「子育てと仕事を両立したいけど、条件が合わなくて踏み出せない」
「この歯科医院で続けていて良いのかなぁ……」
「引越しのたびに勤め先を探すのが大変」
こんな風に悩んでいる方にハノワを使ってほしい、と話してくださる「ちかりん」さんにインタビューしました。
『育児中のママ×転勤族』でもある ちかりんさんは、女性が多い歯科衛生士さんにとっては共感できる存在であり、自分の少し先の姿を見せてくれる先輩のような存在でもあることでしょう。
そんな ちかりんさんは、実現させたいライフスタイルがあるからハノワを利用しているそうです。
いったい、どこに魅力を感じて、どのように活用しているのでしょうか?
詳しくうかがいましたのでお楽しみください^^
動画も配信しています
「これからハノワを使う歯科衛生士さんへのメッセージ」など、テキストでは伝えきれないアツい想いを語ってくださっています。
ぜひともご一緒にどうぞ!
プロフィール
ハノワ NAME:ちかりん
東京都出身。
3児のママさん歯科衛生士。
高校生のときに歯科衛生士になると決めて養成学校へ進学。卒業後は地元の歯科医院で勤めるも、結婚を機に『転勤族』に。東京、仙台、札幌と、さまざまな歯科医院で経験を積むなかで「コミュニケーションの大切さ」に気づく。歯科衛生士学校での教務の経験もある。
ヒトが大好き!
ハノワ編集部の吉田樹(いつき)です。
特技は “ヒトの魅力ポイントを見つけること” と “挑戦を全肯定して応援すること” 。
・指導者や講師ではなく、普通の歯科衛生士に光を当てるメディアを作りたい
・彼女たちの魅力を引き出して挑戦を応援できる会社でありたい
というハノワ代表 新井の言葉に共感し、お手伝いをさせていただくことになりました。
ハノワのサービスと同じく、歯科衛生士さんたちに寄り添いながらも、純度の高い記事をお届けしていきます。
「歯科衛生士の仕事が大好き!」
「歯科衛生士の活躍を応援したい!」
という方は、ぜひ一度お話ししましょう!
現在の働き方とハノワの活用方法
ちかりんさんの現在の働き方を教えていただけますか?
私には3人の子どもがいるので、子育てをしながら歯科衛生士として働いています。
勤務先は、パート契約の歯科医院さんと、ハノワのパートナー歯科医院さんです。
子育てをしながらだと、時間の使い方に工夫が必要ですよね。
どのようにハノワを活用されているのですか?
今は、週に2回はハノワを利用しています。
ハノワの『スケジュール機能』は時間を細かく指定できる(※)ので、予定がわかったタイミングで入力して、勤務希望時間を更新しています。
※ハノワの『スケジュール機能』は、希望の勤務時間を5分単位で入力できます。(2020年9月時点)
更新頻度が高いと、依頼する歯科医院さんも安心されそうですね。
私の場合は勤務できる時間が短いので、ちゃんとした情報を出して、了承の上でご依頼いただけるように……とは心がけていますね。
勤務時間や時給など、人によっては「言いづらいな……」と感じることもあるでしょうから、変な気遣いやストレスが減りそうですね。
“事前のすり合わせ”という点だと、勤務前にオリエンテーションのような『顔合わせ』の時間を設けていただけたのも、ありがたかったです。
子どもを連れてうかがったんですが、温かく迎えてくださいました。
医院の中を案内してくださったり、これからお世話になるスタッフの方々へもご紹介いただけたので、スムーズに仕事を始められました。
ハノワでも推奨している『30分お試しマッチング』を活用されているのですね!
こういった丁寧なコミュニケーションが、ミスマッチを防ぐことにつながるように感じます。
ハノワの魅力
ちかりんさんは、ハノワのどんなところに魅力を感じていらっしゃいますか?
冒頭のお話と重なるんですけど、『勤務時間を細かく指定できること』は魅力ですね。
子育てをしていると、「私はいつもこの時間帯に働きたい」と思っていても、その通りにいかないことがあるんですよ。
普通だったら、医院さんへ頭を下げて調整してもらうか、そもそも「歯科衛生士として働くことをあきらめる」という選択になることも多いと思うんです。
新型コロナ感染症の影響で、さらに思うように動けなくなった方も多いと聞きます。
私もすごく影響を受けました……。
だからこそ、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を細かく指定できるハノワのシステムには、本当に助けてもらっています。
結婚・妊娠・出産など、ライフステージが変わりやすい女性にとって、自分のライフスタイルに合わせて働けるのは魅力ですよね。
あと私は、夫の仕事の関係で『転勤族』でもあるんです。知らない土地で新しい職場を探すのって本当に大変で……。
そういう意味でも、全国にパートナー歯科医院さんがいるハノワは活用できそうだなと思っています。
では、ハノワをどんな人にオススメしたいですか?
