院長に言われることと歯科衛生士に言われることが違う…戸惑う歯科助手の対処方法

歯科助手の仕事をしている人から
こんなお悩みを伺いました。

次の患者さんがいらっしゃるので
慌てて準備をしていたら
そんなことしていないで
歯科衛生士の補助について

と院長に言われて、
歯科衛生士の補助につくと
ここはいいから片付けて
と言われます。

院長と歯科衛生士の
指示が違うことが多く、
どちらを優先していいのか
わからなくて困っています。

どちらの言うことを聞いても
結局怒られるので
毎日辛いです

似たような経験がある人は
多いのではないでしょうか?

特に
歯科助手として働き始めたばかりで
覚えることが多くて大変な時期に
院長と歯科衛生士から
違う指示を受けたり
理不尽に怒られたりすると
「やめたい」と思うかもしれません。

そこで今回は
院長と歯科衛生士から違うことを指示されて
戸惑ってしまったときの対処方法を紹介します。

目次

優先順位を明確にする

仕事に慣れていないうちは
優先順位がわからないため
院長の言うことは絶対従うべきだと
考えるものです。

しかしその結果、
理不尽に怒られてしまっては
仕事へのモチベーションが下がってしまいます

いつも
院長と歯科衛生士の指示が異なるのであれば
補助と片付けのどちらを優先すべきか
院長に確認しておく
とよいでしょう。

そして
歯科医院のルールとして
院長先生から歯科衛生士にも
伝えてもらう
のです。

すべての人の優先順位が
同じであれば
異なる指示を受けることもなくなります。

今回例に挙げた場面以外にも
勤務中、
言うことが人によって違う!
と思うことはありますよね。

怒られなかったとしても、
どう動いていいのかわからず
困った経験がある人は
多いのではないでしょうか

そんなときも
優先順位を決めることで
トラブルを回避できる
のです。

「優先順位を決めてほしい」的確に伝えるにはどうすればいい?

理不尽に院長や歯科衛生士から怒られるのは
あなただけが悪いわけではありません。

では
院長や歯科衛生士が100%悪いのか?
というと、そうでもないのです。

歯科医院の仕事は
そのときの状況によって
何をするべきかが流動的に変わります

経験豊富な院長や歯科衛生士は
先を見越して動いていますが
働き始めたばかりの歯科助手には
そこまでできません。

そこで必要になるのが
優先順位です。

優先順位が明確ではないのは
歯科医院内のオペレーションの問題です。

ですから
どのように動くべきなのか、
ルールを決めてもらえばいい
のです。

たとえば…

  • 次の患者さんを迎えるための
    片付けと、歯科衛生士の補助

    どちらを優先すべきなのか
  • 歯科衛生士の補助と
    院長から頼まれた雑用

    どちらを優先するべきなのか

など
普段働いているなかで
どっちを優先すればいいの?」と
感じた場面をメモしておいて
優先順位を明確にしてもらいましょう。

ルールを決めてしまえば
理不尽に怒られることも
なくなります

その結果、あなただけでなく、
次に新しく入る歯科助手にとっても、
働きやすい環境になる
はずです。

積極的に院長に聞くのが怖い…
と感じてしまうかもしれませんが、
自分を守り、働きやすい環境を作るために
ぜひ一言聞いてみてください。

もし
優先順位を明確にしてほしいと伝えて
「生意気だ!」
と無視されたり、冷遇されたりと、
パワハラが行われるようであれば
その職場で働き続ける
必要はない
のかもしれません。

その際には、
自分に合った歯科医院を探してみては
いかがでしょうか

あなたは
院長のため、歯科衛生士のために
働いているわけではありません。

患者さんのため、
なにより自分のために
働いているのですから、
自分がもっと輝けて
患者さんに貢献できる歯科医院を
探しましょう

自分に合う歯科医院を見つけるために、
ぜひHANOWAを活用してみてくださいね。

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