歯科衛生士を妊娠を機に退職し、
子供が小学生になり
子育てが落ち着いたタイミングで
「復帰しようかな?」
と考えている方もいると思います。
そんな方のなかには、
実際にこのような不安を抱えている方も
いらっしゃいます。
退職してから5年〜10年ほどのブランクがあり、以前働いていたところでは教育システムもなかったので独学のような形で働いていました。
なので知識や技術などには自信はありません。
最初はパートから働き、ゆくゆくはフリーランスなども目指したい!と今はモチベーションは高いのですが、最初からスムーズに働くためには何か勉強などして準備置いた方がいいでしょうか?
確かに、ブランクもあって、
なおかつ技術や知識に自信がなければ
復職は不安ですよね。
復職への不安を軽減すために
今、何ができるのでしょうか?
そこで、この記事では
復職を考えている人が
スムーズに働くための考え方をお伝えします。
基礎のおさらいは大前提
「ブランクがあっても身体が覚えているはず!」
と、そのまま勤務すれば思い出せると思い
何も事前に入れずに戻ってしまう人もいます。
しかし、基礎知識も忘れた状態で復帰をすると
何もできない日々に
心が折れそうになってしまうかもしれません。
ですので、
基礎知識を思い出しておくために
事前に教科書などをおさらいしておくことは
必要です。
まずは
忘れかけた基礎知識を呼び覚ましましょう。
復帰まえに歯科医院を見学する
歯科医院では、働きたい方へ
見学を実施しているところもあります。
ブランクのある方は実際に見学をして
自分が働いていた当時との違いや、
働き方、医院の雰囲気なども知ることで
スムーズに働くことができるでしょう。
見学は1件だけではなく、
3件くらいは最低行ってみることをお勧めします。
見学することで、
- その医院での対人コミュニケーションはどうなのか?
- オペレーションはどうなのか?
- 院長の理念や人柄
などもわかります。
また、その際にみて欲しいことは、
「歯科の材料や器具」です。
5年〜10年も経てば
歯科の材料や器具はかなり変わってきます。
もし質問などもできるのでしたら、
どのように変わっているのかなども聞くと
良いかもしれません。
学生時代の教科書とは
全く変わってしまっている可能性もあるので、
「歯科の材料や器具」の変化を
先に知っておきましょう。
実践で使える知識を先に勉強しておくこと
ブランクがあっても
働く上ではすぐに実践となっていきます。
その時に、
実践で動けるかどうかも重要ですよね。
なので、実践ですぐに動けるように
知識を得ておくことは重要です。
例えば、
- 外科器具や充填器具なども含めて器具の基本的な使い方を把握しているか?
- 歯周ポケットの深さを簡潔にわかりやすく説明できる知識はあるか?
- 歯周病管理の知識はあるのか?
(歯槽骨吸収:垂直性骨吸収・水平性骨吸収)
隣接する歯のCEJを結ぶ仮想線を考えたときに、その仮想線に対して歯槽骨頂が少しでも角度がついて交わるようであれば垂直性骨吸収。全く交わらずに平行であれば水平性骨吸収とみなす。
これをレントゲンから判断し、
どのような治療方針を組み立てるのか?など。
実践で行う仕事を想定しながら
すぐに動けるように勉強しましょう。
歯科衛生士の復職支援事業などもあるので調べてみよう
歯科衛生士がブランクから
復帰するためのことを書いていますが、
上記を行っていくにも
一人だと何から始めたらいいのかわからずに
結局動けないということもあると思います。
そんな時は、
歯科衛生士向けの復職支援を
各都道府県で行っていたりします。
日本歯科医師会のサイトなどで
まとめられています。
セミナーを受けられたり、
復職に向けての支援をしていただけます。
また、
「もっとスキルアップしたい!」という方は
民間講座などもあるので
調べてみるといいでしょう!
復職を考えるときには様々な働きができるハノワに登録すること
私たちハノワでは、
スタッフ教育に力を入れている歯科医院や
子育てしながら働ける環境を
提供してくれているところ、
スポットで働ける、
復職を快く受け入れてくれるところなど
「自分のライフスタイルにも合った」
歯科医院とのマッチングが可能です。
求人募集を探していくよりも、
ハノワにご登録いただいくことで
自分に合った職場を見つけることも
スムーズになると思います。
復職をお考えの歯科衛生士さんは
まずは一度お試しください。