こんにちは、ハノワの新井です。
7月にご利用頂いた全国647医院の皆さま
ありがとうございます!
このお手紙は全国のハノワに
ご興味をお持ち頂いた
およそ3,000ほどの医院全てにお送りしています。
こうやってご登録くださる院長先生あてに、
毎月お知らせだけだと味気ないので
月々の気づきやハノワの事業進捗などを、
代表の私が語りかけ初めて27ヶ月。
先駆けること登録人材向けには
すでに現時点で52ヶ月。
他にも社内向けに
月一チームへのメッセージを53ヶ月。
ラジオ配信に至っては210週以上続けていて、
「よくそんなに書くことや話すことがありますね」
なんて言われます。
無いですよ。
普通にあるわけがないです。
もっと初期の頃は現場でメールを打ったり、
問い合わせ対応したり、
ユーザーと電話したりしていたら、
毎日がネタの仕入れになります。
あんなことがあった、
こんなことがあったという経験は、
発信の糧になります。
一方、経営者として組織を固めて、
見据える時間軸が向こう2~3年、5年、10年と
先のことになってくると、
別に誰とも分かち合うこともないし、
ユーザーに語りかけても仕方がないし、
何の為にやってるのかと
自問する時間も増えてきます。
しかし、
少し前のプロフェッショナル仕事の流儀で、
名探偵コナンの生みの親、
青山剛昌先生が取り上げられた時は参りました。
描きも描いたり1994年以来実に30年。
しかも週刊連載。
挙げ句の果てには
毎度同じような殺人事件や
趣向を凝らしたトリックを
練りに練り続けてコミックス実に105巻。
究極のマンネリズムのさらにその先を行く、
狂気の仕事現場を見せられて、
書くネタがないなんて
もう2度と自分ごときが言えないな
と猛省しました(なんでや)。
【小規模医院の後継者問題】
去る7月某日、
歯科医院のM&Aや第三者承継意識調査アンケートに
ご回答くださいました先生方、
誠にありがとうございました。
ハノワ社内では現在、
ほぼマンパワーは私だけですが、
歯科医院の事業承継、
後継者マッチングのプラットフォーム作りを
水面下で始めています。
この領域もやり始めてみれば、
問題がたくさんあります。
とにかく譲渡対価が安く、
2,000万円や3,000万円程度で売買されるようでは
プロのM&A支援者たちが
歯科業界に目をむける動機にすらなりません。
譲渡対価の算定や、
過去にとことん節税しておきながら
急に第三者に承継したいので
退職金も兼ねて高く売りたい、
なんて言われても
着手金を請求しようものなら
「詐欺師!」と罵られてはやってられません…。
いかんせん譲渡対価が安いので、
長期で啓蒙啓発する為に
セミナー開催などし続ける業者も少なく、
根本的に
「誰に相談したらいいかわからない、
何から始めればいいかわからない」と、
情報すら流通していないのも課題でしょう。
とは言え最近は
メーカーやディーラーさんの
主催セミナーも増えてきたように思います。
一方現実的に譲る、後を継いでもらうとなった時、
相手が親族であれば節税していけばいいのですが、
第三者に手放してセカンドライフの資金も確保する
となると、
ほとんどの先生にとって
決算書の作り方もなかなかの方向転換が
求められます。
半年で理想通り売れるものでもなく、
その場合はせめて3年以上前から
入念に準備をしたいものです。
また、値段の問題ではなく、
現実はもっとウエットなところに
ボトルネックがあって、
「自分の診てきた患者さんを
丁寧に引き継いで欲しい」
「スタッフの待遇を
変えてやらないで欲しい」
などなど、
値段以外の懸念材料が大多数です。
というわけで、
ハノワのメールから
近く後継者問題の解消に向けたコンテンツ配信は
増えてくると思いますので、
ぜひチェックください。
登録する勤務医の方や、
若い多店舗化を目指す院長(買い手)との
紹介を進めて参ります。
今月はそんな感じです。
引き続き何卒よろしくお願いします!
株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平
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