勉強して歯科衛生士の資格を取得し、歯科医院で経験を積み——
と頑張ってきた歯科衛生士が、努力や仕事ぶりに見合う給料が欲しいと思うのは当然です。
しかし、歯科衛生士の給料は地域や働いている歯科医院によって異なり、歯科医院に貢献していたとしても給料が上がらないケースもありますよね。
今回お話を伺った歯科衛生士の南国DHさんの場合、地元の沖縄で歯科衛生士の仕事をしていたときは勤務時間が長いのに給料は安く大変だったそうです。
貢献度が高ければ、その分給料を出してくれる歯科医院があったらいいな。
とおっしゃる南国DHさん。
自分で時給を設定するハノワを活用する際は、希望通り「高めの時給」で働いていると教えてくださいました。
給料や時給が低いと「自分の評価はそんなものだ」と、だんだん自信がなくなってしまいませんか?
さまざまな経験を積み、歯科医院に貢献する働きをしている歯科衛生士は、それに見合う給料をもらうべきです。
給料について悩んでいる人、もっともらってもいいのでは?と感じている人は、ぜひ最後までご覧ください。
南国DHさんの力強い言葉が、あなたの背中を押してくれるはずです。
動画も配信しています
インタビュー動画では、いろんなことに積極的に挑戦する働き方や、ハノワの活用法などを詳しくお話ししてくださっています。
また、南国DHさんのお話はハノワで自分の時給を決めるのが難しいと感じている人にもおすすめです。
「自分の価値を自分で下げない」という南国DHさんの考え方に触れることで、新しい発見があるかもしれません。
歯科衛生士プロフィール
ハノワ NAME:南国DH
高校時代から歯科助手のアルバイトを経験し、歯科衛生士の資格を取得してからは地元の沖縄の歯科医院で勤務。好奇心旺盛で、プログラミングや日本語講師など歯科以外の仕事にも積極的に挑戦。バーテンダーとしてクルーズ船に乗船したのち、上京。現在は都内の歯科医院で常勤の歯科衛生士として働きながら、ハノワを活用してさまざまな歯科医院で活躍している。
歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたときにハノワと出会いました。
ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われたことを覚えています。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!
現在の働き方について
南国DHさんの現在の働き方について、教えてください。
週に4日、都内の歯科医院で働いています。
加えて、仕事がないときにハノワを使っている感じですね。
ハノワを通しての勤務は、月にどれくらいされているんですか?
月に5回くらい行ければいいかな、と思ってやっています。
私の体力次第というか、疲れた週は入れないこともあります。
反対に、休みが多かった週があれば次の週は多少きつくても仕事を入れる…という感じで、バランスを見て入れていますね。
もともと常勤のお仕事以外に、別の仕事をされていたんですか?
そうですね。
歯科衛生士の先輩や働いている歯科医院の院長先生の紹介などで、いろんなところにアルバイトに行っていた時期もあります。
ハノワのプロフィールを拝見したところ、歯科衛生士以外の仕事も結構されていたんですね。
はい。
はじめは地元の沖縄で歯科衛生士の仕事をしていたのですが、それからいろんな職業を経験しました。
プログラマーや日本語講師の仕事をしたり、バーテンダーとしてクルーズ船に乗船したり。
すごい!
面白い経歴ですね!
現在は東京在住とのことですが、沖縄から東京へ移った理由を教えてください。
沖縄で歯科衛生士の仕事をすると、給料がすごく低いんですよね。
あと、長い時間働かないといけない歯科医院も多くて。
とにかく、バーテンダー時代の給料を下回るのがすごく嫌で…。
だったら東京に行ってみようかな、と思ったんです。
それが7年ぐらい前のことですね。
東京なら日本の中心地だし、給料のことだけでなく、学びも多いと思って移住しました。
東京に来る前に、歯科医院の情報収集をしたのですか?
歯科医院を紹介してくれる業者さんに声をかけて、上京する前に5軒くらい見学に行きました。
それで、面接してもらって一番いいところを選んで。
そのとき決めた歯科医院で今も働いています。
じゃあ、1軒目で自分に合う、働きやすい歯科医院に出会えたんですね!
そうなんです。
落ち着いて治療できる、天国のような職場です!
ハノワを利用したきっかけ
ハノワを利用しようと思ったきっかけを教えてください。
常勤の歯科医院で週に4日働きつつ、アルバイトで他の歯科医院に行っていたんです。
でも、常勤の歯科医院の仕事とアルバイトをする生活にちょっと疲れちゃって…。
それで、アルバイトを辞めて週4日勤務の生活に戻ったんですが、やっぱりちょっと物足りなくなり、また仕事を増やすことにしました。
再びプラスアルファで働こうと思ったときに、アルバイトではなくハノワを選んだのは、どうしてでしょうか?
