ハノワレター 2025年09月号 (vol.66)

パートナーのあなたへ。

先月もお仕事お疲れ様でした!

今日は9月22日(月)、
気温25度湿度50%の嘘のように快適な
大阪の朝を感じながらお届けしています。

初めての方にご挨拶すると、
このお手紙は毎月25日
(ハノワの代行給与振込日)前後をめがけて、
パートナーさんにお送りしています。

原則先月ハノワをご利用頂いた
全国2,093名のパートナーさんはもとより、
一度でもハノワにログインしてくださった方にも
送付しています。

【男を家に帰そう】

このHANOWAレターは月に2回、
これを今お読みのパートナーのあなたに向けて
と、もう一方の雇用主向けに
それぞれ執筆して送付しています。

今月は2本とも共通のテーマ、
「男を家に帰そう」です。

なんせ今、あらいのマイブームです。
男を家に帰すことが。
絶対に男を家に帰すマンです。

少し前にHANOWAラジオでも
配信したテーマです。

「第263話 企業による夫の子育てリソース搾取問題」

一見すると、
ハノワのようなスポットワークサービスを
運営していることと、男を家に帰すことに
繋がりは無いように見えます。

しかし、HANOWAのパーパスは
「社会保障を支える人たちに
経心両面の豊かさを」です。

そんな社会の実現には、
最近私は「女性の社会進出」ではなく、
「男性の家庭進出」が
とても大事なんだろうなとふつふつと思います。

タイトルの通りですが、
多くの企業が男性社員、
特に父親の家庭内での子育てリソースに対して
配慮することなく、
無邪気に搾取をし過ぎているのでは無いかと
あらいは感じております。

これはある意味、
治外法権というかそのご家庭の中で、
夫が、妻が、どの程度子育てに対して
リソースを割くのかは
各々のご家庭で決めればいい話のように思えます。

しかしこの国では
明らかに子どもの急な発熱、
突発的なイベント対応などに駆り出されるのは
母親ではないでしょうか?

夫婦で正社員のフルタイムだったとしても、
母親の自己犠牲量の方が多くないですか?

統計をとったことがないので、
間違ってたらすみません。

これは、所属する会社に対して
言い返せない夫、父親が情けないという見方も
できるかも知れません。

ただ、やっぱり会社経営してて思いますが、
日本の男を雇う会社側が無自覚過ぎます。

例え保育園に子どもを預けたとしても、
24時間の中で、子どものケアにかかる時間は
少なくとも家庭内で4,5時間は必要でしょう。

夫婦共働きで母親が3時間、
父親が2時間とかならまだ分かります。

母親5時間、父親ゼロってなんなんですか?

企業の側は、こうまでしてその家庭が負うべき
子育てリソースを奪ってまで、残業させないと、
満足な報酬を支払えないのなら、
そこまで生産性が低いのなら、
もはや社会悪であり少子化を推し進める
諸悪の根源であり、
社会に存在するべきではないと思います。
さっさと廃業させるべきです。

ラジオでも話したり、
HANOWAレターでも雇用主、労働者側にも
書いたりしてまでこの問題を訴求したいのには
意図があります。

人間は経済的な価値よりも、
意味的な価値によって強く駆動する生き物だと
思うからです。

フランス革命を推し進めたのは
ロベスピエール達だったかも知れませんが、
彼らが立ち上がったのは
ルソーが「主権は人民にある」と
社会契約論という書籍を
発表したからです。

革命の最初にあったものは、
利害や、便益ではなく、思想でした。

人々はその思想に出会うまで、
不条理や苦しい生活を強いられていたかも
知れませんが、
大多数は違和感なく毎日を過ごしていた
ことでしょう。

しかし、意味を付与された途端、
猛烈に違和感が広がって、
時流をとらえたさざなみが
止めようのない大波に発展したのでした。

男性が長く働くことの意味を、
我々は書き換えるタイミングに
来ているのではないかと思います。

あなたはどう思いますか?
今月はこんな感じです!

また来月もよろしくお願いします。

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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