人間関係の悪さが原因で
歯科医院を辞めたいと感じている人は
多いといいます。
先輩同士が仲が悪くいつも喧嘩していたり、
不機嫌だったり、
休憩のときにいない人の悪口を言っている……
そんな場面に出くわしたときに
後輩としては
どのように立ち回ればいいのでしょうか。
悪口を言っている先輩の肩を持って
自分もそこに同調したくはないけど、
先輩に目をつけられて
今度は自分が標的になったら嫌だ。
他の人は無視されたりしているし、
どうすれば
うまく切り抜けられるだろう?
先輩に
「あなたもそう思っているよね?」
と言われても
なんて答えればいいかわからず
いつも苦笑いばかり。
いつ自分が標的になるのか不安。
もしかしたら、
すでに自分がいないときに
悪口を言われているのではないか……
そんなストレスを毎日感じている。
こんなときは、
どう立ち回るべきなのでしょうか。
うまく円滑に過ごしていくための
考え方をお伝えします。
先輩に「いない人の悪口」に同意を求められたらどうする?
関係を完全に断ち切れれば
ウンザリすることもなくなるでしょうが、
職場で毎日のように顔を合わせる先輩だと
関係を切ることはできません。
特に、
自分が尊敬している先輩や
自分が仲の良い同僚などの悪口に
同意を求められてしまうとキツイですよね。
先輩に悪口に同意を求められたときに、
同調して
「そうですよね」
などと言ってしまうことはNGです。
とはいえ、
「陰口はよくない」などと正論を言うと、
今度は自分が悪口の対象になってしまう
可能性があります。
ではどうすれば良いのか?
それは、
相手が話している事実のみに共感すること。
例えば、
〇〇さんが子どもの熱で
仕事を急に休んだから、
私が代わりに出勤したんだけど、
本当迷惑。
〇〇さんって
ーーーーーーーー(悪口)。
あなたもそう思わない?
なんて言われたとします。
この場合は、
「代わりに出勤した」
という事実のみに共感することで、
悪口に同意していることにはなりません。
なので、
「休日なのに出勤して大変でしたね!」
「無理しないでくださいね」
など、代わりに出勤したことに対しての
アンサーをすればいいです。
「へえー、大変だったんですね」
「そういうときって辛いですね」
と事実に共感することで
切り抜けられるでしょう。
悪口の話に乗らずにいれば、自然と悪口はなくなっていきます。
悪口や愚痴ばかり言ってくる人は、
同意を求めて巻き込もうとしてきます。
そのゲームに乗ってはいけません。
相手は
悪口という名のゲームをあなたに仕掛けて、
あなたがそこに乗ってくるのを待っています。
そこに乗ってしまい
同意、同調してしまうと、
あなたも同じように悪口を言わないと
いけなくなってしまったり、
今度は自分が標的になってしまいます。
相手に乗らないこと。
そして、
言っている事実のみに共感すること。
相手の嫌な感情などは受け取らずに
スルーしていけば、
自然と悪口を振られることは
なくなっていくでしょう。