歯科医療従事者がうつ病にならない為のリズムの考え方と作り方

明るい表情の女性歯科医療従事者

実は、
歯科業界ではうつを患う人が多い
と言われています。

最初の歯科医院でうつ病となり退職し、生活の為に新しいところで働いてみたものの、薬の影響で頭がぼーっとし、ミスが多くなり、何度も同じことを繰り返してしまいます。

今の歯医者は入職半年目なんですが、先輩スタッフからの風当たりも強く、冷たくされています。 ちなみに職場のスタッフは私がうつ病であることは誰も知りません。

人手不足が深刻化している歯科業界では
このような状況で働く方もいます。

他にも

  • 人手不足で業務が忙しすぎる
  • トイレに行く時間もない
  • 残業が多すぎる

など、過酷な労働環境によって
うつ病になってしまう方もいます。

もしかしたら、
今現在、自分はうつ病かも…
と思い悩んでいる方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、
うつ病にならない為の考え方
具体的にお伝えしたいと思います。

目次

うつ病とはどんな状態?

うつ病についてなんとなく知っていても、
自分がうつ病になっていることに
気づかないケースは少なくありません。

また、
忙しすぎて感覚が麻痺してしまったり、
思考が止まっていたりして
自分の変化に気づけない場合もあります。

そして、周りに迷惑かけるから…
と休むことなく働き続けることで
余計にうつ病が悪化してしまうことに——

では、
うつ病とはどんな状態を言うのでしょうか?

うつ病の状態とは、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。

 うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。

厚生労働省

うつ病の予兆

うつ病の予兆は
さまざまな形で現れます。

  • 何をしていても気分が乗らずに楽しくない
  • 外に出るのが億劫
  • 何も楽しく感じられない
  • 過食
  • 昼夜逆転

そして、うつ病になりやすいと言われるのは
このような人です。

  • 真面目で責任感が強い
  • 完璧主義者
  • 人からの依頼を断るのが苦手
  • 相手の顔色をいつもうかがっている
  • なんでも背負ってしまう
  • 弱音を人に見せられない

下記のサイトでうつ病簡易チェックができるので
うつ病かもしれない…
と感じている方は一度チェックをしてみては
いかがでしょうか。

では、うつ病にならないようにするには
どうすればいいのでしょうか。

うつ病の発症の原因は明確にはなっていませんが
精神的・身体的ストレスとの関係
指摘されています。

そんなストレスを軽減するためには
気分が落ち込んだりしたときに思い出してほしい
ある考え方が役に立ちます。

それが、これからお伝えするリズムのお話です。

うつ病にならない為のリズムの考え方と作り方

人生には
良いときと悪いときがあります。

世の中の企業も、良いときもあれば、
急激に悪くなって倒産してしまうこともあります。

皆さんも同じではないでしょうか。

状況や気分が上がったり落ちたりするとき
能力や学力などはほとんど関係ありません

なぜ関係ないのかを
この記事を書いている筆者の実体験から
説明します。

筆者は、
25歳でショップ開業で独立し
2年で大失敗をする
という経験をしています。

その頃は頑張れば成功できると思い、
約2年間、1日も休んだことがありませんでした。

売れないと不安になり、
支払いすると不安になり、
次第にお店のお金が回らなくなってきました。

そして
「店を休んだタイミングでお客さんが来たら
どうしよう…」
と考えて店を休むこともできず、
ひたすら働き続けました。

当然心がおかしくなり
毎日お酒を飲んでは二日酔い…
開店時間を大幅に遅れてお店を開ける日々

という悪循環に。

次第にお客様と会うことも嫌になり
お店に行っても
シャッターを開けてオープンするまでに
最低2時間はかかりました。

それからしばらくは
何をやってもうまくいかない時期が続きました。

ですが40代に入ってから大きく変わり、
今では会社を経営し、
ハノワさんにも関わらせていただき

業績は伸びています

その間、
人格・学歴・能力は変わっていません

変わったのはリズムです。

世の中の伸びた会社や伸びた人も、
皆リズムが変わったから伸びています。

うまくいっても、行かなくても、
人格は変わらないですし、能力も変わりません。

私が長い間うまくいかなかったのは
頑張らなかったでもなく、
能力がないからでもありません。

人生の、仕事の、
リズムが悪かったから
なのです。

人生や経営にもっとも大事なものは、
リズム
です。

では、リズムとはなんでしょうか?

  1. 音楽におけるリズム=周期的に反復、循環する動き 「律動」 
  2. 生体リズム=生物が持つ固有の時間周期
  3. 生活リズム=人間が規則正しく生活すること

もし地球の自転が24時間から20時間になったら
どうなるでしょうか?

