Z世代との
コミュニケーションが難しい！
と感じている大人世代は
多いと言います。
同じように感じている
院長先生は多いのではないでしょうか
昭和、平成の世代と違い
コミュニケーションが難しい。
関係も良好だったのに、
突然退職してしまうこともあって
扱い方がわからない…。
このような悩みを
聞くことがあります。
今までのスタッフ育成の常識が
通用しないと感じていませんか？
本記事では、
最近の若いスタッフとの
コミュニケーションの取り方について
お話ししていきます。
Z世代の特徴
Z世代とは
1996年〜2000年前半に生まれた世代
を指します。
特徴
- デジタルネイティブ
- 効率的な労働環境を求める
- ソーシャルメディアを活用
- 個性を大切にする
- 情報やサービスの即時性を求める
- チャットやメッセージアプリを使いこなす
仕事については
Z世代は
プライベートと両立して働ける職場を
理想と考える傾向にあります。
「残業が少ない」
「有給がとりやすい」
「週休3日制」
など自分の時間を
大切にしながら働けるかを
重視しています。
Z世代は仕事のために働くというより
自分の生活のために働く
という考えが強く、
私生活で得られる充実感や
幸福感を追究します。
このような傾向があると
言われています。
若い世代とのコミュニケーションの取り方
Z世代は
最短で答えを求めるため、
やる意味や意義がわからない業務に対して
不満を感じる傾向があります。
そして、納得できない不満があっても
その場では口にしないため、
表面上はいい関係であるように見えます。
そして心にモヤモヤを抱え、
不満が積み重なってしまい
「辞めます！」と言い出すのです。
周りの院長や先輩スタッフからすると、
「どうして突然！？」
と、理解できない状況に…。
そうならないためには、
仕事を頼むときに
「言葉の意味」を明確にする
必要があります。
若い世代にとって、
仕事は感情や雰囲気でするのではなく、
明確な指示や意味が大切なのです。
- 作業する目的や理由を伝える
- 作業手順や方法を明確に説明する
- 正解を明確にする
たとえば、
「器具を整理整頓して」
とだけ伝えると
言われたスタッフは
自分なりに整理整頓するでしょう。
しかし
院長や先輩が
「そうじゃない！やり方が違う」
と注意されてしまうと、
若い世代のスタッフは
やる気を削がれてしまいます。
また
機嫌によって対応が違ったり
人によって対応を変えたり
といった理不尽な態度を嫌うのも、
若い世代の特徴のひとつです。
正しい基準や怒られる基準を
ブレさせないのが
重要と言えます。
若者のことを知って理解して共感しよう
今までの価値観を押し付けるのではなく、
相手の価値観を知り、理解することが
今の若者世代とコミュニケーションを
円滑に進めるための大切なポイント。
そして、
主体性を持って動いてもらうためには、
なぜやるのか？という目的を伝えていくのが
重要です。
また
「誰かの役に立ちたい」
「いいことをしたい」
という想いが強いのも
Z世代の特徴と言われます。
1つひとつの仕事が
患者さんの健康に貢献し、
ひいては社会貢献にもつながる、
ということを、丁寧に伝えましょう。
あなたががんばることで
患者さんはこのように
喜んでくれるよ！
と、
小さな仕事も患者さんの利益につながるのを
イメージしてもらいましょう。
コミュニケーションを円滑にすれば
Z世代は
大きな戦力となります。
「若い世代はわからない…」
と諦めず
世代間のギャップを埋めていきましょう。
