正社員として歯科医院で働く毎日は忙しく、仕事・家事・育児など『やらなければいけないこと』に追われていませんか?
- 興味のある分野について勉強したい
- 健康のために運動したい
- 趣味を楽しみたい
自分が『やりたいこと』を後回しにしている人は、多いのではないでしょうか。
今回インタビューさせていただいたハノワパートナー歯科衛生士のNiさんは現在、学びたい分野の勉強の時間をしっかりと確保しつつ、歯科衛生士として働いているそうです。
これまで正社員として歯科医院で働き続けてきたNiさんにとって、やりたいことと仕事のバランスを自分でコントロールして働くというのは、勇気のいる決断だったのではないでしょうか。
正社員として歯科医院に所属するのとは違う、新しい働き方に挑戦してみて実際どうだったのか、リアルな体験談をお聞きしました。
歯科衛生士プロフィール
ハノワ NAME:Ni
歯科衛生士歴13年。専門学校を卒業し、完全担当制の歯科医院に勤務。その後、複数の歯科医院で自費診療やデンタルエステなどを経験。現在はパートナーと結婚し、新たな働き方にチャレンジ中。興味のある分野の勉強をしつつ、パート勤務やハノワを活用してさまざまな歯科医院で働いている。
歯科衛生士・インタビュアーのわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたときにハノワと出会いました。
ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われたことを覚えています。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビューに取り組んでいます!
現在の働き方について
Niさんの現在の働き方について、教えてください。
現在は、歯科医院でパート勤務をしたりハノワ経由で働いたりという感じですね。
興味のある分野について勉強する時間を持ちたくて「勉強:仕事=6:4」という配分で働いています。
ちなみに、今勉強しているのはどのような分野ですか?
メンタルヘルスの分野です。
歯科医院で働いていると、心の健康を壊して辞めていく人が多いんですよね。
・同性が多い職場だからこそのトラブル
・さまざまな患者さんと接するなかでの気苦労
など、人間関係や仕事の難しさで辛い思いをしている人を見てきて『学ぶべき分野ではないかな』と感じて勉強しています。
もともとは常勤のフルタイムで働いていたのを勉強に時間を使うことにした…となると、結構思い切った判断だったと思います。
実は、現在は結婚してパートナーと暮らしていて、近々引っ越しするのが決まっているんです。
割と自由な選択ができる環境になったので、タイミング的に今ならできると思って仕事とプライベートの勉強を両立させる働き方を選びました。
正社員ではなく、個人で仕事をしていくって漠然とお金や手続きなどについて不安があったんです。
でも、実際にやってみたら割とできるな…と感じて。
ハードルをひとつクリアしたので、これからの人生において『個人で仕事をする』という選択肢が増えました。
ハノワを利用したきっかけ
ハノワを使おうと思われたきっかけは、何だったのでしょうか。
当時働いていたのが完全自費診療の歯科医院で、メインテナンスの患者さんがそんなに多くないところだったんです。
1日に2〜3人ぐらいのメインテナンスを1日かけてみるような感じで、残りの時間は掃除をしたりアシスタントについたり…。
それでしっかりお給料がもらえるのは理想だと、最初は思っていました。
でも、しばらく勤めるうちに自分にとって大切なのは「求められている」「必要とされている」というやりがいなんだと気づいたんです。
それで、結婚を機に退職。
彼が転勤のある仕事に就いているので、別のところに就職するのもな…と思っていたときにハノワを思い出したんです。
ハノワの存在はご存知だったんですね。
友人がハノワのInstagramをフォローしていて、それを見て私もフォローしていたんです。
登録もしてあったんですが、特に使ってはいませんでした。
仕事を辞めてから、登録してあったアカウントを見直して、プロフィールを埋めて。
近くの歯科医院を探して、利用し始めました。
ハノワの活用方法
働いていた歯科医院を退職してハノワを使い始めたということですが、パートや他のスポット勤務の媒体を使うという選択肢はありましたか?
仕事がハノワだけだと安定しないのではないか、という不安があったので、引っ越しがあって長くは勤務できないという条件を提示したうえでパートで雇ってもらえる歯科医院を探していました。
パート勤務だと「この曜日とこの曜日は絶対入ってね」と固定で決められてしまいますが、収入は確保できるので。
パート勤務を入れてから勉強の時間を確保して、残った時間でハノワを利用する…といった感じですね。
実際、始めてみたらハノワだけでも大丈夫だったんですが、やはり一歩踏み出すときって収入の面が気になるので。
現在もパートとハノワを並行して使われているんですね。
はい。
縁があってお世話になった歯科医院ですし、ハノワだけでも食べていけるとわかっても、辞めるという選択肢はなかったですね。
今は、その歯科医院でスタッフが退職して人手不足になっているので、パートを増やしてハノワを少しセーブして使っています。
臨機応変に、歯科医院の状態や自分のコンディションに合わせてハノワを活用している、という感じです。
ハノワの魅力
Niさんにとってのハノワの魅力を教えてください。
①納得した時給で働ける
一度決定した時給を自分の都合で変えるって、パート勤務では難しいですよね。
でも、実際働いてみたら想像以上に自分がカバーしないといけない仕事の幅が広くて「これなら面接のときにもっと時給を高く提示しておけばよかった!」ということもあると思うんです。
ハノワなら、実際に働いてみて後から勤務内容に応じて時給を変更できるので、自分が納得できる時給で働けるのが魅力ですね。
実際に時給を変更したことってあるんですか?
