新人スタッフに教えていて「あれ、私わかってなかった?」と気づいたときの対処方法|焦りを成長に変えるヒント

新人スタッフに何かを教えているとき、
ふと気づく瞬間があります。

「なんでこうするんですか?」

その質問に、すぐ答えられなかった。

「えっと……
昔からそうしてるから、かな」

「確か○○だと思うんだけど……」

後から調べてみたら、
自分の認識が
少しずれていたことがわかった。

新人に教える立場になって初めて、
自分の『知識の穴』に気づく。

この経験は、
多くの歯科医療従事者が通る道です。

「私って向いていないのかも」
「成長できていないんじゃないか」
と落ち込む方もいるかもしれません。

でも、この気づきは
あなた自身が大きく成長できる
チャンスでもあるのです。

目次

『知識の穴』に気づけるのは、成長している証拠

「こんなことも知らなかったのか」
と落ち込む前に、
知っておいてほしいことがあります。

人は、自分でも気づかないうちに、
感覚や経験で多くのことを習得しています。

先輩の動きを見て覚えたこと、
繰り返しの中で
体が自然と動くようになったこと。

「なぜそうするのか」を
言語化しないまま、
スキルとして身についていることは
珍しくありません。

つまり、答えられなかったのは
できていなかったのではなく、
言語化していなかっただけなのです

その穴に気づけたのは、
教える立場になったからこそ。

教えることで初めて見えてくる穴は、
これまで見えていなかった成長の余白」です。

知識の穴を認識できること自体が、
過去の自分より成長している証拠なので、
悲観する必要はありません。

それでも焦ってしまうのはなぜか

わかっていても、
焦りは出てきます。

  • 後輩に頼りないと思われたかも
  • こんなことも知らないまま
    教えていたのか
  • 自分が指導する立場で
    いいのかな

この焦りの原因は、
教える側は何でも完璧に答えられて当然
という思い込みです。

しかし、教える立場に立つ人が
必ずしも完成された知識を持っている
わけではありません。

教えながら自分も学ぶのも、
指導のプロセスなのです。

答えられなかったとき、新人の前でどう対応するか

答えられなかったとき、
どう対応するかが大切です。

やってはいけない対応
  • ごまかしたり、曖昧に答えたりする
  • 「そういうものだから」と押し切る
  • 自信のない様子を見せて、相手に不安を与える
おすすめの対応
  • 「いい質問だね。
    少し調べてから正確に教えるね」

これだけで十分です。

知らないことを正直に認め、
調べて、後できちんと答える。

この姿勢は
「わからないことを誠実に扱える人」
という信頼につながります。

調べる姿を正直に見せることは、
立派な指導のひとつといえるでしょう

『知識の穴』を埋めるための3つのアクション

① 答えられなかった質問をメモしておく

その場で全部解決しなくて大丈夫です。

「今日、○○について答えられなかった」
とメモしておくだけで、
後から調べる習慣が生まれます。

日常の行動を「なぜ?」と言語化してみる

普段当然のようにやっていることを、
意識的に問い直してみましょう。

「器具の準備はなぜこの順番なのか」
「この声かけはなぜこの言い方なのか」

言語化できると、
次に教えるときの説明が
格段に伝わりやすくなります。

③ 同僚や先輩に「これ、なんでこうするんだっけ」と聞いてみる

知らないことを聞くのは、
恥ずかしいことではありません

「新人に聞かれて、
ちