パートナーのあなたへ。
先月もお仕事お疲れ様でした!
今日は5月16日(金)。
初めての方にご挨拶すると、
このお手紙は毎月25日
(ハノワの代行給与振込日)
前後をめがけて、
パートナーさんにお送りしています。
原則先月ハノワをご利用頂いた
全国1,807名のパートナーさんはもとより、
一度でもハノワにログインしてくださった方にも
送付しています。
開幕1ヶ月にして大阪万博に4回行って来ました。
来週5回目の訪問予定です。
個人的な話をすると、生きている中で、
五感全てをフルに開く実体験というのが、
最近不足しているなとつくづく思います。
なんでもChatGPTが代わりに考えてくれる、
計算してくれる、叶えてくれる。
そんな社会になる程、
ChatGPTに何を命令できるのか?
その人個人の日常がユニークかどうか?
が他との違いを生む源泉になるはずです。
万博は大阪の小さな島に200以上の国が集まり、
多様性の玉手箱みたいな空間です。
行くたびに最高に五感が刺激される経験が
得られます。
特にアラフォーの我々などではなく、
未来ある子どもほど行くべきだなーと思います。
【頑張るところ、あってる??】
先日HANOWAラジオで
「歯科技工士の報酬はどうやったら上がる?」
というタイトルで収録しました。
これまた本当に酷い話で、
オチとしては「経済的報酬が第一なら、
日本の保険診療の体制が変わるまで、
よその業界に転職して好きに生きましょう」
という結論でした。
どうやったら報酬が上がるのか?
という問いに対して、
「転職して好きに生きましょう」です。
もちろん職業選択のものさしは十人十色、
百人百色です。
経済的報酬を第一にするも良し、
やりがいやご自身の適正、強みを活かして
社会とつながることでも良しです。
厳然とした話ですが、
ゲームにはルールがあります。
我々は望む望まないに関わらず、
いずれかのゲームに参加させられています。
しかしこのゲームの中で、
多くの人たちはルールを無視した振る舞いをして、
点数を稼げないと嘆いているように見えます。
例えば保険診療の枠組みの中で働く
ということは、
自由競争のルールではなく
社会主義のルールで戦う
ということになります。
社会主義のルールでは、頑張っても頑張らなくても
最初から報酬は独裁者によって決められています。
この場合、一つのサービスを提供するのに
コストや情熱やホスピタリティを
かければかけるほど、
消耗し利益が減るゲームです。
頑張れば頑張るほど、損をするルールの中で、
効率やタイムパフォーマンスを
上げようとする行為は、
さらに自分を消耗させる行為に他なりません
(あくまで経済的報酬を第一に考えるなら、
という意味)。
医療従事者のマッチングプラットフォーム
ハノワの社長なのに、
じゃ歯科業界の人は皆転職しろってことかよ!
と思われるかも知れませんが、
言いたいことはそんなことではありません。
ルールを理解して、戦い方を少しだけズラすと、
可能性は広がることがあります。
事実ハノワで働くパートナーさんたちは
大抵がパートタイムで勤務する報酬よりも
高い時給を受け取っているはずです。
これはハノワのプラットフォームの中でだけ、
労働力の需給に関して
自由競争のルールが成立しているからです。
全体としては社会主義のルールですが、
ハノワを経由することで、
部分的に自由競争のルールを適応させ、
苦し紛れながらも
なんとか可能性を押し広げているような状況です。
ただただ無闇に頑張るのではなく、
今自分が立たされているゲームのルールは何か?
それを踏まえた上で、どう振舞うことが
最も加点に結びつくのか?
奴隷のまま
タイムパフォーマンスを上げたところで、
主人を豊かにするだけで奴隷の生活は
何も変わりません。
頑張る前に、
そもそも自分が参加してるゲームのルールを
把握してみましょうというご提案でした。
今月はそんな感じです、
来月もよろしくお願いします!
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平
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