歯科医療従事者の職場は、
過酷な労働環境だったり
人間関係に問題があり
本当に仕事や職場に嫌気がさした——
という話はよく聞きます。
今の職場を辞めて、新たな環境で今度こそ!
と思っても、
また同じ思いをしてしまうかもしれません。
ワンマンな歯科医師、
異常な程プライドが高い歯科助手、
育てる気はないが出来ない事には
ここぞとばかりに攻撃してくる
先輩歯科衛生士、
それを見てみぬふりをする同期達。
このような状況で、
精神的なストレスで体調を崩し
心底嫌気がさして辞めてしまった。
今は単発のバイトで生計を
立てているけど、
体調が戻ってきたので
もう一度歯科衛生士として働こうか
迷っている。
でも、ここまで心身ともに追い詰められた
トラウマを乗り越えられるだろうか……。
ここを克服しなければ
一生この仕事に戻れない気がする。
いっそ違う仕事についた方が
ストレスを感じずに
済むのかもしれない——
このように、
歯科衛生士さんや、
歯科医療従事者の中には、
大変な思いをして
辞めてしまうことになった方が
少なからずいると思います。
そのまま違う仕事につく方もいますが、
せっかく頑張って勉強して取得した
歯科衛生士の資格だから、なんとか復職したい
と考えている方も多いでしょう。
この記事はそんな方に
ぜひ読んでほしいなと思います。
歯科衛生士の仕事を辞めることに罪悪感を感じる必要はない
歯科衛生士の仕事に嫌気がさして辞めてから
環境を変えようと、
転職して違う歯科医院で働いてみた方も
いるでしょう。
その都度大変な思いをされて
結局また辞めることに
なってしまったのだと思いますが、
辞めたことに対して
あなたが罪悪感を感じる必要はありません。
なぜなら
辞めることは悪ではないからです。
今までたくさん我慢して、
頑張ってきたからこそ、
ストレスで体調を崩すまでに
なってしまったんですよね。
そんな状態でしたら
職場を辞めたあなたの勇気の方が
素晴らしいので、
罪悪感を感じるのではなく、
自分自身を褒めてあげましょう!
まずは、
「よくやったね」
「頑張ったね」
と自分を褒めて、労ってあげましょう。
そして、
働いていた時に感じた
怒りなどの感情は抱え込まずに
しっかりと出し切りましょう!
あなたが悪いのではなく、
その職場の環境が悪いのです。
なので、
ムカつく!と感じていたら
素直にその怒りを我慢せずに感じることです。
「歯科衛生士の仕事」に嫌気がさした?それとも、「職場の環境」に嫌気がさした?
もしあなたが
歯科衛生士の仕事に復職するのを迷っているのなら、
自分に問いかけてみてください。
「歯科衛生士としての仕事に嫌気がさした」
のか?
「歯科医院で働く環境に嫌気がさした」
のか?
前者であれば
復職せずに違う道へ進んだ方が
もしかしたら幸せな道があるかもしれません。
後者であれば、
働く環境を変えることで
歯科衛生士としてのキャリアを
続けていくことはできます。
復職をしたい!
と迷っているのですから、
この仕事が好きな気持ちはあるはずです。
でしたら、
自分が働きやすい環境を
見つけることができれば
ストレスなく働くことは可能ですよね。
なので、
まずは、自分がなぜ嫌になったのか?
その気持ちの整理をしてみることで
どちらにしても
前へ進むことができるのではないでしょうか。
たくさん嫌な思いをした人程、人の気持ちの分かる優しい歯科衛生士になれる
歯科衛生士や歯科医療従事者の仕事は
本当に大変な仕事だと思います。
理不尽なことで
嫌な思いもすることでしょう。
ですが、
たくさん嫌な思いをしてきたあなただからこそ、
患者さんや他のスタッフの気持ちが分かる
素晴らしい歯科衛生士さんになれるはずです。
そのためには
まずは勉強をしていきましょう。
技術は働いていくことで
積み重ねていくことができますが、
知識は勉強することでついてきます。
多くの技術と知識は
必ずあなたの力になり、
その知識と技術を使うことで
患者さんからの笑顔とありがとうを
いただくことができます。
そして、
その技術と知識はきっと認められて
院長もあなたを守ってくれるようになるはずです。
歯科衛生士は素晴らしい仕事です。
あなたがまだ続けたい!
この仕事がやっぱり好きだ!
と感じるのならば、
一度あなたの理想の環境を探すために
ハノワを覗いてみてください。
たくさんの職場を経験して、あなたが
「ここならずっと働きたい!」
そう思える職場と出会える事を
私たちは願っています。