唐突ですが、あなたは『歯科衛生士としての自分の価値』はどのくらいだと思っていますか?
「そんなこと考えたこともない!」という方もいらっしゃるかも知れませんが、この記事に出会えたのも何かのご縁だと思って、ぜひとも前向きに考えてみてください^^
たとえば、時給や月給で考えてみても良いですし、院長からの評価を振り返ってみても——。
さて、どんな思いが出てきたでしょうか?
「時給(給与)は相場だから、自分の価値もそのくらいだろう」
「もっと給料をもらってもいいと思う!」
「院長によく怒られるから、価値がないのかも……」
人によって感じかたは様々だと思いますが、もしかすると、必要以上に自己価値を低く見積もっている可能性があります。
今回インタビューした ぱんださんは、「歯科衛生士自身が価値を低く見すぎているんじゃないか」という危機感を覚え、「歯科衛生士がもっと自信をもって働けるようになるためのサポートをしたい」と話してくださいました。
そしてハノワを実際に利用するようになって、ハノワのサービスは「歯科衛生士の価値の向上にもつながる」と感じられたそうです。
ぱんださんはいったい、ハノワのどこに魅力を感じ、どのように活用されているのでしょうか。
また、ハノワを使う前のお悩みや解消された経緯などについても独自の視点で伺っています。最後までお楽しみください。
動画も配信しています
「ハノワのサービスをひと言で表すと、『自由』以外に言いようがない」と話してくださった ぱんださん。
本記事では取り上げられなかったハノワの別の魅力も話してくださっています。ぜひご一緒にお楽しみください!
歯科衛生士プロフィール
ハノワ NAME:ぱんだ
歯科衛生士歴10年目。
新卒で就職した一般歯科では、チーフとしてスタッフマネジメントや教育、労務関係についても携わっていた経験をもつ。夫の転勤を機にハノワを使い始め、現在はハノワを活用しながら週2〜3日、2軒の歯科医院で勤めている。
歯科衛生士&動画クリエイターのわだやんです!
『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたときにハノワと出会いました。
ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われたことを覚えています。
- 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分で自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
- ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、動画という形で1人でも多くの人に届けたい。
そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!
現在の働き方について
ぱんださんの現在の働き方について教えていただけますか?
今は週2〜3日、ハノワを利用して2医院で勤めさせてもらっている状況です。今後はもう少し増やしていこうかと考えています。
それまではどのような働き方をされていらっしゃいましたか?
新卒で入職した一般歯科で約9年間勤め、一昨年の2020年に結婚を機に退職しました。
ハノワのプロフィールを拝見すると、歯科衛生士業務以外のご経歴もあるようですが?
そうですね。
歯科衛生士業務に加えて、チーフとしてスタッフマネジメントや教育、医院の売り上げに関することや労務などにも携わらせていただいていました。
その経験を積んだ歯科衛生士って、貴重な存在ですよね。
そうだと思います。
ですので、前職の歯科医院にはすごく感謝しています。
チーフまでされていたぱんださんが独立しようと思ったきっかけは、ご結婚なのですか?
結婚と同時に引越したので、それが一番のきっかけではあります。
引越し先は職場から離れていたので、帰宅が20時半過ぎくらい。そこから夕食を作ったり……という生活が毎日続くことを考えると、ちょっとしんどいなと感じたんです。
だから、一度リセットしようかなって。
あとは、歯科医院での勤務経験が1軒だけだったので、いろんな歯科医院を知りたいなという想いも出てきたことも、独立を考えるようになった理由のひとつです。
ハノワを使おうと思ったきっかけ
ハノワと出会われたのは、9年間勤めていらした歯科医院を辞める前ですか?
そうですね。
転職活動をしようと、ネットやSNSで検索していたら見つけました。
ハノワを見つけたときは、どのように感じられましたか?
「これ、私のためのサービスじゃん!」と思って、すぐに登録しました。
転職活動をするにあたって感じていた不安がハノワで解消されると思った、という感じでしょうか。
「転勤の可能性がある歯科衛生士を雇ってくれる歯科医院があるのか?」とか、「妊娠して、採用後すぐに産休をとる可能性のある歯科衛生士は雇ってもらえるのか?」という不安はありました。
でもハノワを活用すれば、場所や時間で悩まなくなると思えたことが使う決め手になりましたね。
特にライフステージが変わるタイミングは、様々な不安や悩みが出てきますよね。
あとは先ほども申し上げた通り、いろんな歯科医院を知るために2〜3軒を掛け持ちしたい気持ちがあったのですが、そういう働き方はなかなか難しいな……と感じていました。
ハノワなら、複数の歯科医院で働くことが叶いますね!
ハノワの魅力
では、ぱんださんが感じるハノワの魅力はどんなところですか?
