歯科衛生士としての経験が武器になり、自分が必要とされる環境があるのはハノワの魅力です。

かなえさんトップ

出産や育児のタイミングでパート勤務を経験したときに、自分の社会的地位の低さや、経験が活かせていないもどかしさを感じられたことはありませんか?

「わたしの経験はもっと活かせるはずなのに…」
「もっとこうしたら患者さんにとっていいと思うのだけど…」

と感じていても、自分が意見をすることで他のスタッフとの関係性が悪くなるのが怖くて言えず、モヤモヤを抱えながら働かれている歯科衛生士さんは多くいらっしゃいます。

歯科衛生士の仕事が好きだから「本当は楽しく続けたい!」という理想と、気分が沈んだまま働く現実とのギャップに悩んでいる——。

今回インタビューさせていただいた かなえさんは、このようにモヤモヤを抱えながら働いた経験を通して、「医療人として培ってきたキャリアをもっと活かしたい」という自分の気持ちに気づかれたそうです。

そんなときに、ハノワで自分の経験を即戦力として活かせる環境に出会い、「自分は必要とされているんだ」と実感したとおっしゃいます。

かなえさんはどのようにハノワを活用し、どんな経験をされたのでしょうか。
ハノワ視点でお話を伺ってみました。

動画も配信しています

パート勤務の頃に抱えていたモヤモヤや、ハノワを使うことでどのように解消されたのかをリアルに語ってくださるかなえさん。今まさに、同じように悩む歯科衛生士さんにとっては心強い内容となっています。

また、かなえさんが歯科衛生士として心がけていらっしゃることは、自分が “医療人である” ということを思い出させてくれます。

目次

プロフィール

かなえさん

ハノワ NAME:かなえ

北海道在住。
歯科衛生士歴24年目。
歯科衛生士業務にとどまらず、受付・運営・人材教育など、活躍は多岐にわたる。医療人として患者さまと向き合い、1歩先を導く視点を大切にしている。
現在は、歯科衛生士さんの心のサポートをする講座をオンラインで開催している。

インタビュアー紹介 

歯科衛生士&動画編集者のわだやんです!

『常勤の歯科衛生士』という働き方に息苦しさを感じていたときにハノワと出会いました。

ハノワでの勤務を通して、「こんな働き方もあっていいんだ!」「様々な働き方の選択肢があるんだ!」と心が救われたことを覚えています。

  • 「歯科衛生士だから、ひとつの医院で長く働かなければいけない」と自分を縛らずに、もっと“自分らしい人生”を叶える人を増やしたい。
  • ハノワを通して自己実現に近づく歯科医療従事者のリアルな声を、1人でも多くの人に届けたい。

そんな想いでインタビュー&動画制作に取り組んでいます!

現在の働き方について

わだやん

かなえさんの現在の働き方について、教えていただけますか。

かなえさん

歯科衛生士歴は今年で24年目になります。
2020年末までハノワを利用させていただいていました。

現在は臨床からちょっと離れてはいるんですけれども、歯科衛生士さんの心のサポートをする講座をオンラインで開催しています。

かなえさん

また、「歯科業界の未来は明るいよ」っていうことを少しでもお伝えできるんじゃないかなと思って、インスタグラムを活用して、いろんな歯科の先生や全国の歯科衛生士さんとコラボで発信をしています。

わだやん

かなえさんのブログや強み発見ワークのページを拝見させていただきました。

ご自身の経験を踏まえて、歯科衛生士さんの働きづらさの悩みを解消され続けているのがすごいなって思います。

歯科衛生士のための強み発見ワーク-1
歯科衛生士のための強み発見ワーク-2
かなえさん

幼いときから、何か決めたらトコトンまでやる性格ですね。

だから歯科衛生士になると決めたときも、自分ができること、ずっと続けられることをやろうと思ってたので、絶対やめない仕事を選びました。

わだやん

いやぁ、芯が強い。
では、かなえさんがブレずに「歯科衛生士として大切にしていること」などもあるのでしょうか。

かなえさん

患者さんに寄り添うことはとても大切だと思っています。

かなえさん

ただ私は医療人でもあるので、患者さんの一歩前だったり、階段で例えると一歩上から、良い方向に進むように患者さんの手を引くイメージを持って向き合っています。

具体的には、よりよい口腔内になるように問題点や良いところを見つけ、患者さんに何か一つでも気づきを持って帰ってもらうように心がけています。

わだやん

より詳しく教えていただけますか?

