結婚、出産、子育てなど、ライフステージの変化は、女性にとって働き方が変わるターニングポイントと言えます。
- 育休が終わったらフルタイムに復帰する
- 育休明けからは時短勤務にする
- 子育てに専念するために退職
など、選択肢はさまざま。
この中から、今回注目するのは「子育てに専念するために退職」というパターンです。
一旦仕事から離れた方の多くは、お子さんがある程度大きくなって仕事復帰を考えたときに、年齢やスキル、心理的なハードルから、働き方について悩んでしまうケースが多いようです。
実際、お話をうかがった歯科衛生士のあゆいろさんも、約15年のブランクを経て仕事復帰をする際には、思い悩むことも多かったのだそう。
常にポジティブであることを大切にしているというあゆいろさん。
現在はハノワを通じて自分らしく働ける歯科医院と出会い、仕事もプライベートも充実した毎日を送っています。
- ブランク明けで、今後の働き方に悩んでいる方
- 自分らしく働けていないと感じている方
そんな方には特に、たくさん悩み、もがいた経験を持つあゆいろさんの言葉が、まるで自分のことかのように染み渡るのではないかと思います。ぜひ最後までお読みください。
動画も配信しています
動画では、あゆいろさんがブランク明けに仕事復帰されたなかで大変だったことを、赤裸々に語ってくださっています。
何事にも前向きに取り組む姿勢をよりリアルに感じ取っていただけるかと思いますので、インタビュー記事と合わせてご視聴いただけますと幸いです。
歯科衛生士プロフィール
ハノワ NAME:あゆいろ
結婚・出産・子育てを経て、2022年に15年近いブランクから歯科衛生士復帰を果たす。パントモ・デンタル位置付け、歯周基本治療など幅広い業務が可能。特に予防歯科分野への興味関心が高く、現在は認定スポーツ歯科衛生士取得に向けて勉強に励んでいる。
歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたときにハノワと出会いました。
ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われたことを覚えています。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!
現在の働き方について
最初に、あゆいろさんの現在の働き方について教えてください。
現在はハノワを利用して、週3回くらいのペースで働いています。
1つの歯科医院にリピートしていただいており、1日あたり7時間程度の勤務です。
今はハノワ1本なんですね。働く頻度はどういった基準で決めているのですか?
結婚、出産、子育てを経て約15年振りの歯科衛生士復帰だったので、働くうえでメリハリを大事にしたいと思っていました。
もちろん遊ぶときにはしっかり遊びたいですし。そういった意味で、今の頻度に設定しています。
ブランク明けからハノワに出会うまで
復帰後、すぐにハノワを使われたのですか?
実は違うんです。
復帰するために、まずはいろんな歯科医院の募集に応募したんです。
でも、年齢で引っかかってなかなか面接まで行けないことが多くて。「見てもらえないんだ」という悔しさがありましたね。
それで、やっと面接してもらえて受かっても、働いてみたら自分に合わなかったり働きづらかったり…。
私には正社員が合わないのかな?フリーランスの方が良いのかな?と、色々なことを考えてましたね。
なかなか働きたいと思える歯科医院に出会えない状態だと、歯科業界で働くことに迷いが出ませんでしたか?
もう辞めようかな…と思ったこともあります。
でも、私に合うところは絶対あると信じて、フリーランス向けのセミナーに足を運んでみるなど、1か月ほど目まぐるしく動いていました。
そうだったんですね。そこからどういったきっかけでハノワに行き着いたのですか?
がむしゃらに動くなかで、やっぱり自分は臨床がすごい好きだなってことに気づくことができたんです。
ちょうどそのタイミングでハノワの『MY 働き方サポーター』をされている中島かなえさんのInstagramを見て、たくさんの歯科衛生士さんがハノワで活躍されている姿を知って。
※ハノワの『MY働き方サポーター』かなえさんと運営している座談会はこちらをチェック
なかでも、かなえさんの発信する文章が私の精神的なところにどーんと響いて、涙しながら読ませていただいていました。
かなえさん自身も過去に悩んだ経験があったり、お子さんが2人いらっしゃったりと、 共感できるポイントが多かったのかもしれないですね。
そうですね。
ブランクを経て「歯科衛生士として頑張りたいけれど自分に合う働き方が見つからない」という経験があったからこそ味わえた感覚だったと思います。
そのときは大変でしたが、ポジティブに捉え直して「あの経験があったからこそ今があるんだ」と思えるので、今となってはありがたいことだと感じています。
何事もポジティブに変換できるあゆいろさんの姿勢、本当に素敵です!
