パートナーのあなたへ。
先月もお仕事お疲れ様でした!
今日は2月17日(月)、
2月中にもう一度寒波が来ると聞いて
収納した毛布をまた出すかどうか迷う、
自宅のデスクからこのお手紙を書いています。
初めての方にご挨拶すると、
このお手紙は毎月25日
(HANOWAの代行給与振込日)前後をめがけて、
パートナーさんにお送りしています。
原則先月ハノワをご利用頂いた
全国1,487名のパートナーさんはもとより、
一度でもHANOWAにログイン
してくださった方にも
送付しています。
『発言』と『離脱』
毎月あいも変わらず
こんな場末の文筆家の駄文に、
ご意見箱からコメントを頂けて恐縮です
(本当に場末で駄文だと思ってたら
『ご意見箱』貼ってないので
1mmも思ってないです)。
扱ったテーマがテーマだったからでしょうか。
年末あたりから沢山ご感想を頂きながら、
反応ができずすみません。
でも全て目を通しています。
ただ1つだけ反応させてください。
とある歯科医師と看護師夫婦からの
コメントでした。
先月のHANOWAレターを読んで
打ち震えたらしく、
冷蔵庫に貼って毎朝眺めてから
出勤してますとのことでした。
最後に一文
「来月も私たちを震えさせてください」
と結ばれていました。
これを読んだ私が
違う意味で震えることが
想像できなかったのでしょうか…。
重圧で指が震えながら
タイピングしています。
あの夫婦が相手を思いやる気持ちに
目覚めることを祈っています。
「発言」と「離脱」と言えば、
アルバート・ハーシュマンです。
知った風に書きましたが、
私も先月知った人です。経済学者です。
「組織や社会などのシステムを
健全に機能させるには
『発言』と『離脱』が大切だ」
が彼の主張の一つです。
例えば
レントゲンを歯科助手や歯科衛生士に
押させる医院で、
院長に向かって「違法だから辞めましょう」
と言う。
これは「発言」です。
休憩をとらせてくれない、
残業代を払ってくれない院長に対して
「労基に相談してもいいですか?」と言う。
これも「発言」です。
実際にそのまま行動を起こすのもありです。
うまくいけば「発言」によって
組織や社会が改善することもあるでしょう。
ただ、それによって改善しない場合、
あなたに残された最後の、
その組織や社会をより良くする手段は
「離脱」です。
長年、HANOWAラジオも聞いて、
毎月HANOWAレターも正座して読むような
名誉上級HANOWAパートナーたちは
分かると思いますが、
新井はあるタイミングあたりから
歯科医院で働くお悩み相談系に対して
「さっさと辞めろ」を多用、否。
もうそれしか言わなくなりました。
「とにかくそこを辞めろ」と。
所詮女性は弱いものです。
男性から見た60kgの男性など軽いものですが、
ほとんどの女性は60kgの男性には
力で敵いません。
さらに医療機関において、
相手が医師・歯科医師となれば、
例え卒業大学の偏差値がたった30でも
異常な権威ある存在でしょう。
そんな存在に対して
「発言」の為に振り絞る勇気の大きさたるや。
それを行使して組織が変わる確率を考えれば、
歯科業界で「発言」の行使は
コスパが悪いのではとも思います。
この時、最もやってはいけないことが、
泣き寝入りです。
辞めたい。辞めたいと言い続けて辞めない。
「発言」も「離脱」も行使しない状態とは、
あなた自身がその組織を肯定する一員に
なっているも同義です。
すなわち、「離脱」もまた「発言」と同じく、
その組織や社会をより良くしようとする、
主体的かつ能動的なアクションなのです。
できれば「離脱」する先は、
異業種がいいです。
「歯科業界の外でも私は生きていける。
ご飯が食べられる」
そんな自信を持ったあと、
それでもやりたかったら歯科に戻ってもいい。
そんな余裕が、
あなたに「発言」の勇気をもたらします。
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平
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