歯科衛生士お悩み相談「ネガティブ思考な年下歯科医師への接し方が難しい!」

あなたの職場には
何を言ってもネガティブに捉える
という人はいますか?

ネガティブな考え方の人が職場にいると
コミュニケーションの取り方に
困ってしまいますよね。

先日
年下歯科医師への接し方に困っている
歯科衛生士の方から相談をいただきました。

年下の歯科医師がとてもネガティブで
困っています。

相談されてこちらがアドバイスしても
「どうせ私は〇〇だし」
とすぐに泣き出すし、
自分が求める答えではないと
すぐに拗ねてしまうんです。

職場だけでなく
電話で相談されることもあって
正直面倒です。

年下とはいえ歯科医師ですし、
私から指示をするわけにもいかないので、
本当はもっとリーダーシップを持って
やって欲しいのですが…。

どのように付き合っていけば
いいのかわかりません

相談に乗っても
何でもネガティブに捉えられるのは
困りますね。

それでも、
職場が一緒であれば
常に顔を合わせないといけないし、
歯科医師に泣かれてしまうと
どうしていいのかわかりません。

そこで今回は
ネガティブ思考な人が職場にいたときに
どのように付き合っていけばいいのか

お話していきます。

目次

まずは話を聴き理解を示すことが大切

何を言ってもネガティブに捉える人から
相談を受けたときは、
話を聞いて、理解し、
受け止める姿勢が大切です

いきなりアドバイスをしたり、
話を遮ってしまうと、相手は
やっぱり私のことをわかってくれない
とさらにネガティブになってしまいます。

ですので、
まずは話を最後まで聞くこと。

これはとても面倒で苦痛ではありますが
黙って相槌くらいで聞いてあげましょう。

そのうえで、
相手に対して共感を示しましょう。

「それは大変ですね」
とか、
「辛いですね」
「わかります」
という言葉を先に
投げかけてあげるのです。

たとえ本心はそう思ってなくても
大丈夫です。

ネガティブ思考の人が相談をする場合
「ただ話を聞いてほしい」
「気持ちをわかってほしい」
というケースが多い
ですので、
まずは受け止めてあげましょう。

アドバイスは逆効果になる可能性が高い

ネガティブ思考の人からの
相談に乗ったけれど
なんだかお互いにスッキリしない……

そんなときに
相手を変えようとアドバイスをするのは
NGです

相談を持ちかけた人は
「こうしたらいいですよ!」
などの意見は
求めていません。

相手を変えようとすればするほど
反発されてしまいます。

身近なところでいうと
恋愛と一緒ですよね。

彼氏や旦那を変えようとして
指摘しても
相手は不満な顔をして反発し
喧嘩になるだけです。

そういったときは
相手を変えるのではなく
自分が変わることが大切です

自分を変えるためには
まず伝え方を変えてみては
いかがでしょうか

ネガティブな年下歯科医師とのコミュニケーションの仕方

ネガティブな年下歯科医師との
コミュニケーションで
意見を伝えたり指摘したりする場合、
前置きを入れるのが重要なポイントです。

たとえば

自信がなくて
患者さんに治療方針を
伝えるのが
どうも苦手で…

と年下歯科医師に
相談されたとき

歯科医師なんだから
そこは自信を持てるように
スキルアップを考えたら
どうですか?

などと答えてしまうと
歯科医師は心を閉ざしてしまいます

もし、自信がないとか
不安に感じるのなら
治療方針についての見解を
その都度教えてもらえませんか?

患者さんに伝えるのは
責任も伴いますし、大変ですよね。

一緒に患者さんの治療を
考えていきましょう。

そのうえで
スキルアップについても
院長に相談してみませんか?

このように
相手の立場を考えた言い方をすると
相手は話を聞く姿勢に
なってくれます

これは
ネガティブ思考の人に接するときに限らず
職場でストレスなく働くために
必要なコミュニケーションの仕方
です。

もちろん
相手が後輩や先輩の場合も同様です。

このように
相手の立場に立つことを
いつも頭の片隅に置いておいて
コミュニケーションをとるようにすると、
働きやすくなるでしょう。

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