面接が苦手だという人は結構います。
うまく話せないから苦手だったり、
怖いと感じてしまったり。
文章を事前に用意して暗記しても、
うまく繋げることができずに
会話にならない。
丁寧に話そう、
失敗せずに伝えよう
そう思えば思うほど、
うまく話せず、
答えに詰まってしまいます。
面接のシミュレーションをしても
いざ本番になると緊張し過ぎて
あたまが真っ白に……。
アドリブも苦手で、
想定外の質問をされると
しどろもどろになるし、
うまく伝えることができません。
このような方は、
どうすれば
スムーズに面接の受け答えが
できるようになるのでしょうか。
面接の苦手意識を克服できない本当の理由
話し方のテクニックや
面接がうまくいく方法を探して、
それができれば面接がうまくいくと
思っていませんか?
ネット上には
「面接を成功させる方法」や
「面接の極意」など、
どこも同じようなことが
書かれていると思います。
たとえば、
- 説得力のある回答を準備する
- 「あー」や「えー」など余計な言葉は言わない
- 身だしなみを再確認する
- 入退室のマナーに留意する
- 面接中は正しい姿勢で
- 面接官の目を見て話す
- 自慢話はしない
- 結論から話すことを心掛ける
- 逆質問の準備をしておく
などなど。
これらは
「面接のマナー」であり
当然身につけておくべき
「基本」です。
面接が苦手な人からすると
それができないから
困っているのに…(涙)
と思いますよね。
もしかしたら
面接が苦手な人は、
面接をうまく切り抜けようとして、
「面接のマナー」「基本」
に必死になり、
面接で失敗しないこと
が目的になっているのではないでしょうか。
それが
面接がうまくいかない理由なのです。
面接は
採用されるまでの手段です。
それでは
あなたの最大のゴールは何でしょうか。
仕事を得たい、ここで働きたい
もっと給料のいい職場に転職したい
採用されることだけではなく、
その先の未来も
考えているのではないでしょうか。
面接をうまく切り抜けることが
目的になってしまっては
あなたの本当の思いを
伝えることはできませんよね?
では、
スムーズに受け答えしていくためには
何が必要でしょうか。
歯科医院の面接を受ける前にチェックしておくべきこと
歯科医院の場合は、
働く歯科医院の診療方針を
事前にチェックすることが必要です。
面接となると
「どのように好印象を持ってもらうか?」
と考えてしまいますよね。
実は、それよりも大事なのが
「スタッフとして必要だと感じてもらう」
ことです。
そのために知っておきたいのが
院長が掲げる診療方針。
診療方針は、
働く人にとっての基準となります。
診療方針を事前にチェックし、
どんなヴィジョンを持って
患者さんと向き合っているのかを
知っておくことは
面接でスムーズに回答する上で
とても大切です。
また、
歯科医院が掲げる診療方針に対して、
自分がどこまで共感し、
その診療方針を推奨していけるか
を考えることで、
自分に合った歯科医院を
見つけられます。
逆を言えば、
自分の考えと異なる診療方針の歯科医院は
面接を受けない方がいいとも言えます。
歯科医院の面接であなたが伝えるべきこと
面接で重要なことは、
綺麗な受け答えではなく、
そこで働くことでどんな貢献ができるかです。
自分には何ができるのかを
ハッキリと伝えられるようにすることが
面接では大切と言えます。
また、できることだけでなく、
どんな知識や技術が今後必要なのか?
そこを学んでいきたい!
と意思表示ができれば
熱意も伝わり、
貢献してくれると感じてもらえるはずです。
院長が掲げている診療方針に共感し、
前向きに働いてくれる人が欲しいと思うのは
採用する側として当然なことでしょう。
- 相手が求めていることをリサーチ
- 求められていることと、自分がやりたいことが一致している
この2つを考えておくことは
面接をスムーズに進めるだけでなく、
働き始めて「何か違う」と辞めたくなるのを
避ける方法でもあります。
面接でスムーズな受け答えをするための2つのコツ
面接が得意になりたい…!
と思っても
なかなか難しいですよね。
とはいえ苦手でも、
面接は避けては通れません。
では、
どのようにすればスムーズな受け答えが
可能になるでしょうか?
おすすめしたいのは
- 相手の話を正しく聞く
- 聞く姿勢を先に作る
この2点です。
面接では、
自分が話さないと!
と前のめりになってしまい
自分が次に話すことばかりで
頭がいっぱいになりがちです。
冷静になれ!というのは
難しいと思いますが、
面接官はなぜこの質問をしているのだろう?
と、興味関心を持って聞くことで
スムーズに会話ができます。
では最後に
話をスムーズにしていくための
トレーニング方法をご紹介します。
台本や打ち合わせがなく、
即興でストーリーや音楽、
ダンスを作る「インプロ」
を取り入れたゲーム。
中でも即興劇は、
面接のトレーニングに
おすすめです。
即興で相手の質問に答えたり
ストーリーを作って話を展開するのを
くり返すことで、不意な質問にも
答えられるようになるでしょう。
こちらのサイトに
さまざまな種類のゲームがあるので
ぜひ参考にしてみてください。