仕事をよく辞めてしまう…
という歯科衛生士のなかには
毎日がんばって働いているけれど
ふとしたときに、
漠然と辞めたくなる。
理由はないけど仕事に行きたくない。
そんな自分はダメなやつだ。
と、辞めたくなるのは
自分の甘えだと感じ
そんな自分を責めて
辛さを感じている人もいるようです。
仕事を辞めることに悩んでいるのは
歯科医療従事者だけではありません。
先日、こんなご相談をいただきました。
最近、仕事の辞めぐせ
がついてしまったのか、
仕事に行くのが物凄くしんどいです。
今働いている会社は、
今年に入って3社目です。
1社目では、
入社1週間でパワハラにあい退職。
精神的なショックから
働くのが怖くなりました。
2社目は、
人間関係がうまくいかなかったことや、
仕事内容が難しくて
ついていけなかったことが原因で
2か月で退職しました。
3社目は、今働いている会社です。
特に嫌がらせをするような人も
居ないし、
仕事も以前の職場よりは
大変ではないですが、
何故か行きたくないです。
電車に乗っていると、
このまま降りずに
どこか行ってしまおうか
とも考えてしまいます。
みんなちゃんと仕事へ行けてて
偉いなって思います。
これまで10年位は
ちゃんと働けていたはずなのに、
何故急にこうなってしまったのか、
自分でもよく分かりません。
辛いです。
休日は楽しめるので
鬱とかではないと思います。
どうしたらこの辛い気持ちが
少しでもなくなりますか？
アドバイスをいただきたいです。
同じように
過去の辛い体験がきっかけで
仕事が続かなくて悩んでいませんか？
本記事では、
そんな辛い思いをしながら
がんばっているあなたへの
メッセージをお届けします。
仕事を辞めたいと思う自分を責めると苦しくなる
仕事を辞めたいと感じることは、
誰でもあります。
仕事を辞めたいと思う自分を
責めてしまうと
気持ちが苦しくなってしまいます。
特に
辞めたいと感じる理由が漠然としていると
余計に自分を責めたくなって
辛くなっていきます。
辞めたいと感じる
自分がダメなのでは？
と責め続けるのは
本当に辛いことですよね。
でも大丈夫です。
あなたが、辞めたいと思う気持ちは
悪いことでもなんでもありません。
理由もなく急に辞めたくなるのは「がんばりすぎのサイン」
相談者は過去に理不尽に辛いことがあって、
そこから10年働いてきたのですから、
とてもがんばりましたよね。
少し疲れてしまったのかもしれません。
今まで過去に辛いことがありながら
働いてきたのですから、
自分が思っている以上に
疲れてしまっているのかもしれません。
自分のせいと責めてしまうこともそうですが、
このように感じてしまう人は
真面目でがんばり屋さんだと思います。
今まで無意識にがんばり続けていた自分に
気づかずに、
ずっと力が入ったまま
働き続けてきたのだと思います。
パワハラや人間関係で
辛い思いをしたときにも、
自分を責め続けて
歯を食いしばってきたのだと思います。
もっとがんばらないと！
仕事を早く覚えないと！
そう思いながら
常に肩に力が入ったまま
緊張感を持ち続けて働くのは辛いですよね。
そんな状態で働いていると
ふとしたときに緊張の糸が切れて
漠然とした不安から
「辞めたい」「行きたくない」となってしまう
のでしょう。
あなたは今まで本当に
よくがんばってきましたよね。
そんな自分を責めるのではなく、
「私はがんばっているんだなあ」と
自分自身のがんばりを
認めてあげることが
今のあなたにはとても大切なことです。
長く働いていくコツとは
がんばることは悪いことではありません。
しかし、がんばらない自分はダメなのではないか？
と責め続けてしまうと、とても疲れてしまいよね。
なぜなら、
その努力が誰かに認められることがないから。
むしろ、
がんばるためにがんばっている
という訳のわからない状態に
なってしまっています。
そのような状態だと
ある日突然糸が切れたように
やる気も失ってしまいます。
大切なことは、
がんばりすぎている自分に気づくこと。
「あっ私は今がんばりすぎて
疲れているんだなぁ」
「私はがんばっているな」
と自分を受け入れて認めること。
常に完璧を目指す必要はありません。
そんな自分でもがんばっていたと
褒めてあげましょう。
そうやって自分を受け入れていくことで、
力が抜けて
自然体で仕事ができるように
なっていくと思います。
ただし、
もし身体も心も本当に疲れているのなら、
休むこと、
または環境を変えることもおすすめです。
休みもなく、
がんばり続けないといけない職場であれば
心身ともに疲弊してしまうので、
あなたに合った職場を探すことも手段です。
何よりも
自分を大切にすることを考えましょう＾＾
