毎月2回、歯科衛生士によるケースカンファレンスを就業時間中に行っております。

院外研修について

外山先生

他の診療所の衛生士さんと積極的に交流してほしい」という観点から、JAIDのロサンゼルスコースを始めとする各種講習会や研修会に参加していただいています。

たつや歯科医院の院外研修-1
たつや歯科医院の院外研修-2
外山先生

得られた知識のアウトプットの場として、毎月の全体ミーティング時にパワーポイントで発表していただいています。

これによって、再確認と深い理解が得られるようになります

当院で学べることは無限大ですが、歯科衛生士さん自身には意欲と時間と体力を提供してもらわないとなりません。

たつや歯科医院の報告会
わだやん

研修費用は医院から出してもらえて、代休もいただけるんですよね?

いやー、ここまで充実した制度を整えられている医院は珍しいんじゃないかなと思います。

HANOWAの魅力について

わだやん

たつや歯科医院へは、HANOWAのパートナー歯科衛生士がすでに6人ほど勤務しているんですよね。

外山先生が感じるHANOWAの魅力は、どんなところですか?

魅力① 歯科衛生士との雇用関係の向上

外山先生

まずは「自院に所属していない歯科衛生士さんと働ける」という点が魅力です。

労務管理が非常に簡単になりますし、適度な距離感を保つことができます。

良い意味でドライな関係でいられるので、パワーハラスメントを始めとする各種ハラスメントの可能性も、かなり減らすことができます。

わだやん

ハラスメントの問題は、一般的に歯科衛生士さんの離職理由の上位にありますよね…。HANOWAには、その問題を遠ざける可能性があるとは盲点でした。

魅力②『アリガトウ』機能

外山先生

次に『アリガトウ』という、相互レビュー機能による自浄作用は注目すべきです。

これまでは、私たち経営者側が一方的に査定し、給与ボーナスを決める形しかありませんでした。

でも『アリガトウ』機能によって、そもそもお互いが「良いところを見ていこう」という状態になるので、良好な結果を残していると感じています。

魅力③ ミスマッチが少ない新しい出会い

外山先生

最後は、医院の特性と合う、数多くの歯科衛生士さんと出会える可能性があることです。

HANOWAには、何人もの歯科衛生士さんが「自己PR」と「希望する時給」を掲載してくれています。

ですから、ミスマッチを減らした上で多くの人にアプローチできるという、これまでになかった出会いがあります。

就職フェアや求人媒体に依頼すれば費用がかかりますし、時間の制限もあるため、望ましいマッチングができるとは限りませんからね。

わだやん

では、HANOWAのパートナー歯科衛生士にどんなことを求めますか

外山先生

「患者さんのために何ができるのか?」を常に正しく考えることができる方と働きたいです。

たとえば、患者さんに笑顔で接したり、大きい声でゆっくりと話したり、わかりやすい説明を心がけたり。

技術よりも、患者さんが求めていることをちゃんと汲み取れて、自分で考えて動けることですね。

わだやん

パートナー歯科衛生士とコミュニケーションを図るときに、工夫されていることはありますか?

外山先生

医院専用の『HANOWAノート』を作って、1日の感想などを書いてもらっています。

気づきや提案を書いてくれる方もいるので、すごくありがたいです。

たつや歯科医院にあるHANOWAノート

外山先生の今後のビジョン

わだやん

最後に、外山先生の今後のビジョンについてお聞かせください。

外山先生

となりのおじちゃんやお子さんなど、地域の方々に『安心して来てもらえる歯医者さん』になりたいという想いがあるだけです。

外山先生

ただ、そういう町の歯医者さんが日本中に増えれば、国民みんなの健康意識が高まり、身体の状態が良くなることにつながると考えています。

ですので、みんなが幸せになれる礎となるような歯科医師・歯科医院であり続けたいです。

そんな当院にとって、歯科衛生士さんは非常に重要な地位を占めているので、HANOWAからもたくさん来ていただいて支えてもらいながら、地域の方々に「あり続けてほしいな」と思ってもらえる診療所になりたいなと思っています。

たつや歯科医院

インタビューを終えて

23年もの間、地域の患者さんに愛され続け、歯科衛生士が働きやすい環境が整っている「たつや歯科医院」。

これは、地域の患者さんだけでなく、勤務している歯科衛生士をはじめとしたスタッフやHANOWAのパートナー歯科衛生士など、関わるすべての人に対して真面目で実直に接し、行動し続けてこられた結果なのだなぁ……と感じます。

目の前の相手に対して真っ直ぐに向き合っていく姿勢を、自分自身も取り入れていきたいと思わせていただきました!

外山先生、お忙しいところご協力いただきありがとうございました!

外山達也先生

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