ハノワを利用するときは、1回勤務するまではどの歯科医院も一律で固定しているんです。
複数回勤務すると、歯科医院が自分に求めているものが掴めてくるので、内容によっては時給を変えることはありますね。
逆に、納得した時給で働いている歯科医院から「今の時給はどう?」と聞かれたときには「今の時給で納得して働けているので、上げなくて大丈夫です」とお伝えしました。
時給をどんどん上げるっていうより、業務内容やスキルに合った納得できる時給で働けるのは、私にとって魅力です。
②いろいろな歯科医院・歯科衛生士から学べる
歯科衛生士ごとに患者さんとの関わり方って違うと思いますし、別の歯科医院を見学したいと、常勤で働いているときから思っていたんです。
当時働いていた歯科医院の院長に「1週間だけでもいいから、別の歯科医院で修行してみたいです」って話をしていたんですよ。
でも、なかなか実現できなくて。
今はハノワを使うことでいろんな歯科医院を知り、新たな学びを吸収できています。
ハノワを使って働く1日のスケジュール
ハノワを使うときは、どのようなスケジュールで過ごされていますか?
午後からハノワ経由で歯科医院で働くときは、フリーになる午前中を有効活用しています。
・勉強
・掃除洗濯
・晩御飯の仕込み
とか。
あと、空いた時間にいろいろできるようになってからパーソナルジムの契約をしたので、トレーニングしに行くこともあります。
そのほか、スムーズに勤務するために歯科医院へ持っていくものを確認していますね。
午後からハノワを活用することが多いですか?
本当は午前中に働くのが理想ではあるんですが、午前中に働けるママさん歯科衛生士が多く、午後の方が人手が足りなくなるみたいで。
「午後に来てもらえると嬉しい」という歯科医院の要望に合わせて、今は午後に伺うことが多いですね。
ハノワはこんな歯科衛生士におすすめ
ハノワはどんな歯科衛生士におすすめですか?
効率的にさまざまな歯科医院で経験を積めるので、他の歯科医院で働いてみたいと思っている歯科衛生士におすすめですね。
そのほか、歯科以外に興味があって、働く選択肢を増やしたい人にとっても魅力があると思います。
歯科衛生士という資格を活かして、収入を得ながら勉強や自分がやりたいことに時間を使いたい人におすすめです。
歯科衛生士を極めたい人、歯科衛生士以外の仕事に興味がある人、の両方にぴったりなサービスですね。
これからの働き方について
Niさんは、これからどのような歯科衛生士を目指していきたいですか?
やはり、『聴く力』って大切だと思っていて、スタッフ同士でも患者さんに対してでも、聴く力を持った歯科衛生士になりたいですね。
今までは、自分が主体的に喋っていた部分があったんですが、そうではなく相手の話を聴いてコミュニケーションを円滑にできる『傾聴の姿勢を持った歯科衛生士』が理想です。
今勉強されているメンタルヘルスの分野を深めていきつつ、臨床の仕事も極めたいということでしょうか。
そうですね。
患者さんの話を伺っていると「被せ物が取れちゃった」とか「むし歯で穴があいたから治療してほしい」といった主訴だけでなく、潜在的なニーズが絶対にあると思っていて。
主訴を無事に解決するのは大前提ですが、患者さん自身も認識していなかった潜在的なニーズを一緒に掘り出して改善したい、という気持ちがあります。
そして患者さんに「この歯科医院に一生通いたい!」「この歯科医院に来てよかった」と思ってもらえると嬉しいですね。
編集後記
結婚をして引っ越しすることになった
そんなきっかけがあったとしても、今までの働き方を変えるのは簡単なことではありません。
正社員の仕事を手放して、やりたかった勉強やハノワを活用したスポット勤務を始める…という行動によって新たな選択肢を得たNiさん。
今までの『当たり前』に縛られず、ライフステージに合わせて働き方や生き方を変化させる行動力は、とても素敵だと感じました。
「やりたいことがあるけど時間がない」
「今までの働き方を変える勇気が出ない」
その場で足踏みをしていませんか?
新たな働き方や生き方を手に入れるために行動してみたい!というあなたを、ハノワは応援します。