ハノワレター2024年7月号 (vol.52)

パートナーのあなたへ。
先月もお仕事お疲れ様でした!
今日は7月19日(金)。梅雨明け。
灼熱の大阪、北新地オフィスから
このお手紙を書いています。

初めての方にご挨拶すると、
このお手紙は毎月25日
(ハノワの代行給与振込日)前後をめがけて、
パートナーさんにお送りしています。
原則先月ハノワをご利用頂いた
全国1,067名のパートナーさんはもとより、
一度でも
ハノワにログインしてくださった方にも
送付しています。

それにしてもvol.52です。
もう5年以上続いている
私から皆様へのKO・I・BU・MI!
この1年半ぐらいは締切に追われて
毎晩泣きながら書いてます。

また「note」と言われるブログサービスにも、
私からハノワ社内のチーム向けに
かれこれ語りかける言葉を52ヶ月。
ラジオは対外向けに208週間。
社内向けには107週間。

これは私自身明確に目的を持って
継続しているわけですが、
大企業でもない弱小カンパニーが生き残るには、
強者がやらないことをやらなきゃダメなのです。

強者がやらないこととは、
情報発信や継続ではなく、
「個人」を売ることです。
要はハノワを売るのではなく、
ハノワを作っている人を売る。
ハノワの中にはこんな人がいる、
あんな人がいる。
なんか好き、なんか嫌い。
それらを醸成する為に、
お金がないチームが取れる手といえば、
泣きながらでも長時間働いて
努力してせっせと来る日も来る日も
文をしたためて、声を届けて、
自らを晒すしかないわけです。
しかしそんな努力も虚しく、
ついに我らの命運も尽きる時が来てしまいました…

メドレー・GUPPY連合軍、スポットワーク参入

みなさん今までありがとうございました。
これまでのご愛顧、誠に感謝致します、
心情としては
今から燃えながら海に沈むゴーイングメリー号。
「今まで大切にしてくれてどうもありがとう。
ぼくは本当に幸せだった…」ってやつです。

状況を整理しましょう。
メドレーが今年5月時点で保有する
現預金残高165億円

グッピーズは5月に上場廃止したとは言え、
4月時点の現預金残高は24億円

売上高はメドレー205億円、
グッピーズ23億円。

大人げないと思いませんか?
よってたかって弱者をいじめて、
恥ずかしいと思わないのでしょうか?

しかし祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す
ってやつです。

いや、平家のようにハノワが
「たけきもの」だった時期などないのですが…。

しかしこれはこれで
我々としましてもなんとかして
チャンスへと転じるほかありません。

うだうだ言っても始まりません。
例えばハノワとしても
ライバルが増えることで
どんないいことがあるか?

スポットワークやお試しマッチングの概念が
確実に市場に広がるでしょう。

ハノワ一社で出せない広告費を
投下することが出来るようになるので、
一定の追い風にはなりそうな気がします。

少しだけ真面目なことを言うと、
学的には独占したいのですが、
学的には独占は禁止されています。

健全な医療業界の人材市場を形成する為には、
一定の規模の会社同士が互いを牽制しあい、
切磋琢磨して、
ユーザーに選ばれるべく競争をすることは、
経済学的には理想です。

まぁ我々も鼻息荒く、
「ハラスメント気質で
人材を定着させらんねぇダメな歯科医院は
市場から退場すればええんじゃオラワレェ!」
とぬかしていた手前、
やっぱり自分たちも
市場から退場させられる危機感と
覚悟を持って日々経営に向き合わないと
説得力がないですよね。

我々は先行者として、
後から来る人たちのリソースを
追い風にできるよう、
なんとか工夫を凝らして戦いたいものです。

例えば、「人材の流動性を高め、
個々の職場が健全な競争に晒されて
業界の浄化に繋げる活動の為にも、
皆様の参入を歓迎します」
といったような、
我々が立てた旗をブラさず
一貫した姿勢を貫くとか。

いや、なんか痩せ我慢っぽいな。
まぁなんとか頑張ります。
皆様もぜひどんどん
GUPPYのスポットワークを使ってみて、
また感想をください。

今月はそんな感じです!
来月もよろしくお願いします!

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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