かなえさん

たとえば、ブラッシング指導のときは患者さんと一緒に考えるようにしています。

かなえさん

私たちって、学校でテクニックとして「○分ぐらい当てましょう」っていうのをすごく習っているので、ついそのままお伝えしてしまうんですよね。

でも、患者さんが習慣化しやすい方法を一緒に考えてあげることが大事なんです。

かなえさん

「このやり方があるんですけれども…」と言ってうまくできなければ、「どうやったら当てやすいですか?」「どの時間だったら磨けますか?」っていう風に、その人の生活や手の器用さを一緒に考えてステップアップするようにしていますね。

わだやん

患者さんの生活背景にかなり寄り添った対応を心がけていらっしゃるのですね。

かなえさん

これはもう、自分が万年ダイエッターでダイエットに失敗ばかりしてきた経験があるので。。

毎日ちょっとずつでもできるように、「できないときがあってもいいよ」「次は頑張りましょう」とまずは寄り添うことから始めて、気がついたら「こんなに長くできてましたね」っていうところを目指すように、いつも心がけて接しています。

わだやん

万年ダイエッター…!
笑っちゃいました。

ハノワとの出会い

わだやん

ハノワを利用される前は、どのような働き方をされていたのですか?

かなえさん

子育てを機にパートとして働いていました。

かなえさん

そのパートの職探しをしているときに、大手求人サイトでハノワを初めて知ったんです。

でもすごく高い時給設定で出てきたので、「ないない、それはない」と思って登録しませんでした(笑)。北海道って時給が低いので衝撃を受けましたね。

わだやん

では、ハノワを登録しようと思ったキッカケは?

かなえさん

同じような時期に、著名な歯科医師の先生がSNS上で「ハノワは歯科衛生士版Uberだよ」と仰っていたので、ハノワって有名なんだと興味をもちました。

その後、北海道に2度目の緊急事態宣言が出た頃にパートを辞めてしまったんです。今後パートで働くのはちょっと難しいなと思い、(登録だけでも…)と考えてハノワに登録しました。

ハノワの魅力

わだやん

ハノワに登録した後のお話も聞かせていただけますか?

かなえさん

登録して1か月後ぐらいに、ハノワのパートナー歯科医院さんから「ぜひお仕事に来てもらえませんか」という連絡を受けまして、そこからお仕事を始めました。

わだやん

実際にハノワを使われて感じた魅力は何でしょう?

① 即戦力として力添えができる

かなえさん

出産・子育てを機に初めてパートタイムでお仕事をしたときに、自分の社会的地位の低さや、今までの経験が生かせていないもどかしさを感じたんです。

でもハノワで働くと、自分は必要とされてるんだと実感できましたし、自分の経験が武器になってすごく嬉しかったんですよね。

経験や私自身に価値があるんだと思わせてくれたのはハノワの魅力です。

わだやん

かなえさんがそう感じられた具体的なエピソードはありますか?

かなえさん

常勤の頃は歯周治療が好きでずっとやってきたんですが、以前のパート先では「なんでそんなことしてるの?」っていう目がすごく多かったんですよね。

だから、慣れるまでは自分を出しちゃいけないのかなと思って、自分の能力を隠し続けていました。隠し続けるなんてすごく変だなって思うんですが…。

でもハノワでお仕事をさせてもらったときは、患者さんに私なりのTBIやOHIを行っても、先生やスタッフさんから何か言われるってことがなかったんです。

わだやん

そういえば、かなえさんは物販もどんどんされるんですよね。

かなえさん

そうなんです。
「すみません、歯ブラシどこですか?」とスタッフの方に聞いて、歯ブラシを持って患者さんに「これがいいと思います。一緒に歯ブラシやりませんか?」って言うと、皆さんすっと買ってくださるんです。
なので、私にとっては物販もできて当たり前なんです。

ハノワではそれを認めてもらえたっていうか、先生に何か言われることもないですし、むしろ「ありがとう」という感じだったので、自分を出して良いんだなって思いましたね

わだやん

なるほど、確かにそれは嬉しい瞬間ですね。

② ライフスタイルに合わせて働ける

かなえさん

あとは、私は子育て中なので、自分や家族、子どもの都合に合わせてお仕事ができるのはやっぱり最大の魅力です。

わだやん

かなえさんが子育てとお仕事を両立するために工夫していることはありますか?

