パートナーのあなたへ。
1月もお仕事お疲れ様でした!
今日は2月12日(土)。
少しだけ暖かい気温13℃。
大阪のオフィスからこの手紙を書いています。
あまり宣伝をしてないのですが、
僕とわだやんと2人
で毎週ラジオを配信しています。
ぼーっと先日聞き直していると、
どうでもいいことも多いけど、
いいことも結構話してて
自分でも
「おぉ!なるほど!」
と何個か思うこともありました。
「俺、イイこと言ってんじゃん!」
って感じです。
その中で、ちょこっと評判があったものとして、
第80話で僕が歯科衛生士の時給が上がることの
是非について話した回があります。

どんな話かというと、
「医療はお金じゃない!」
って声高に叫ぶ先生に対して、
それってどうなの?
と、あらいが疑問を呈する話です。
2022年2月現在ハノワは
14ヶ月連続で過去最高のマッチング件数を
更新し続けています。
ハノワパートナーの歯科衛生士の平均時給も
10月:1,967円
11月:1,964円
12月:1,947円
01月:1,969円
と、ジリジリと2,000円に近づいています
(あと31円が遠い…)。
ご存知の通り、
ハノワには2種類の顧客がいます。
お金を払ってくれる歯科医院と、
お金を払ってはくれないけれど、
働いてくれる歯科医療人材です。
この3者が、なんかイイ感じになって、
イイ感じに成長しているのがハノワ界隈です。
パートナーの時給が上がることは、
今このレターを読んでいるあなたにとって、
朗報だと思います。
一方、歯科医院にとってはどうでしょうか?
悪いニュース?僕はそうは思いません。
歯科医療人材の平均時給が上がることは、
離職してしまった多くの休眠歯科衛生士や、
歯科助手をやったことがない人たちを、
歯科業界に引き寄せるきっかけになるはずです。
更に、
これから日本はどんどん労働生産人口
(働ける若い人材)
の数が減り、高齢者の比率が高まります。
これは歯科業界のみならず、
全ての国内産業において等しく訪れる未来です。
そうなると必ず、
マクドナルドやユニクロやスターバックスや
無印良品など、
グローバルサービス企業たちを中心に、
獲得した外貨を日本国内の人材確保の為に
どんどん流し込んでくるはずです。
そうすると、いずれユニクロのような会社が、
社保完備、有給取得100%、時給2,000円以上
みたいな条件になる社会が訪れると思います。
その時、多くの歯科系国家資格者は、
それでも歯科業界を選ぶでしょうか?
今のような労務環境がグダグダな歯科業界だと、
1万%、歯科人材の外部産業への流出を
止めることは出来ないでしょう
(今時、在宅事務の仕事もいっぱいあるし)。
多くの院長たちの考えは本当にヌルいと思います。
「医療はお金じゃない!」
とかアンタは言ってるけど、
スタバや無印は待ってくれないよ?
高い時給を払えるように、
経営努力や企業努力をしていくしか道はないよ?
何で人材獲得のライバルが、
同じ歯科医院だと思ってるの?
バカなの?
そういった、
ヌルい考えの歯科医院経営者たちに対して、
「このままじゃヤベーよ?」
と、圧力をかけていって、
変わっていって貰わないと、
人材の定着する業界にはならないと思います。
今月から
このレターを読み始めたあなたからすると、
なんかヤベー過激思想の社長だな
と思われちゃったでしょうか…。
でも事実だしな〜…。
まぁなんか今月はそんな感じです!
ぜひラジオ一度聞いてみてください^^
今月もお疲れ様でした!
来月もどうぞよろしくお願いします。
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平