パートナーのあなたへ。
先月もお仕事お疲れ様でした!
今日は12月19日(木)、
最近もっぱら個人の書斎感覚で利用している
西梅田のスターバックスからお届けしています。
気温8℃の中オフィスから歩いて来ました。
かじかむ手をコーヒーで温めながら
タイプしています。
初めての方にご挨拶すると、
このお手紙は毎月25日
(HANOWAの代行給与振込日)前後をめがけて、
パートナーさんにお送りしています。
原則先月ハノワをご利用頂いた
全国1,341名のパートナーさんはもとより、
一度でもHANOWAに
ログインしてくださった方にも
送付しています。
【独立心とはなんぞや】
世の中にはいろんなタイプの経営者がいます。
あらいにもタイプがありまして、
常に
「市場の中で最も少ない資源は何だろうか?」
と考えるのが好きなタイプです。
例えば、
その最も少ない資源を先に抑えてしまえば、
それを欲しがる人に独占的に
自由に販売できてしまうわけです。
卑しい男ですねぇ。
ハノワの場合は
歯科衛生士や歯科助手や歯科医師たちが、
自由に自らの時給を提示し、
アリガトウの数を貯めて説得力を持たせることで
パートナーたちがハノワから
離れる理由を無くす事が、
根っこにあるコンセプトです。
すると、医院側は多少お値段が張っても、
ハノワ経由で取引せざるを得なくなる。
これはこれで筋の通ったストーリーです。
しかし、もっともっと思考を深めて行った時に、
この歯科人材市場の中で
「本当に少ない資源は何か?」
を考え続けた結果、
実は足りていないのは人材の数ではなく、
まともな職場の数では?
という結論に至りました。
ハノワが辿り着いた真実は、
人材が足りないのではなく、
まともな職場が足りなかったんだ。
ということです。
だってハノワには毎月かなりの数の
パートナーさんたちが、新しいパートナーたちを
勝手に連れてきてくれています。
むしろハノワがたくさんお金をかけて
集めているのは歯科医院ばかりです。
本来、本当に人材不足なら、
ハノワはとにかくお金をたくさんかけて
人材を集めているはずです。
でも、直接雇用だったら嫌だけど、
ハノワ経由だったら働いてもいいよ。
って人がここまでいるんです。
これは人材が足りていないのではなく、
人材は確かにそこに存在する。
ただし、働いてもいいかどうかは、
まともな職場かどうかによる。
ということでしょう。
そりゃそうですよね。
「どんなタイプが好き?」と聞かれて
「えー、優しい人!(ただしイケメンに限る)」
みたいに、建前はいくらでも言えますが、
本音はいつも(ただしイケメンに限る)と同様、
まともな職場だったら
歯科業界で働いてもいいけど、
そうじゃないなら異業種に流れる方がマシ。
ってやつでしょう。
ほとんどの場合、
「本当に少ない資源は何か?」
この自問自答はこの程度でいいと思います。
ただ、あらいは変な癖があって、
それでもまだ「本当に少ない資源はそれか?」
とそもそもをもう一歩疑って考えてしまいます。
「本当に少ないのはまともな職場の数なのか?」
という問いを突き詰めたら、
実は最も少ない資源は、
歯科業界の労働者の独立心や勇気なのでは?
と思うようになってきました。
まともじゃない職場が、
なぜまともじゃないままでいる事ができるのか?
それこそ、
労働者自身が不条理に対して泣き寝入りし、
毅然と労働基準監督署や厚生局に通報したり、
パワハラや残業代未払い問題に
弁護士や社労士に相談せず、沈黙を続けた結果が、
ここまでまともじゃない職場を
増やしてしまったのではないか?
そう考えたら、ハノワが有難いことに
今の立場にまで成長してくる事ができたのは、
業界内の最も数少ない資源である、
労働者の独立心と勇気を補完してきたから
なのでは?と思ったりもします。
あらいのMBTI診断の結果は
ENFP(運動家)でした。
これまでも、そして2025年以降も引き続き、
歯科業界の労働者の側に立って、
「泣き寝入りするな!立て!戦え!
お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな!」
と絶叫し、鼓舞し続けて行こうと思います。
何の宣言かよく分かりませんが、
今月はこんな感じです。
本年もありがとうございました!良いお年を!
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平
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