どんな人でも、みんなに使ってほしいと思うんですが、なかでも私と同じような“子育て中の歯科衛生士さん”にはオススメしたいです。
「復帰したいけど、曜日や時間が固定される働き方はまだ不安だな……」という方って多いと思うんですよね。
でもハノワのカレンダーをうまく使えば、自分の働きたいときに働ける。チャレンジしてみてもいいんじゃないかなって思います。
あとは、「ここの医院でいいのかな……」と思って転職を意識し始めている方ですね。
そういうときこそ、退職する前にハノワを使って他の医院も見てみてほしいです。
「私はどうしたいの?」といった自分の考えと向き合って、見つめ直すチャンスになると思います。
あ、それと、私みたいな転勤族で、引越し先での職場を探していらっしゃる方にもオススメです。
ハノワをオススメしたい人まとめ
- 子育て中の方
- 転職を意識し始めている方
- 転勤など引越しが多い方
働くときに心がけていること
ハノワはどうしても『スポット勤務』になることが多いと思うのですが、働くときに工夫されていることや心がけていらっしゃることはありますか?
ハノワだからというわけではないんですが、特に意識していることは3つあります。
①スタッフの方と積極的にコミュニケーションをとる
患者さんの情報がまったくない状態からスタートするので、少しでも情報を増やすために、スタッフの方とのコミュニケーションは意識しています。
特に受付の方は患者さんをよく知っていらっしゃるので、他愛もない会話から教えていただくことがあるんです。
患者さんからすれば、医院で働いている人=スタッフだと認識するので、「自分のことは知ってくれているだろう」という前提ですもんね。
②時間管理をしっかりする
私は勤務時間が短いこともあって、施術時間がズレ込まないように気をつけています。
具体的には、準備は前もって済ませておいたり、口腔内を見せていただきながら時計も確認して、次の段取りを考えたりしています。
ものすごくテキパキと動かれている姿が想像できます!
③臨機応変に動く
私がお世話になっている歯科医院さんでは、ありがたいことに「これをやっちゃダメ」ということがほとんどないんです。
なので、院長先生や他のスタッフさんの言葉から状況を判断して、必要そうだったらTBI(ブラッシング指導)をしたり……という具合に、臨機応変に動いています。
かゆいところに手が届くというか、、自分の考えを的確にキャッチして自ら動いてくれる歯科衛生士さんだったら、院長先生も頼りにされるだろうなぁ〜。
歯科衛生士としてのやりがいと夢
ちかりんさんは、歯科衛生士学校の教務としてのご経験もおもちだそうですが、今は臨床に出ていらっしゃいますよね。
臨床ならではのやりがいって、どんなところなのですか?
「患者さんと一緒に成長している」という実感がもてることに、やりがいを感じています。
私は「あなたのお口を、一生いっしょに診ていきます。」というスタンスでいるので、明るい変化を感じられたときは嬉しいですね。
では、ちかりんさんがやりがいを感じられた患者さんとの印象的なエピソードはありますか?
歯科衛生士になりたての頃に担当した患者さんを、今でも診させていただいています。私が引っ越したから半年〜1年に1回くらいのペースですが。
それでも、お会いするたびに「あなたに会えて良かった」と言ってくださるんです。しかも、私が最初にお伝えしたことを、いまだに守ってくださっているんですよ。歯科衛生士をやってて良かったなぁと感じますね。
なんて感動的なエピソード!ジーンときました。
そんな ちかりんさんの夢って、なんでしょう?
夢というと大袈裟に聞こえますけど、私は歯科衛生士の仕事が大好きなので「歯科衛生士をずっと続けていきたい」です。
歯科衛生士の仕事は、ご自身のライフワークとも言えるのですね。これからも応援しています!
ちかりんさん、素敵なお話をありがとうございました。
編集後記
子育ても仕事も“笑顔で両立”されている ちかりんさん。
ユーモアがあって明るいお人柄から、(どこへ行っても好かれる方なんだろうなぁ〜)と想像ができます。
でも、そんなちかりんさんがほんの少しだけ、インタビュー中に表情を曇らせた瞬間がありました。
それは、復職を決心された理由を話してくださっていたときのこと——。
転勤族って……孤独なんですよね……。
家族はいるけど、私は家族以外の人ともしゃべりたい!っていう気持ちが強くて。
とはいえ、ママ友だと“○○くんのママ” みたいに、余計な情報が入るんですよ。
私は(それは違うな)って。
『ひとりの人間』として見てほしいので、仕事をしようって決めました。
『ひとりの人間』として見てほしい
ちかりんさんの中にあるこの強い想いを体現するように、ちかりんさんご自身が患者さんや院長先生、他のスタッフの方々を『ひとりの人間』として捉え、真摯なコミュニケーションを図っていらっしゃるように感じました。
そんな ちかりんさんだからこそ、患者さんと20年にわたる長いお付き合いが生まれるのではないでしょうか。
「歯科衛生士をずっと続けていきたい」という、ちかりんさんの夢をサポートすべく、ハノワもユーザーさんたちの声を大切にしながら、これからも一緒に成長し続けます。