かなえさん

家事や通勤中に自分の時間を確保して、子育ても仕事もバランスよくすることです。

かなえさん

私は完璧主義者なのですが、子育てをしていると「完璧にできない」ことに気づきました。

自分の時間を確保しないと心に余裕がなくなって子どもにイライラしちゃったり、色んなところにひずみが起きることが分かったんです。

だから自分の時間を確保するために、誰かに頼むとか、無理なことはしないようにしています
主人もすごく家事育児に協力的なので、助かっています。

ハノワで勤務するときに気をつけていること

わだやん

ハノワで勤務するときに気をつけてることを教えていただけますか。

① 歯科医院の信頼を落とさずに役に立つ

かなえさん

患者さんは、その医院さんの先生の考えや治療を信頼して通われていたり、歯科衛生士さんをはじめとするスタッフさんとの信頼関係を構築されていらっしゃってると思うので、私がその信頼や信用を落とすことをしては絶対にいけないと気をつけています

かなえさん

その上で、自分の知識や技術、経験値が医院さんや患者さんにとってもお役に立ち、さらに患者さんのお口の中が良くなったり、良い状態を維持することに繋がるお力添えができるといいなと常に意識していますね。

② わからないことはすぐに聞く

かなえさん

先生がおっしゃったことや流れは必ずメモに取って確認していますが、スポットで行くので、どうしても忘れてしまうことや覚えきれないことがあります

そんなときは後回しにせず、スタッフさんを信頼してすぐに聞くように気をつけています

かなえさん

私自身、新人の頃に「今は忙しそうだから聞いちゃまずい」「まずは自分で何かやってみよう」としたために、全部が後手後手に回って失敗しました。

自分ひとりの力でやろうとはせず、周りの方に頼ることが大切です。

③ 誰に対しても感謝の心をもつ

かなえさん

あと、医院の皆さんに対しても患者さんに対しても言えることは、立場や職種、年齢などに関係なく相手を尊重する気持ち、リスペクトする心は常に持つようにしています

ハノワで勤務される時のかなえさん

こんな歯科衛生士さんにハノワはおすすめ

わだやん

どんな歯科衛生士さんにハノワがおすすめですか?

かなえさん

私は子育て中のママであるので、やはり子育てをされている方にはおすすめです。

かなえさん

また、自分で歯科衛生士以外に何かやりたいことがあるけれども、歯科衛生士のスキルも生かしたいっていう方もいいんじゃないかなと思っています。

ハノワを活用して、依頼する医院側も働く歯科衛生士側も条件や立場を尊重し合いながら、お互いにやりたいことを実現すると良いのではないでしょうか。

今後のビジョンについて

わだやん

では最後に、今後の働き方やビジョンを聞かせてください。

かなえさん

臨床はすごく好きなので、歯科衛生士業務は短時間でも長く関わっていきたいです。

かなえさん

あとは、歯科衛生士さんのなかにはやりがいや楽しさがわからなくて辞めてしまい、歯科業界から離れて二度と戻らなくなる方も多いので、本来の歯科衛生士の仕事の楽しさに気づいて働く人を増やしていきたいです。

かなえさん

今後は、心のセルフメンテナンスを伝えるオンライン講座でその方の強みを引き出しつつ、ますます輝ける歯科衛生士さんを増やしていきたいと思っています。

給料という報酬だけじゃなくて、心の報酬もいただけるような歯科衛生士さんが増えると、これからの未来は明るく豊かなものになるんじゃないかなというビジョンを、今すごく思い描いていますね。

オンライン講座の様子

編集後記

自分の自信のなさをカバーするために、たくさん勉強して頑張ってきた かなえさん。

でも、どこかずっと満たされない気持ちを抱えたまま働いていたそうです。
ときには職場の人間関係が上手くいかなくなり、自己嫌悪に陥ったことも……。

かなえさんの場合は、自分の心と向き合い立て直す必要性を感じ、心のメンテナンスを取り入れた結果、満たされない心が少しずつ解消していきました。

さらに、ハノワで勤務した歯科医院で、自分の経験が武器になると分かって自信を取り戻されました

このように、ハノワにはあなたを必要とする環境があります

・自分の経験を活かせずにモヤモヤを抱えながら働いている
・自分の価値が認められない状況にいる
・パートであるがゆえに肩身の狭さを感じながら働いている

もし、今こんなお悩みを抱えているなら、まずは違う環境を知る方法としてハノワを使ってみてはいかがでしょうか。

歯科衛生士さんの「滑らかな働き方を通じた自己実現」を、ハノワは全力でサポートします。

かなえさんトップ

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この記事を書いた人

吉田 樹のアバター 吉田 樹 インタビューライター

ヒトが大好き!
HANOWA編集部の吉田樹(いつき)です。

特技は “ヒトの魅力ポイントを見つけること” と “挑戦を全肯定して応援すること” 。

HANOWA代表 新井さんの想いに共感し、お手伝いをさせていただいています。

歯科衛生士さんたちに寄り添いながらも、純度の高い記事をお届けしていきますので、

「歯科衛生士の仕事が大好き!」
「歯科衛生士の活躍を応援したい!」

という方は、ぜひ一度お話しましょう!

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