Googleしごと検索(Google for jobs)は歯科医院の求人募集に使えるのか?

Googleしごと検索(Google for jobs)は歯科医院の求人募集に使えるのか?

歯科医院は人手不足を感じている医院も多く、
多くの歯科医院が様々なツールを活用して
求人獲得を考えていると思います。

その中で
最近は求人サイトなどを活用せずに
自社サイトでの求人募集や、
Googleしごと検索(Google for jobs)などで
求人獲得できると教えられて
求人募集をしているところも増えてきています。

Googleしごと検索(Google for jobs)に掲載しましょう!

と最近営業などが増えていませんか?

Googleしごと検索(Google for jobs)は、
無料で求人募集ができて、最大のメリットは
検索した際に上位表示されることです。
(GoogleのツールなのでSEOの影響は受けない)

Googleしごと検索(Google for jobs)は
上位表示もされて
一見メリットも大きいのですが、
果たして
歯科医院の求人募集に活用できる
ツールとなるのでしょうか?

すでに導入されている先生もいると思いますが、

  • Googleしごと検索(Google for jobs)
    とはどのようなツールなのか?
  • 上位表示されれば採用は増やせるのか?

ということについて解説していきたいと思います。

目次

Googleしごと検索(Google for jobs)とは?

Googleしごと検索(Google for jobs)は、
検索エンジンサービスGoogleによる
機械学習を利用した求人検索機能です。

Googleは、
インターネット上にあるあらゆる求人情報
(求人情報サイト、SNS、
企業の採用ページなど)を
収集している媒体となります。

あくまで、
求人情報サイトなどの情報を収集しているので
求人情報を直接作成することはできず、
Googleに応募者管理画面があるわけでは
ありません。

また、掲載するためには、
2つの手段があります。

まず一つ目が
Googleしごと検索に対応した求人サイトに掲載する
というものです。

この場合は
「フロムエー」や「リクナビNEXT」など
対応している求人情報に掲載すれば
自動的に収集してくれます

そして二つ目が
自社のサイトを構造化データでマークアップする
という方法です。

構造化データとは、
HTMLで書かれた情報が何を意味するのかを、
Googleを始めとする検索エンジンや
その他のクローラーに理解できるよう
タグ付けしたもののことで、
ウェブ知識が必要になってきます。

Googleしごと検索の特徴

Googleしごと検索はいくつかの特徴があります。

職種や距離、更新日等で絞り込むことができる

左上に「距離、投稿日、形態、企業
などの項目があります。

この画面上では距離を選択しているので、
検索した場所からの距離を絞ることができます。

そのため求職者は、
自分の自宅からの距離や希望の業種などの
絞り込みができます。

求人情報を直接作成することはできない

Googleしごと検索(Google for Jobs)は
検索エンジンとして求人情報を集めて
表示する機能となるため、
求人情報を作成することができません。

管理画面があるわけではない

あくまで情報を収集する
求人情報表示サービスのため、
求職者は
求人情報が掲載されている企業サイトや
求人媒体サイトへリンクで飛ぶことになります。

まとめると、
求職者は絞り込みなどはできるが、
募集する立場では、
求人情報を直接作成できないので
持っている媒体や他社求人サイトへ
リンクを飛ばす必要がある
ということです。

どちらかというと、
求人を探している求職者にとっては
検索しやすいサービス
と言えます。

歯科医院の求人募集に使えるのか?

ここまでで、
Googleしごと検索とはどのようなものかは
おわかりいただけたと思いますが、
果たして
歯科医院が効果的に欲しい人材を
獲得できるのか?
ですが、結論から申しますと
難しいのではないか?と思います。

SEO関係なく上位表示はされるのですが、
歯科医院が欲しい人材を獲得すると考えると
マッチングには向いていないと言えます。

その理由は、
検索者には有利になるのですが、
歯科医院側の意向が反映しにくいからです。

一般的な求人情報の掲載となってしまうので、
院長の細かな人柄や、歯科医院としてビジョン、
方針などは反映しにくくなります。

また、
求職者が今までどんな経験をしてきたのかを
把握することもできません。

上位表示されたから求人を獲得できるわけではない!

求人は、
検索上位に表示されたからと言って
最適な人材が獲得できるわけではありません。

ただ人材を「集めるだけ」なら
可能になりますが、
即戦力の人材や、自院に合った人材獲得となると
お互いの意向がマッチしていないと
採用してもすぐに離職してしまう可能性が
大きくなります。

院長の治療方針や、ビジョンなどを
求人情報に浸透させて、
人材のスキルや経験などを把握でき、
最適な人材とマッチングできる
ハノワなどのプラットフォームを
活用した方が、
定着を考えたときや
欲しいときに欲しい人材が獲得できます

Googleしごと検索などは無料での掲載はでき、
検索での上位表示は可能になりますが、
本当に合う人材獲得を考えた時には不向き
ではないかと思います。

オープニングなど状況に応じて使い分ける
ことが一番最適な使い方ではないでしょうか。

Googleしごと検索(Google for jobs)は歯科医院の求人募集に使えるのか?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアしていただけると嬉しいです!
  • URLをコピーしました!
目次