退職したいけれど言い出せない。他のスタッフと退職が重なっているときの解決策

歯科医療従事者と退職届
  • 結婚
  • 出産
  • パートナーの転勤
  • 他の歯科医院への転職

ライフスタイルの変化などで
退職をしたいとき、
他にも退職希望のスタッフがいたり
すでに退職が決まっている人がいると、
辞めることを
言い出しにくく感じてしまいます

その他にも

前に他のスタッフが辞めたいと言ったときに、院長と揉めて結局辞めさせてもらえなかったから言えない…。

今人が少ないから、新しい人が入ったら言おうと思ってるけど、どんどん日にちが過ぎていってしまう。

といった悩みを持っている人は
少なくありません。

ネットの書き込みにもこんな相談がありました。

結婚を機に転職したいと考えています。

(来年から県外に引っ越す予定です。) ただ、心配な事があります。 現在診療チェア数が6台あります。 ドクターが1人に歯科衛生士が6人と非常勤が1人います。この人数でいまの患者さんがやっと対応することができるんですが…今回結婚のタイミングが重なってしまい正社員3人が退職予定です。 (1人はおめでた退職、1人は、院長の方針が嫌になり退職、私は通勤で1時間半は通えないため退職予定です。) 周りの正社員の方に聞くと退職を言うタイミングによっては院長ともめて、退職金がもらえなかったり、ボーナスがかなり減額になると聞いています…。 できれば穏便に退職したいと考えています…。 どうすればいいか悩みすぎてモヤモヤがとまらないです…

Yahoo!知恵袋

辞めるなら、
誰もが円満退職したい
と思うでしょう。

そこで今回の記事では、
辞めないといけないけど
言い出しづらいときの解決策
をお伝えいたします。

目次

辞めることはできるだけ早く院長に伝える

スタッフが不足している状況や
退職予定の人がいる場合、
退職の希望を言い出すのは
簡単なことではありません。

ですがもしここで、
他の人が先に退職希望を言ってしまったら
余計に言い出し辛くなってしまいます
よね。

先に言えばいい!
というわけではないのですが、
早く退職の意思を伝えることで、
院長は次の採用を早急に準備ができる

ようになります。

長年勤めた医院のことを考えるのでしたら
最低でも3ヶ月前から
言っておいた方がいい
でしょう。

揉めるのが怖い…
と先送りする方が
事態は深刻になって
辞められなくなってしまいます。

ですので、
できれば退職が確定しているのであれば
なるべく早く退職の話を伝え
新たなスタッフの採用を進めてもらいましょう

ボーナスの減額は可能?就業規則を見直してみましょう!

先ほどご紹介したネットの書き込みでは
賞与が大幅に減額されるかも…
と言った話がありました。

実は
会社には賞与は必ずしも払う義務はない
ということをご存知でしょうか。

賞与を支給するのは、
会社などの雇用者の就業規則に則って、
支払い義務を負います。

ですから、
賞与を支給するかしないか、
誰に、いくら支給するといったことは、
原則として会社が自由に決めることができる
のです。

大幅な減額の場合も同様に、
就業規則に記載されているかどうか
が重要になってきます。

過去には、
ベネッセで退職予定者のボーナス減額について
裁判がありました。

ベネッセ側は8割のカットを求めましたが、
裁判ではカットは約2割までしかできない
という判決が出ました。

この理由は、
以下のことが該当します。

ボーナスの役割には大きく分けると
以下の3つがあります

  1. 賃金の後払い的役割
  2. 将来への動機付けの役割
  3. 成果を配分する役割

このケースでは
②の「将来への動機づけの役割」が、
退職が決定している人にとっては
該当しないので
2割の減額を認めるという判断が下されました。

ですので、
一部カットは覚悟しないといけない可能性
はあります。

ただし
大幅なカットの場合は
就業規則などに支給基準があるのかどうかを
確認した方がいいでしょう。

円満退職のためにハノワを活用

貴重なスタッフが居なくなるのは
院長にとって大変なことです。

引き留められたり、揉めたりすることなく
快く送り出してもらうためには
院長の困りごとを解決することが必要です。

それは、
退職する前に、
経験豊かなスタッフを確保する
ということ。

もし院長がハノワをご存じなければ、
ハノワを紹介してみてください。

ハノワを活用するメリットを
十分理解してもらえたら
きっと退職も認めてくださるはず
です。

辞めたいけど
すぐに採用が難しそうだから辞められない…
と感じている方は、
退職をスムーズに進めるツールとして
ハノワを活用してみてはいかがでしょうか。

歯科医療従事者と退職届

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