「時給を上げてほしい!」歯科医療従事者に教える時給アップ交渉のコツ

「時給を上げてほしい!」歯科医療従事者に教える時給アップ交渉のコツ

これだけ働いているのだから
もう少し時給を上げてほしい!

そう考えている歯科医療従事者は
非常に多いのではないでしょうか。

働き始めてずっと同じ歯科に
勤めてますがお給料が
初任給からほぼ上がらず
ずっと18万円です。

毎日忙しくやることも多いので
もう少し給料を上げてほしいのですが、
それとなく言っても
いつもはぐらかされる感じです。

でも辞められたら困るとは
言われています。

なんとか給料を上げて欲しいのですが
どうすればよいでしょうか?

働き始めてから
仕事もそれなりに覚えているのに
給料が上がらないと
モチベーションも下がってしまいますよね。

ほかで勤めている人は
もっともらっているんだろうな…

と、どうしても周りを気にしてしまいます。

給料を上げてほしいなら、待つだけでなく
直接交渉してみるのも手段のひとつです。

そこで本記事では
歯科医療従事者が時給を上げるための交渉のコツ
をお伝えします。

目次

時給アップ交渉の下準備

闇雲に時給アップ、給与アップを訴えても
嫌がられてしまい、
すんなり上げてもらえません。

時給をアップする前に
ぜひやって欲しいのが、
自分自身の棚卸しです。

自分には何ができて何ができないのか、
スキルの確認をしてみましょう。

  • 得意なこと
  • 自分が持っている専門的な知識や技術
  • 患者さんからの評判

など、自分の評価について整理しておく
交渉するときに
スムーズに院長に自己アピールできますよ。

時給アップ交渉のときにやってはいけないこと

時給アップ交渉するときは
感情で交渉しないようにしましょう

「こんなに私は頑張っているのに!」
と言いたい気持ちはあると思いますが、
冷静に交渉することが大切です。

また、
自分の正しさをぶつけることもNGです。

交渉は相手を説得するイメージがありますが、
時給アップなどの場合は説得ではなく
納得してもらうことで大きな成果を獲得します。

説得にならないように気をつけましょう。

時給を上げるための交渉のコツ

金額を提示する

時給を上げてもらうためには
いくら上げてほしいのか
金額を提示することが大切です。

たとえば
あなたの時給が1800円だったとします。

1日7時間、週4回勤務で
月間約20万円ほどの給料をもらっていた場合、
時給2,000円に上げてもらうと
月間では24,000円のアップになりますね。

このように
どれくらい上げて欲しいのかを
明確にした上で交渉しましょう

数字で貢献度を伝える

時給アップを納得してもらうために
自分の仕事がどれくらい利益をもたらすか
伝えましょう。

利益がしっかり出ていれば
給与をアップしても問題ない!
と理解して時給を上げてもらえるはずです。

たとえば歯科衛生士の場合

自費メインテナンス1回5,000円

1回あたり1時間×7時間勤務=35,000円

自費メインテナンスには
材料費などはかかりますが、
そのほとんどが利益となります。

歯科衛生士の時給が1,800円であれば
7時間勤務で日給が12,600円。

35,000円ー12,600円=22,400円

となり、1人の歯科衛生士で
1日に22,400円ほどの
利益を出しているのです。

週4回、
月間で考えたら約358,400円の利益となり
仮に時給が2,000円になったとしても、
十分に利益をもたらしているので
時給アップすることで
経営を圧迫することもありません。

逆に時給アップすることが
モチベーションアップにもつながり、
さらなる利益をもたらす
でしょう。

このように数字を使って
貢献度をしっかり見せれば
「それなら時給を上げても大丈夫!」
と院長に思ってもらえます。

自分の時給だけではなく、
歯科医院の利益から考えていくことで
時給アップが実現できますよ。

もちろんそのためには
自分自身のスキルアップも必要
ということは忘れないようにしましょうね!

「時給を上げてほしい!」歯科医療従事者に教える時給アップ交渉のコツ

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアはここをタップ!
  • URLをコピーしました!
目次