ハノワレター 2025年10月号 (vol.67)

パートナーのあなたへ。
先月もお仕事お疲れ様でした!

今日は10月8日(水)、台風が近づいて
ジメジメする大阪よりお届けしています。

初めての方にご挨拶すると、このお手紙は
毎月25日(ハノワの代行給与振込日)前後を
めがけて、パートナーさんにお送りしています。

原則先月ハノワをご利用頂いた全国2,147名の
パートナーさんはもとより、一度でもハノワに
ログインしてくださった方にも送付しています。

【働いて働いて働いて働く】

ネット上のニュースでは
この話題で持ちきりです。

改めて、株式会社HANOWAの存在理由、
企業を営む大目的は、
「社会保障を支える人たちに
経心両面の豊かさを」
というものです。

社会保障を支える、
保険制度の元で働く人たちに、
経済的にも、精神的にも豊かになって貰う。

ここに向けて、代表の新井は
全ての経営上の意思決定を行います。

保険制度によって、
産業に落とされる予算=全ての売上高は
毎年限られています。

異業種であれば、付加価値を創造した分に応じて
売上高は増えるものですが、
社会保障領域で働く以上はそうではありません。

毎年集められた、
社会保険料、税金、国債の発行量の中から、
医療や福祉、保育産業に対して、
配分されるお金の総量があらかじめ
決められてしまいます。

全ての処置には点数が決められ、
新卒であっても、30年のベテランであっても、
その処置に対する点数は皆一律同じです。

そこで、ハノワのアプローチとしては、
社会保障領域で働く人たちの
人材の流動性を高め、多種多様な企業や施設、
病院、クリニックに移動しやすい機会をお届けし、
様々な目線やモノサシで労働環境を比較検討し、
より優れた生産性の高い労働環境に人材を集め、
生産性が低かったり劣悪な労働環境や人材を
流出させることが第一段階と考えています。

だって、産業レベルで、割り当てられた予算が
限られているのであれば、
割り振って貰えたお金を
効率的に扱える理事長や経営者が規模を
拡大しないと、いつまで経っても
この産業で働く人たちの手取りは増えません。

残念ですが、生産性の低い経営者には
閉院、廃業、撤退頂いて
勤務ドクターに戻って頂く。

不都合で厳しいかも知れませんが、
社会保障領域で働く人たちの
大きな前提の上に立った時、
収入を増やす為には
やはり合理的な考え方だと思います。

そのために、
人材マッチングプラットフォームのみならず、
医院と医院の買収や合併支援も
今年から始めています。

これらは生産性の低い施設や医院を閉じて、
生産性の高い医院や施設にお金も人材も
利用者も集約させようとする魂胆です。

ただ、じゃあそれによって、
この社会保障領域で働く人たちの時給は
一体いくらまで跳ね上がるでしょうか?

ずっと考えていますが
自分の中でも見えてきません。

平均時給2,000円でしょうか?
2,000円って、週40時間フルで働いて、
1ヶ月20日働いても額面32万円です。
年収384万円です。

2,500円なら?それでも480万円です。

しかもこの480万円は年間240日が
健康かつ、子どもや家庭の事情に左右されずに
労働力が提供できることが前提です。

平均時給が2,500円になったところで
経済的にも精神的にも豊かになれるでしょうか。

まぁそんなものは
個人の心の持ちよう次第なので
私のバイアスを挟むべきではありませんね。

自民党新総裁が仰るハードワークは、
彼女自身がご家庭の介護事情を
周囲に心配させない不退転の決意の表れだと
思います。

国民にそれを強いる意図はないでしょう。
ただ仮に働いて働いて働いたとて、
所属する産業の前提を考えた時、
天井はどこにあるのかを
定量的に把握しておくことは
とても大事だと思います。

その前提で、いかに貯蓄、投資、
あるいは結婚相手の選定基準、
何歳時点でいくらの資産状況を目指すか、
など、先を見通して戦略的に考えることの
重要性が見えてきますね。

そうなってきた時に
我々の事業の方向性としても、
労働収入のみならず、資産管理、
心の豊かさなどにも広げていく必要が
あるかも知れません。

なんかオチが無さそうですが、
考えるきっかけになれば幸いです。
来月もよろしくお願いします!

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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