ハノワの魅力
実際にハノワを使ってみて、どんなところに魅力を感じていますか?
①『アリガトウ』がモチベーションにつながる
私、ハノワの『アリガトウ』という機能がすごく好きなんです!
普段母親として、“やって当たり前”みたいなことが多いなかで、『アリガトウ』を通して誰かから評価していただけるというのが本当に嬉しくて…
たしかに、あゆいろさんの『アリガトウ』 を拝見すると、内容にも厚みがあって、どのような感じで勤務されているのか目に浮かぶようですよね。
今後、他の歯科医院の方がこれを見たときに、 あゆいろさんってすごく良さそうな方だなと思っていただけるのではないかと感じました!
②気持ちにゆとりが生まれる
正社員だと休みにくかったりすると思うんですが、ハノワだとそういったことから開放されるので、気持ちにゆとりが生まれます。
たとえば日曜日にセミナーに出たいときに「次の日辛いかもな」と思えば月曜日は仕事を入れないとか。
そういうやりくりがしやすいですね。
自分で選べるというのはハノワならではですよね。
もちろん仕事をするうえでの責任は、正社員もハノワも一緒だと思いますが、プライベートの時間やセミナーに行く時間を自分で調整できるハノワは本当に最高です!
ハノワを活用して嬉しかったこと
ハノワを活用していて嬉しかったことってありますか?
現在勤務している歯科医院は、正社員ではない私の意見もしっかりと聞いてくれる点が本当にありがたいなと感じています。
やるやらないは別として、こちらの意見を聞いてくれるのは、歯科衛生士をリスペクトしてくださっているんだなというのが伝わってきます。
それはもう、院長先生の人間性が素晴らしいですね。
そうなんです。
先生のアイデアを聞いて「そういうやり方もあるんだな」と自分が考えることもできて、楽しいですし本当に勉強になっていますね。
先生たちが切磋琢磨している感じが伝わってきて、「今回の治療はこうすれば良かったね」みたいな話も気軽に話せて。
社員じゃないんですけどミーティングに参加させていただいたり、ご飯に連れて行っていただいたり…本当に温かい場所です。
ハノワはこんな歯科衛生士におすすめ
あゆいろさんから見て、ハノワはどんな歯科衛生士さんにおすすめしたいですか?
やっぱり、私と同じように子育てで現場を離れていた方におすすめですね。
履歴書で判断されることが少ないので、今からまた歯科衛生士として働きたい!と思っている40代にハノワは優しいと思います。
ハノワは働く時間や頻度、あとはお給料の面など、私たちの「こうだったらいいな」というのを的確に網羅している感じがしていて。
なんで20年前になかったんだろう!って思うくらいです。
あとは、仕事もしつつプライベートも充実させたい方にもおすすめです!
今後のハノワの活用について
今後、ハノワをどのように活用していきたいですか?
現在お世話になっている歯科医院へはこれからも行くんですが、その他にいろんな歯科医院へも行きたい気持ちはありますね。
いろんな歯科医院で手を動かすことで学べることは、たくさんありますよね。
そうなんです。
今はいろんな機材を揃えている歯科医院も多いですし、機械の名前や専門用語も、使わないと出てこなくなるので。
午前中だけとか少しずつ仕事を増やしていったり、自費診療に特化している歯科医院に行ってみたり。
いろんな経験をさせていただきたいなと思っています。
編集後記
辛かった経験を乗り越え、ポジティブな言葉で語ってくださったあゆいろさん。
あゆいろさんが悩んでいたときにかなえさんの言葉が響いたのと同じように、今回のあゆいろさんの言葉が心に響いたという方も多いのではないでしょうか?
「新しい一歩を踏み出した方」の姿が「これからチャレンジをしようとする方」の背中を押す
そんな素敵な”輪”が、ハノワにはあるように感じます。
今働き方に悩んでいる方も、ハノワが生み出す”輪”のなかに、まずは一歩足を踏み入れてみませんか?
今回のあゆいろさんのインタビューが、新しいチャレンジを始めるあなたの背中をそっと押すきっかけになると嬉しいです。
※2023年5月インタビュー時点の情報です