勤めてから1ヶ月くらい経ち、
仕事がなかなか覚えられず、
さらに人間関係にも悩み、
辞めたいと思うようになりました。
親や友達に相談すると
「まだ1ヶ月だから
もう少し頑張ってみたら?」
と言われ
「もう少しがんばろう!」
と自分に言い聞かせて
がんばってきました。
でも、もう限界です。
仕事は少しは覚えてきましたが、
人間関係を改善するのは難しく、
これ以上何をがんばればいいのか
わかりません。
私はどこまで
がんばればいいのでしょうか?
肉体的な疲れだけでなく
精神的に辛い状態が続くと、
何に対してがんばっているのか
わからなくなってしまうことも
あると思います。
不満や不安を抱えながら
がんばり続けるのは
とても苦しいですよね。
ときには
がんばらないといけないというのは
わかりますが、
どこまでがんばればいいのでしょうか。
「がんばれ!」という抽象的な言葉
「辞めたい」と相談したときに、
院長や同僚、両親、友人などから言われる
「もう少しがんばってみよう!」
という励ましの言葉。
この「がんばれ!」って、
よく考えてみると
『抽象的』ではありませんか?
なにを | がんばればいいの? |
---|---|
どれだけ | |
どのように |
どうがんばればいいのか、
はっきりしないのに、
言われた側は
「がんばらなければ…」と
追い詰められてしまう。


どうしようもないから
相談しているのに…
と感じますよね。
そしてやがて、
自分を冷静にみられなくなってしまうのです。
今の自分の状態を客観視してみよう
闇雲にがんばっても
精神的・肉体的に
壊れてしまうかもしれません。
ですので、
まずは自分のことを
もう少し考えてあげましょう。
- 人間関係が限界で、
職場に行くことが辛い - 毎日辞めたくて涙が出てくる
このように
感じているのであれば、
あなたは十分がんばっています。
これ以上
がんばる必要はありませんので、
転職を検討してみてもいいかもしれません。
逆に、
自分のスキルアップの目標が明確にある場合は、
今自分に何が足りていないのかを自己分析し、
足りない部分を補うために
すべきことをがんばってみましょう。
「やるべきこと」と「やりたいこと」を混同しない
がんばっていて苦しくなってしまうときには、
今自分が行っていることは、
「やるべきこと」(やらないといけないこと)
なのか、
「やりたいこと」
なのかを考えてみましょう。
やりたいことであれば、
苦しさをそこまで感じずに楽しさの方が
大きくなるはずです。
しかし、
毎日やるべきことに追われて、
やりたいことがないと感じる場合は
辛く、苦しくなってしまうでしょう。
やりたいこと、やるべきことを
仕事の中でも区別して考えてみてください。
そうすれば、
今何を、どれだけがんばればいいのかを
冷静に見極めて
行動できるはずです。
しかしながら、
「今、本当に辛い!」
と感じている状況なら
無理は絶対にしないでくださいね!