XやThreadsなどを見ると
「歯科衛生士辞めたい」
と投稿している人が多くいます。
歯科衛生士を辞めたい…
と思いながら、2年になります。
人間関係がうまくいかず、
院長のあたりもキツくて辛いです。
人手不足なのはわかっているため
なかなか言い出せず
ずるずると働いてしまっています。
毎日、
「今日こそ言うぞ！」
と思っていますが、いざ院長の顔を見ると
「今日は機嫌悪そうだからやめておこう…」
と尻込みしてしまい、言わずじまいに。
そんな毎日なのですが、
退職代行を使えばすぐに辞められると
聞きました。
退職代行を使えば
スムーズに辞められるものなのでしょうか？
辞めたいと思いながら
働き続けるのは苦痛ですよね。
確かに退職代行を使えば
退職することは可能でしょう。
そこで今回は
退職代行を利用するときに
気をつけることをお話ししていきます。
退職代行を使うときに気をつけること
最近は
退職代行を利用する人が急増中。
そのためさまざまな
業者が参入しています。
なかには、信頼できない業者もあるので
慎重に選ぶ必要があります。
- 信頼できる業者を選ぶ
- 費用を確認する
- 就業規則や契約内容を確認する
- 歯科医院の対応を想定する
- 歯科医院からの連絡を断ち切る準備をする
- 転職先に影響があるかチェック
- 家族や信頼できる人に相談する
1. 信頼できる業者を選ぶ
- 弁護士・労働組合・民間業者の違いを理解する
- 弁護士
未払い給与請求や歯科医院との交渉も可能 - 労働組合
交渉権があり、
費用が比較的安い場合が多い - 民間業者
交渉はできず、退職の意思を伝えるのみ
- 弁護士
- 口コミや実績を確認する
- SNSやレビューをチェックし、
実績のある業者を選ぶ - 過去にトラブルがあったり、
評判が悪かったりする業者には注意
- SNSやレビューをチェックし、
2. 費用を確認する
- 相場は2万～5万円ほど
- 追加料金が発生するケースがないか
事前に確認 - 安すぎる業者は
トラブルのリスクがあるため注意
3. 就業規則や契約内容を確認する
- 退職の規定
（退職までの期間・違約金の有無）をチェック - 試用期間中や契約社員の場合、
違約金条項がある可能性がある
4. 歯科医院の対応を想定する
- 退職代行を利用すると関係が悪化する
可能性がある - 有給消化が認められないこともあるため、
事前に確認 - 退職書類のやり取りをどうするか考える
（郵送でのやり取りが可能か）
5. 歯科医院からの連絡を断ち切る準備をする
- 退職代行を使ったあと、
歯科医院と直接連絡を取る必要があるか確認 - 私物の回収方法を決めておく
- 歯科医院のメールやアカウントを退職前に整理
6. 転職先に影響があるかチェック
- 業界によっては
転職先に悪影響がある可能性がある
（特に医療・公務員関係） - 次の職場の入社日までに
手続きが完了するか確認
7. 家族や信頼できる人に相談する
- 精神的な負担を減らすため、
家族や友人に話しておく - 特に実家暮らしの場合、
親への連絡を代行業者が求めることもある
退職代行にはデメリットもある
他の歯科医院へ転職を考えているのなら
退職代行を使わずに
自分で退職することをおすすめします。
なぜなら退職代行は
「退職の手続きを代わりにやってもらえる」
というメリットがある一方で、
費用や歯科医院との関係悪化、転職への影響などの
デメリットがあるからです。
利用する場合はこれらのリスクを理解し、
本当に必要かどうか慎重に判断することが
大切です。
終わりに
これからも歯科衛生士を続けていく気持ちが
あるのなら、
自分の口で辞めることを伝えて
次のステップへ進みたいですよね？
退職することが目的なのか、
あなたが「本当に働きたい！」と感じる職場を
探すための手段が退職なのか？
によって退職の仕方は変わってくるでしょう。
退職代行を使えば
簡単に辞めることはできると思いますが、
「歯科衛生士としてどのようになりたいのか」
を改めて考えてみてからでも遅くありません。
代行してもらうのか、
勇気を持って自ら辞めることを伝えて転職するのか
を決めてみてはいかがでしょうか。
歯科衛生士としてスキルアップし
活躍していくあなたを心から応援しています。
