転職をすると、
今までやってきた経験を活かすことができますが、
それぞれの医院のやり方があって
最初は戸惑うものです。
いい先輩などに出会って
教えてもらえるとよいのですが、
ときには誰も会話をしてくれない
というケースもあるようです。
未経験ではないということで
ほったらかしにされてしまう…。
こんな悩みをお聞きすることがあります。
以前働いていたところは、
人間関係が原因で退職したので、
今度は人間関係がいいところで働きたい！
と考えて、調べに調べて、
「人間関係良好！
仕事もすぐに覚えることができます！」
とサイトにも書いてあって、
面接でも院長は
「うちは人間関係での問題は
ありません！」
と言っていたので期待していました。
休憩中に初日であまり話せずいると、
私の前に勤めていた歯科医院の話を
世間話として聞いてくださる方がいて
よかった！と思ったのですが…
私の話を遮断するように
違う話で馬鹿笑いして
盛り上がる仲良しの3人組がいて
早速気に入られていないのが
わかりました。
治療が始まっても、
経験があるからなのか
治療方針なども伝えられずに、
経験者だからわかるでしょ？
という感じで、ほったらかしです。
1ヶ月くらい経てば慣れるかな？
と思っていましたが
毎日こんな感じでとてもツラいです。
新しく来た職場で
全く話しかけられずに
仕事も教えてもらえないのは
とてもツラいことですよね。
このまま職場で孤立してしまうと
さらにツラい状況になってしまうかも
しれません。
この記事では、
転職してから
職場での孤立から抜け出す方法を
お伝えしたいと思います。
コミュニケーションの極意は先に与えること
職場で孤立してしまう人の多くは、
受け身の人が多かったり、
自分の話ばかりしてしまうことが多い
と思います。
新しい環境になると不安だったり、
余裕がなかったりしますが、
そんなときこそ受け身にならずに、
まずは相手に与えることが大切です。
与えると言っても、
何かをプレゼントするのではありません。
相手のことを考えて
コミュニケーションをとるということです。
与えるコミュニケーションで必要なこととは？
相手に与えると言っても
よくわからないですよね？
相手に与える為には、
相手のことを知る必要があります。
ですので、
まずはよく観察しましょう。
これは恋愛でも同様ですが、
相手のことを知らないまま
恋愛関係になることは
ほとんどないですよね？
趣味だったり好きなものだったり
相手が何に興味があるのかを知ることで
コミュニケーションがとりやすくなります。
ですので、
相手が何に興味関心があるのかを
話しやすそうな人から
直接聞いてみてもいいでしょう。
受け身になっていては
いつまでも状況の改善は見られません。
例えば、
「この辺でオススメの
ランチできるお店ってありますか？」
など些細なことでもいいので、
相手が話してくれるような質問をして
話の主導権を自分ではなく
相手に持っていきましょう。
相手が答えやすい質問をすること
仕事でわからないことがあると
質問すると思います。
その際に
単純にわからないことを質問するのではなく、
相手が答えやすいように前置きを入れて
質問してみてください。
たとえば、
「〇〇ってどうすればいいですか？」
という直接的な質問ではなく、
「まだ慣れてなくて、
どう動けばいいのかわかっていないので、
教えていただいてもいいですか？」
といったように、
相手を尊重しつつ質問をすると
聞かれた相手が答えやすくなるのです。
「すみません」という言葉は使わないようにすること
無意識に「すみません」
という言葉を使っていませんか？
「すみません」
という言葉は、
目に見えない力で、
あなたの自信と存在感を失わせてしまいます。
この言葉を発することで、
自分の自信を失い続けているのです。
これからは、「すみません」ではなく
「ありがとうございます」
という言葉を使うようにしましょう。
何か指摘されたり、注意されたり、
意地悪だと思うことをされたとしても
「すみません」ではなく、
「ありがとうございます」
と言ってみてください。
そうすると、
不思議とあなたの存在感が高まっていきます。
もしそれでも無視などが続くようであれば転職も考えましょう。
職場で誰にも話しかけてもらえずに
孤立してしまうと
相談できる人はいなくなってしまいます。
そんな状況が長く続いてしまうと
心も疲弊してしまいますよね。
このような状況のときは
我慢してはいけません。
外部の人にでもいいので相談したり、
早めに職場に見切りをつけて
転職活動を考えましょう。
もうここでは働けない！
と諦めを先に決断すると心が軽くなります。
そして、
自分が本当に働きたい環境を探しましょう。
あたが輝ける場所は
もっと他にあるかもしれません。
そのときにはぜひ
ハノワを活用してみてくださいね。
