・歯科衛生士 募集
・歯科衛生士 急募
求人サイトに溢れる歯科衛生士の人材募集。
歯科衛生士が不足している歯科医院の多くは、求人サイトや人材紹介会社に登録をして求人広告を掲載しています。
でも、そうやって「お金や時間をかけて求人募集をかけていても、何の連絡も来ない……」という経験をした院長先生は少なくないのではないでしょうか。
今回お話を伺った『植村歯科医院』の院長 植村 竜一先生も、そんなお悩みを抱えていたひとり。
「ダメ元でもいいから使ってみようか」と利用し始めたハノワで植村先生が驚いたのは、パートナー歯科衛生士からの返答率の高さだったと言います。
そして実際にハノワを利用するようになり、それまでのスタッフ不足で患者様の予約枠を入れることが難しかった状況が改善。
今では、常勤の歯科衛生士さんたちの希望の日に有給休暇を確保できるほど、人員に余裕をもてるようになったそうです。
「求人広告を出しても、反応がなくて人手不足が続いている」とお悩みの先生の参考になる、植村先生のお話を詳しくご紹介していきます。
動画も配信しています
動画では、本編では書ききれなかった植村先生流のハノワ歯科衛生士へのアプローチ法やハノワの魅力を話していただいています。
歯科衛生士不足に課題をもつ先生方ならば共感してしまうこと請け合いの、悩める歯科院長ならではのリアルなお話をあわせてご視聴ください。
院長先生プロフィール
植村 竜一 先生
植村歯科医院(大阪府 東大阪市)院長
大阪市生まれ。
1987年に植村歯科医院を開業。
痛みの少ない治療により、虫歯や歯周病の早期発見と治療を目指す。患者様にとっての最適な治療を行うことで、笑顔で食卓を囲める毎日をサポート。
歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたところにハノワと出会い、ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われました。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!
植村歯科医院について
まずはじめに植村歯科医院について、理念やコンセプトをお聞かせいただけますか。
私が一番に考えているのは「患者さんが笑顔でご家族と食卓を囲む生活を送れるようにする」、そんな歯医者を目指しています。いわばパートナーですね。
まぁ、それにスタッフが付いてきてくれているというか、むしろスタッフに引っ張ってもらってるような感じです。
頼りになるスタッフさんたちですね。心強い!
本当に、スタッフが主役で私は脇役ですね。
元来歯科医院というのはスタッフがいないと成り立たないと思っているので、日々感謝・感謝の気持ちでやっています。
ハノワを使おうと思った理由
ハノワを使おうと思った理由についてお話しいただけますか?
当院はもともと、常勤の歯科衛生士さん3人とパートさん1人でやっていたのですが、常勤の歯科衛生士さんが1人育休に入っていて「これではしんどいな……」と。
受付からも患者さんの予約枠を入れていくのが難しいと言われて、新たに歯科衛生士さんを探そうってことになったんです。
そこで、大手の求人サイトに募集を出してみたり、スカウト機能を使って歯科衛生士さんへメッセージを送ったりしたんですよ。
でもね、こちらからアプローチしても全然返事が来なくて……。
採用費をかけて募集を出しても、反応がないのはお辛い状況ですね……。
困ったなぁと思いながら、ダメ元でハノワを使ってみることにしたんです。
すると遠方からでも来てくださり、「とても雰囲気がいい」と気に入って継続してくださる人ができました。
当院としても、とても良い方に来ていただけて、常勤の歯科衛生士さんも気に入ってくれたので嬉しい限りです。
ハノワの活用方法
現在はどのようにハノワを活用されていますか?
■『お試しマッチング』を活用
当院で歯科衛生士さんが必要なのは週に3日、火・金・土曜日なんですが、今は基本的に、同じ方に継続して来てもらっている状況です。
ただ、土曜日はお休みをされる方が多いのか「行けますよ」という方がなかなか見つからないので、土曜日に来てくれる方を探しています。
植村先生は『お試しマッチング(※)』はご活用されていますか?
※ハノワでは、勤務前にお互いの相性確認や医院内の見学などを目的としたマッチングを推奨しており、それを『お試しマッチング』と呼んでいます。
はい、活用しています。
いま火曜日に来てもらっているハノワの歯科衛生士さんが妊娠されているので、出産でお休みになる頃にはお試しマッチングを使って当院に合う方を見つけたいと思っていますね。
お試しマッチングでは、具体的にどのようなことを話されているのでしょう?
たとえば、「患者さんには痛くないようにしてあげてください」とか「一方的な伝え方ではダメなので、患者さんの話をよく聞いてください」といった、医院の方針などですね。
あと、当院は常連の患者さんが多いので、いきなり慣れない歯科衛生士さんが担当するのは不利だと思うんです。
その辺りをカバーしていただくためにも、お試しマッチングのときにしっかりお伝えしています。
■『タイムライン』を活用
「歯科衛生士さんを募集していますよ」というアピールをするために、ハノワ上のタイムラインへ投稿をしています。
なるほど!タイムラインの投稿を見た歯科衛生士が植村歯科さんに興味をもったら、歯科医院のプロフィールページへ飛んでもらえる可能性が高まりますものね。
そうですね。
当院のプロフィールページで『アリガトウ(※)』などを見てもらって、雰囲気が良くて敷居の低い医院なんだなってことがわかってもらえたらいいなと思っています。
ハノワの魅力
では、植村先生はどういった部分にハノワの魅力を感じていらっしゃいますか?