ハノワは結構前から知っていたんです。
でも登録だけして、使ってはいませんでした。
でも改めて見てみると、ハノワに登録している歯科医院が多くあったので、じゃあ使ってみようかなと。
普通、アルバイトの契約をして働くと、休みたいときに休めないことってありますよね。
ガチガチにシフト埋められちゃうと、途中で友達と予定を合わせたくても、患者さんの予約が入ると動かせないですし。
それで、スポットで勤務できるハノワを選ばれたんですね。
そうなんです。
使い始めてからは、いろんな歯科医院に行かせてもらってます。
ハノワの魅力
南国DHさんが感じるハノワの魅力を教えてください。
まず1つは、働く時間を自分で選べるという点です。
あとは、自分で時給を決められるのはいいですね。
私、アルバイトで働くときも「時給上げてください」って自分で言うタイプなんですよ。
上げていただけず「じゃあ辞めます」って辞めた経験もあります。
保険診療ばかりの歯科医院だと、なかなか難しいかもしれませんが、貢献度が高ければそれに見合う時給を出してほしいと思っていて、ハノワでは時給を高めに設定しています。
では、現在は希望通りの時給で働いている感じですか?
はい。
私、アメリカの歯科衛生士に憧れがあって。
プライドを持って仕事をしている彼女らのように、私も強く働きたい!と思っているんです。
ハノワで自分で時給を下げてしまうのは、自己評価が低いということになってしまうから、
「これだけやってきたんだから、これだけもらっていいですか?」という気持ちで金額提示しています。
南国DHさん流のタイムライン活用法
南国DHさんは、ハノワのタイムライン機能を積極的に活用してくださっていますが、狙いってありますか?
タイムラインは「表現の場」かな、と思って投稿しています。
見る人は見てくれるだろうし、見ない人はそれでいいんですけど、何かしら表現して「この人ちょっと面白い人だな」と、気になってもらえたらこっちのもんだと思ってやっていますね。
自己PRの場のような感じですね。
そうです!
まぁ、つぶやきが多いんですけど。
わりと気軽に発信してくださっている感じですよね、
カジュアルというか。
院長先生だけでなく、歯科衛生士同士の横のつながりも欲しいと思っているので、気軽に声をかけてくださると嬉しいです。
いいですね!
気の合う人たちが集まってきそうです。
ハノワはこんな歯科衛生士におすすめ
ハノワはどんな歯科衛生士におすすめですか?
ハノワを使い慣れている歯科医院さんだと、単発で入ってくる人が働きやすいシステムを作っている場合が多いんです。
なので、人見知りしない人や何事にも動じない人だけでなく「単発で働くのは初めてだからちょっと怖いな」という人でも、スムーズに働けると思います。
「登録はしたものの、初めての歯科医院に行って本当に働けるか不安」という声は多いので、心強いです!
すごいところだと、ユニットの使い方とかを説明した動画を先に送ってくださるんですよ。
当日行ってから詳しい説明がなくても、物の位置などがわかるから、初めてでも働きやすいです。
私自身は人見知りもなく、何事も動じないタイプですが、シャイな人でも大丈夫だと思いますよ。
今後の働き方とハノワ活用
今後はどのような働き方をしていきたいですか?
フリーランスで働いてみたいっていう気持ちがあります。
でも、有名な資格や認定を持っているわけではないので、ハノワで経験値を積んでいきたいですね。
あとは、自分が得意としている外国人対応に特化した働き方ができたらいいな、という希望もあります。
フリーランスになりたいというのも、海外の歯科衛生士に刺激を受けて、という感じですか?
それもありますし、身近に素敵な働き方をしているフリーランスの歯科衛生士の方がいて「あんなふうに働きたいな」と思うようになりました。
ハノワの活用については、今のペースで週に1〜2回いろんな歯科医院で経験を積みたいと思っています。
あとは、旅先で働くっていうのもやってみたいですね。
いきなり鳥取行ったり、宮崎行ったりとか。
「1日は働いて次の日は遊ぶ」みたいな働き方ができたらいいなと思っています。
編集後記
時給を自分で決めるというシステムはハノワの良さですが、裏目に出ることも…。
自分自身の評価が低かったり自信がなかったりして、時給を低く設定していませんか?
以前、ハノワのタイムラインでパートナー歯科衛生士に向けて「もっと時給を上げましょう」というメッセージを投稿していた南国DHさん。
そもそも「スポットで入って求められる仕事をする」というのは、スキルが高くなければできないのだから、安くしてはダメ。
時給を高めに設定することで仕事へのモチベーションや責任感が向上すれば、より良いパフォーマンスを発揮できそうですよね。
そう考えると、歯科衛生士が時給を高く設定するのは、結果的に歯科医院にとってもプラスとなる可能性があるのです。
この機会に、一度自分の価値を棚卸して「本当に希望する時給・給料」について考えてみてはいかがでしょうか。
常勤で働く歯科医院の給料が低いと悩んでいるのであれば、試しにハノワを活用して自分の希望する時給で働いてみませんか?
自分の価値を再認識できて、自分に自信が持てるようになるかもしれません。
※2023年10月インタビュー時点の情報です