新人歯科医療従事者必見!患者さんからのクレームや文句に対する不安を乗り越える方法

新卒で歯科医院で働きはじめたばかりのころは
学校の授業や実習との違いに戸惑ったり
新たに覚えることの量に驚いたりと
毎日があっという間に過ぎていきますよね。

なかには
「もう辞めたい」
と感じ始める方も…。

こんなに大変だと思わなかった…

そう感じているのは
あなただけではありません。

今歯科医院で活躍している
歯科医療従事者の皆さんのほとんどが
働き始めた当初、
あなたと同じように感じていたのです。

初めての職場で、
経験も未熟ですから、
大変さは相当なものでしょう。

さらに経験が浅いがゆえに
患者さんから文句やクレームを
言われてしまう
ことも
新人歯科医療従事者の悩みのひとつです。

患者さんから
クレームや文句を言われるのが怖くて、
不安です。

私の技術不足で
不快な思いをさせてしまったり、
ただただ理不尽な文句を言われたり、
そのたびに家で大泣きするほど
へこみます。

私の歯磨き指導のやり方は
患者さんにとって
不快ではなかったか、
歯石取りは痛くなかったかなど、
毎日不安です。

それもこれも
知識不足や技術不足、
自信のなさによるものだと
分かっています。

院長や先輩は

「今はまだ新人だし、
気にしなくて大丈夫。
何事も経験だからね」

と優しくフォローしてくださいます。

ある程度キャリアを積んだら
自信もつき、
このような心配や不安も
軽減するとは思いますが、
今、この不安を乗り越えるには
どうすればいいのか悩んでいます。

やがて不安に感じることも
なくなるかもしれませんが
働き始めたばかりだと
不安は尽きませんよね。

そこで本記事では
患者さんからの
クレームや文句に対する不安を
乗り越える方法について
お話ししていきます。

目次

常に相手の顔色をうかがっていませんか?

患者さんからの文句やクレームが怖い

そんなあなたは
相手の立場に立って物事を考えられる
優しい人
です。

ただ、その思考が強すぎると、
相手の顔色を常に気にしてしまって、
自分の意見や、やりたいことが
後まわしに
なってしまいます。

たとえば日常生活でも
こんなことないでしょうか?

  • ランチで行きたいお店があっても
    「なんでもいいよ」と言ってしまう
  • やりたいことがあっても
    相手を優先してしまう
  • 欲しいものがあっても我慢して
    人のものばかり買ってしまう

などなど

自分のことを後回しにして、
無意識に我慢していませんか?

相手のことばかりに目が向いているので
自分のことを考えられずにいます。

このような
「相手の顔色をうかがっている」状態だと
経験を積んでも、
何かしらの不安は常に付きまといます。

なぜなら、
人の顔色を伺ってばかりで
自分に自信を持つことが
できないから
です。

患者さんも大切だけど、自分自身も大切に

患者さんファーストであることは
間違ってはいません。

しかし、自分を大切に考えることも
長く働いていくうえでは大事なことです。

患者さんは、歯科医院に対して
「ちゃんと治療してほしい」
「怖い」
「痛いのは嫌だ」
などのイメージを持っているので
患者さん自身が
ナーバスになっているケースも多々あります。

新人歯科医療従事者のあなたは
そんな患者さんの気持ちがわかっているからこそ
「うまくやらないと」
「失敗しないようにしないと」
と考えてしまうのです。

歯科医院のなかには

患者さんは、
誰が新人かなんて
知らないのだから
ちゃんとやりましょう!

と指導するところもあります。

医療の現場でミスは許されないので
当然なのですが、
新人であればあるほど、
プレッシャーに
なってしまいますよね。

もし、患者さんからの文句やクレームが怖くて
怯えてしまっているのであれば
前もって先輩や先生に

新卒で働き始めて間もないので、
至らないこともあると思います。
何かありましたら遠慮なくご指導お願いします。

と患者さんに伝えてもらってみては
いかがでしょうか。
(かなり難しいとは思いますが….)

もちろん医療の現場なので、
患者さんに応対する際には、
基礎知識や技術を身につけ
不安を払拭できるように努力する必要はあります。

必要最低限の知識と技術をしっかり学び、
今できる範囲で患者さんの話をしっかり聞き、
真摯に寄り添っていくことが
今のあなたにできる最善
ではないかと思います。

そうすれば相手の基準(顔色)ではなく、
自分の基準(できた、できなかった)で
考えられるようになるはずです。

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相手のことを
自分のことのように考えられるあなたは
素晴らしい歯科医療従事者になれるでしょう。

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