ハノワレター for DC 2023年6月号(vol.12)

こんにちは、ハノワの新井です。
5月にご利用頂いた全国257医院の皆さま
ありがとうございます!

このお手紙は
全国のハノワにご興味をお持ち頂いた
およそ2,000弱の医院全てに
お送りしています。

2年以上のご縁を温めて…

先日5月半ばに、
当社は複数の投資家さんたちから、
総額1億5,500万円の増資を
実施したことをリリースしました。

出資を募ったのは
これでハノワとしては
3回目となります。

この資金は主に販促費
(6月からは全国38都道府県への
利用地域の拡大)や
開発人員の獲得に投じる予定です。

先生にとっては
例えば近隣のパートナー登録数が
さらに増えたり、
表示速度の高速化や、
さらなる使い勝手の向上などが
期待できるはずです。

手前の半年ほどを
楽しみにお待ちください。

3回目で
これまで合計2億円以上の投資を
お預かりしましたが、
当然のことながら「投資」なので
毎月の返済は発生しません。

その代わりに
会社の経営権を
数10%ずつ手放していきます。

医療の世界では
あまり馴染みのない
経営形態だと思います。

通常僕たち
スタートアップ企業の起業家は、
1回の投資の為に
50人とか80人とかと面談します。

今回も僕はおよそ
50人ほどの投資家さんたちと話して、
47人近くから断られたり、
その後返答を呼びかけても
無視されたりしました。

期間にして
2022年10月頃から
投資家に会い始めて、
3月末にしてやっと
終えることができたので、
実に半年近く
お金集めに奔走していたわけです。

何も僕の苦労話を
したいわけではなく、
本題はここからです。

今回新規の投資家さんを3名、
ハノワは迎え入れたわけですが、
その内2名はそれ以前から
知人の結婚式で少し話していたり、
軽い打ち合わせを
何度か定期的に経ていた方です。

一番大きな額を
出資してくださった方は
実に2年以上前から
「最近調子どうですかー?」
「ぼちぼちですねー!」
というやりとりのあった方です。

ウィークタイズ

マーク・グラノヴェッダー
という社会学者が
ウィークタイズ(weak ties)
という論を提唱しています。

weak ties(弱い紐帯)

家族や恋人や親友といった
社会的つながりが密接な人よりも、
適度に顔を合わせる程度の
人間関係の方が
有益な機会をもたらしてくれる
可能性が高いという理論。

確かに
数千万円や億単位の投資です。

出会って1ヶ月の人より、
2年前から知ってる人の方が
安心感がありますよね。

実はこのウィークタイズ理論、
投資やお金の話以外にも
人生のあらゆるところで
活用できそうです。

困った時だけ
求人屋さんを呼び出して、
急いで高額な広告枠を買ったり、
困った時だけ働いてくれる人を、
悲壮感を漂わせながら
知り合いに紹介依頼していませんか?

手を替え品を替え
何度も言い続けますが、
ハノワを使えば
地域の医療従事者と簡単に
「30分お試しマッチング」
を組めます。

毎月5人ずつでも、
急用がなくても、
人員が充足してても、
会い続けていれば
年間で60名の未来の採用候補者に
医院を見て頂く機会を
手に入れることができます。

入り口は
ハノワでゆるく繋がった人材が、
例えば2年の時を超えて
オメデトウ制度で主戦力となって、
医院にとって
欠かせない人材になるかも知れません。

僕らのミッションは
「自分の人生を生きる勇気と機会を届ける」
です。

いつも
行き当たりばったりのフローな医院経営と、
着実に未来の自分を助ける
ストックな医院経営の2つがあるとするなら、
どっちが自分の人生を
後悔なく生き切ることに
寄与するでしょうか。

ハノワを通じて、
ウィークタイズの本数を増やし、
思い思いの医院経営に
繋げて頂くことを祈ってます。

今月はそんな感じです!
来月もよろしくお願いします!

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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