HANOWAレター 2022年8月号(vol.29)

パートナーのあなたへ。
7月もお仕事お疲れ様でした!
今日は8月15日(月)。
大阪北新地のweworkから
この手紙を書いています。

暑いしマスクやし日焼けするし、
コロナやしもう何なん?
な、日々ですね。

先日妻がコロナ陽性となっちゃいました。
僕は1月すでに
確かデルタ株だった頃に感染しており、
その時はとてもしんどかったです。

それにしても男って情けないよなと思うのが、
前回僕が感染した際の妻は
チャキチャキと使い捨てグローブ、
アルコール消毒キット、
使い捨て食器や食料品をすぐさま大量に用意し、
自身の仕事の段取りもそつなく手配して
濃厚接触者として
共に10日間家庭内隔離&看病を
スムーズに実行していました。

一方今回僕はというと
「どないしよ?とりあえず何かUber頼む?」
ぐらいしか言葉が本当に出てこず、
多分あと数日で元気になったら
ぶん殴られると思います。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
僕と元歯科衛生士のわだやんとで
コツコツとラジオ配信をしています。

HANOWAラジオ第109回
「厚生年金に入れて貰えたら将来安泰?」
ぜひぜひこの回はあなたにも聞いて頂きたいです。

要点は2つあります。

  1. 今ある常識を引いた目で見て、疑って欲しい
  2. 受け取ることよりも、いかに価値を生み出せるかにフォーカスして欲しい

一つ目は、
例えばかつては当たり前とされた
「終身雇用」や「扶養控除」などの制度も
時代が変わると、とんでもない悪法だった
と歴史の中で評価が変わることだって
あり得るということです。

終身雇用によって、
労働者は長期の安定を得ましたが、
個々人のスキルアップへの動機づけが弱くなり、
その結果先進国で最も社会人学習をしない国民を
生み出しました。

雇用の流動性も低く押さえつけられ、
外の世界を知ることなく
50歳60歳になるほど
会社にしがみつかざるを得ない人を
大量に作りだし、
労働者の人生の選択肢を
狭める結果となったのではとも言えます。

扶養控除も、
30代前後から40代前後のおよそ10年間を
100万円前後/年しか稼がないで過ごした結果、
子育てを終えた母親たちの『稼ぐ力』は
異常に低く貶められ、
離婚したくても出来ないor知識なく離婚した結果
ワーキングプアのループに入るなど、
これって一体何の為の制度なの?
と思える事例はたくさん僕も聞いてきました。

二つ目は、
上記のような諸制度は功罪も知った上で
賢く活用するなら良いと思います。

僕も全ては否定しません。
ただ、受け取って甘えるだけでは
余計に自分の人生を生きる機会を
遠ざけることにしかならないのではと思います。

特に歯科衛生士だと
バランス感覚に欠けて心配になるのが、
「専門学校の先生に
『医療法人か社保完備の所に就職しなさい』
とアドバイスを受けました」

と仰る方々です。

まずもって、
社会とはただ受け取る場所ではなく
あなたが社会に価値を届けることを通じて、
対価として自らの居場所を手に入れる空間
です。

ただただ受け取るのは
学生時代までのことであり、
この社会に出てきて
受け取ることばかりしか考えないのであれば、
いつまで経っても
あなたに社会の中での居場所を作ることは
できないでしょう。

誰かの役に立って、
感謝され、少しだけ自分の居場所が生まれ、
また誰かの役に立って感謝され、
居場所が広がっていく。

この繰り返しによって人は少しずつ
「自由」を手に入れていくのだと思います
(じゃあ働けない障害者には
居場所は無いの?と思う方もいるでしょうが、
明言しますが働けない障害者も
価値を生んでいます。これはまた別の機会に)。

自分の人生を生きるということは、
果たすべき責任から始まります。

正しくこの社会と関わり、
誰かの役に立つことを通じて、
自由を得る人が増えることを
僕は願っています。

今月はそんな感じです!
今月もありがとうございました!
来月もよろしくお願いします!

株式会社HANOWA 代表取締役 新井翔平

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