① 働き方を自分で決められる
一番の魅力は、働きたい日や時間、時給も自分で決められることです。
極端な話ですが、たとえば1か月間はタイトなスケジュールで働いて、翌月は1日も働かない——といった働き方もできるわけですよね。
これってすごく自由でいいなと思っています。
働く期間も休む期間も、自分でコントロールできますもんね。
旅行が大好きな私にとっては、もっと気軽に動けるようになる頃はハノワでの働き方をさらに活かせそうです。
② ストレスを感じることなく働ける
以前の職場でもストレスはほとんど感じていなかったのですが、気持ちに余裕ができたという意味では、今まで以上にストレスなく働けている実感はあります。
先ほどの繰り返しにはなりますけど、オン・オフを自分で決められるし、ちょっと相性が合わないな……と感じる歯科医院さんはお断りすることもできるので。
たしかに、正社員やパート勤務ではそうはいかないですものね。
常勤はもちろん、パートも曜日固定の勤務形態が多いですよね。休みだって事前に申請しておかないと、直前にとるのは難しいですし。
それがハノワだったら、「この日は休みたいな」と思ったときに曜日を気にすることなく休めるのはすごくいいなって思います。
③ 女性に優しいサービスである
女性って、ホルモンバランスの変化などによる特有の体調の波があるじゃないですか。それなのに、休暇制度はあまり整っていない印象があるんですよね……。
たとえば、産休は世の中に浸透してるけど、生理休暇はそうではなかったり。
スタッフ自身も「今日は生理が重たいので休みたいです」とはなかなか言えないと思うんです。
でもハノワだったら、「生理が来る予定の1週間は休む」ということも自分で決められますよね。
そういう意味で、ハノワは女性に優しいサービスなのが魅力だなって思っています。
たしかに!おっしゃる通りだと思います。
リアルなお声をありがとうございます。
ハノワで勤務するときに心がけていること
ぱんださんがハノワで勤務するときに心がけていることを教えていただけますか。
「医院がどういった状況なのか?」、「何を私に求めているのか?」ということを院長先生に必ずヒアリングしています。
たとえば、「衛生士業務をひと枠すべて担当してほしい」ということであれば対応しますし、「スタッフが足りなくて医院が回らない」ということであれば、消毒室や受付まわりの業務などもお手伝いさせていただきます。
そのあたりは、『アリガトウ(※)』でかなり感謝の言葉をお見受けしました。
※ハノワには、勤務後にパートナー歯科医院とパートナー歯科衛生士の双方向でレビューを送り合っていただく『アリガトウ』という機能があります。
ぱんださんがパートナー歯科医院からもらった『アリガトウ』の一例
なかでも「歯科衛生士業務をすごくテキパキこなしてくれる」といった内容が印象に残っています。
タイムマネジメントで工夫されていることはありますか?
治療方針は歯科医院によって違うので、まずは勤務先の方針を確認します。
そのうえで、患者さんの「口腔内のどこが一番重度なのか」とか「歯ブラシのどこが苦手なのか」という点を見極めて、そこを重点的にお掃除していきます。
そして、患者さんご自身がブラッシングでも綺麗に磨けるところは時間をかけないようにしていますね。
時間内に終わらせるのが苦手な歯科衛生士さんには、すごく参考になりますね。
特に新人さんの場合は、たとえば「全顎しっかりと正しくスケーリングしなければならない」ということばかりに気を取られて、体が固くなっちゃったりするんですよね。
スケーラーの角度や取り残しゼロにすることはもちろん大切なのですが、時間は限られているので見極めが必要だと思っています。
今後のビジョンについて
今後、ハノワをどんな風に活用していきたいですか?
転勤や妊娠の可能性も考えられるので、ハノワを使って週3〜4回くらい勤務させていただけると嬉しいなと思っています。
では、ぱんださん自身の歯科衛生士としてのビジョンはありますか?
歯科衛生士の価値をもっと高めていきたいです。
歯科衛生士本人も歯科医院側も、歯科衛生士の価値をもうちょっと高く見てもいいんじゃないかなと。
歯科衛生士という仕事は、ひと口に「患者さんの健康サポート」と言っても、生まれる前から最期のときまで寄り添う場合もあります。
さらに、人間にとって大事な「食べる」ということをサポートするので、ものすごく価値の高いものだと感じているんですよね。
歯科衛生士の仕事が好きなんだろうな、ということが伝わってきます。
好きですね。
だからこそ、どういう形になるかはまだわかりませんが、まずは私が自信をつけて、身近な人からこの想いを広げていきたいなと思っています。
編集後記
「歯科衛生士の価値」について話してくださるとき、ぱんださんの熱量が上がるのを感じました。
“患者さんが保険内で支払う金額がそのまま歯科衛生士としての価値” だと勘違いしている衛生士さんが多いんですが、実際はそうじゃないですよね?歯科衛生士はもっと価値があるんだよ!ということを伝えたいんです。
このように「歯科衛生士自身が価値を低く見すぎているんじゃないか」と感じられるのは、ぱんださんが過去にスタッフマネジメントや教育にも携わっておられ、たくさんの歯科衛生士さんの相談に乗ってきたからこその視点でもあるでしょう。
そんな ぱんださんは、自分で働き方を決められるハノワは歯科衛生士の価値の向上にもつながる、と期待してくださっています。
この記事を読んで「今の自分の価値はどのくらいだろう……?」と気になられた方は、試しにハノワのプロフィールを作ってみられることをオススメいたします。
具体的な自己評価はどのくらいなのか、歯科衛生士としてどんな強み・弱みがあるのかなど、自分を客観的に知る機会としてご活用いただけますよ。