リズムが変わり、
24時間の律動が変化し、
うまくいっていたものがおかしくなってしまいます。

人間で言えば、脈もリズムです。

この脈拍が狂うと
不整脈で命を落とすこともあります。

人体も一定の律動で動いています。

つまり、
生きているのもリズムであり、
自然界も人も国も地球にも
それぞれに正しい律動があり
それが狂うと崩壊に向かってしまう
のです。

リズムが悪化しているときには、
何をやってもうまく行きません。

私たちにとって最も大事なことは、
能力や気合と根性でもなく、
リズムを保つこと
です。

仕事にも、生活にも、遊びにも
全てリズムがあります。

しかし
この大切なリズムを維持する方法や
どういうときにリズムが乱れるのかについて
私たちは教えられていません。

悪いリズムのときに
どうしたら良いのかわからないと、
人生もビジネスも崩れてしまいます。

僕が、最初の独立のときには、
このリズムが悪くなっていて、
何をやってもうまくいきませんでした。

百貨店に12月に1ヶ月出店ということがあり、
一発逆転を狙ってお金がないのに仕入れをし、
その結果
在庫だけが残ってしまったこともありました。

ビジネスはうまくいかないし
プライベートもうまくいかない。

それでも

頑張ればなんとかなる!
諦めなければいつか成功する!

と思っていました。

しかし、全くうまくいきませんでした。

頑張ればいつか売れる!という
根拠もない上方の楽観性を持って
頑張っていましたが、
うまくいっていないときはリズムが狂っているので
うまくいきません。

世の中では、
苦しいときこそがんばれ!諦めるな!
と教えられます。

でも本当は、
うまくいかない原因があるから
ダメになっている
のです。

ダメになる要素しかないのに、
頑張ったら潰れますよね。

当時の僕は、毎日
死んだら楽になれるのかなぁ…
と思って生きていました。

苦しいのにそこから抜け出せず、
そして頑張っているからこそ
余計に苦しい思いをしていました。

その悪循環から抜け出したのは、
お店をやることを諦めたから」です。

あるときふと、

あっやめたらいいのか

と気付いたのです。

力があるときは
ダメになることなんてありません。

ダメだからうまくいかないのです。

だから、諦めてお店を閉めました。

そのときの悲惨な状況はここでは記しませんが、
ポケットに数百円しかない——そんな状況です。

ですが、
諦めてお店を閉めたときには、
すごく気持ちが楽になりました。

日本人は
苦しくても諦めるな!
ということを教えられます。

だから、諦めたくないと
「執着」する人が多いのです。

リズムがないと、
知識、技術、能力は一人歩きできません。

歌も同じで
リズムがあるからメロディーが活きて、
ハーモニーが生まれます。

つまり、包括されてこその力です。

しかしほどんの人は、
技術偏重、知識偏重、能力偏重をしています。

そうではなく、
生きるリズムの中に知識を使いましょう。

僕が生きられたのは、
リズムを作ったからです。

リズムを作ったから、
もともと持っていた知識が活きた
のです。

能力も、知識も技術も必要です。

メロディーとハーモニーには
リズムが必要なように、
技術と知識と能力にはリズムが必要なのです。

その中で何が最優先かというと
リズムが最優先なんです。

世界のイチローでさえ、
リズムが狂うとバットにボールが当たりません。

天才子役と言われた人などが、
大人になって消えてしまう人が多いのは
リズムが狂ってしまうからです。

芦田愛菜はうまくリズムを作っていますよね。

では、
なぜリズムが下降してしまうのか?

人間を支配しているのは、
生まれ持った環境です。

人間が伸びるかどうかは
環境が大きく関係しています。

学校という環境、仲間という環境が
皆さんを育てました。

うまくいっているときの環境がなくなると、
うまくいかなくなります。

これがリズムの悪化です。

つまり、
リズムの悪化を防ぐのは、
みなさんが良かったときの要因を
捨ててはならない
ということです。

自分が良かったときの環境とは
いつでも接点を持っておく
ことが大切です。

良かったときの環境を排除したときに
リズムが悪化します。

良かったときの仲間や、友達などは
切り捨てるのではなく、
いつでもアクセスできるようにしておく
こと。

いつも会う必要はありませんが
自分の支えた環境を放棄してはいけないのです。

では、
リズムが悪いときにどうやったら復活できるか
というと、うまくいっていないときは、
うまくいっていない環境を排除する
ことが鍵になります。

つまり、
リズムが狂っている要因を排除するのです。

うまくいっていないときに大事なのは、
復活を目指して、頑張って努力すること
ではなく
今日を楽しく過ごし、頑張ることをやめる

ということです。

楽しむために、
今日と新しい明日を作る

過去に戻るために
諦めずに努力するのではなく
より良い今日と明日を手に入れるために、
無理をして頑張ることを手放してみる。

そのように自分が変わったら、
大きくリズムが変わり環境も変わります

今日を楽しく。
明日以降も楽しく豊かに過ごすためにリズムを作る

これは本当に大切なことで、
リズムがうまく整っていけば
あなたの人生は爆発的に成長できます

また、環境も大事です

今の環境があなたにとって良くないのであれば
頑張ってそこに留まる必要はありません

いつまでも周りに気を遣って頑張って
努力するから辛く苦しくなる
のです。

なので、

  • 人間関係がうまくいかない
  • 仕事がうまくいかない
  • プライベートでもつまづいている
  • 毎日が辛い

と感じている人は
楽しい今日を作るために環境を変えること。

その為に、ハノワを使って
自分らしく働ける環境を手に入れることを
お勧めします。

明るい表情の女性歯科医療従事者

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