① パートナー歯科衛生士が優秀である
パートナー歯科衛生士さんが優秀ということですかね。
対応力や協調性のある方ばかりで、ひとりで走っていかずに周りに合わせてくれますし。
みなさん謙虚なので非常にやりやすいですね。
ほんと、新井社長が教育してるのかと思うくらいなんだけど、聞いてみたら「新井社長と会ったことはないです」ってみんな言うんですよ。
そうなんですね。
スタッフさんたちの反応はいかがですか?
歓迎してくれています。
事前のマッチングの時間を使って、スタッフがパートナー歯科衛生士さんにいろいろと教えたりできるようにしています。
② パートナー歯科衛生士からの返答率が高い
先ほどもお話ししたように、過去に利用していた大手求人サイトではこちらからメッセージを送っても返信がなかったんです。
なので、ハノワを使う前は「返事が来ないのが当たり前なのかなぁ……」という諦めの気持ちもありました。
でもハノワは返答率が8〜9割くらいと高いので、ありがたいと思っています。
しかも、勤務ができない場合でも「ちょっとこの日は難しいです」とちゃんと返信をくださるので、すごく助かりますね。
そのお言葉が聞けて安心しました。
これからハノワを使ってみたい先生へ
これからハノワを使ってみたい先生へメッセージをいただけますか?
気になっているなら、まずはとにかくやってみてほしいなと思いますね。
サイコロを転がさないとスタートしませんから。
従来の求人サイトに募集を出すのとハノワのサービスとはまったく違いますから、最初は不安だったりしますよね。
あと、正直なところ、最初は「ハノワはコストが高いな」と思っていたんですよ。手数料もありますし。
でもハノワから毎月届くニュースレターに、あるとき「有給を取れないような歯科医院の院長は最低だ」みたいなことが書かれていてパンチを受けました(笑)。
それは、なかなかのパンチ力ですね(笑)
そんなん言われたらなぁ……と思って、「じゃあ一回やってみようか」と決心しました。
ちなみに、ハノワを使う前はスタッフさんが有給休暇を取りづらい環境だったということでしょうか?
たぶん、みんな遠慮していたと思いますね。
有給をとった後に「昨日はすみませんでした」と言ってくることもあったので。
ハノワを使い始めて2か月くらい(※)ですが、そろそろみんなが希望する日に有給を取ってもらえるかなと思います。
※インタビューは2022年1月に実施しています
今後のハノワの活用方法
それでは最後に一つお伺いします。
これからハノワをどのように活用していこうとお考えですか?
今まで通り、歯科衛生士さんが必要な時間帯に来れる方へ依頼をかけていくつもりです。
ただ、産休・育休で休んでいる常勤の歯科衛生士さんが戻ってきたときに、いま来てくれているハノワの歯科衛生士さんをどうしようかなぁとも考えています。
それはどういう意味でしょうか?
みんな喜んで来てくださっているので、完全に依頼を辞めてしまうのが申し訳ない気持ちでね……。
情が移ったらダメかもしれないですけれど(笑)。
スタッフさんを大切にされている植村先生らしいお悩みですね。
なんとかね、ハノワの方と産休・育休が明けてパートタイムで戻ってくる方と両立できればなぁって。
あとは、ハノワで歯科医師も探したいと考えています。
5〜6年くらい経ったらメインの臨床を退いて週3日くらいの勤務にして、若手に任せたいなぁと思っているんです。
ハノワの多職種展開にもご期待くださり、ありがとうございます!
編集後記
- 不足している歯科衛生士を補完して、無理のないシフトでスタッフが働ける環境を作る。
- 気を遣うことなく、希望する日に有給休暇を取ってもらう。
そのために、ハノワという新しいシステムを取り入れる決心をされた植村先生のお話は、最初から最後まで歯科衛生士さんたちへの思いやりで溢れていました。
「自分は脇役でスタッフが主役だ」とおっしゃる植村先生の元で働いている常勤の歯科衛生士さんのなかには、10年選手も少なくないそうです。
この事実もしかり、詳しくお話を伺っていると、本当に歯科衛生士のみなさんが働きやすい医院なのだろうという印象を受けます。
しかし、そんな働きやすい医院でも、いざ求人を出すとなかなか人が集まらないという辛い現実が——。
ギリギリの人員での医院運営では、労働者の権利である有給休暇を取ることもままなりませんよね。
しかも、植村歯科医院のように働きやすく、院長先生やスタッフ同士の気持ちがわかるほど、みんなの立場を考えて気を遣ってしまい有給が取りづらくなる……という場合もあるでしょう。
先生の医院ではいかがでしょうか?
もし「常勤の歯科衛生士さんを大切にしたいけれど、人員不足でどうしようもない」とお困りなのであれば、植村先生のように“ダメ元でやってみようか”という気持ちで、まずは登録されてみてください。
先生がサイコロを転がす決心をし、医院の発展につながる記念すべき日が今日であると幸いです。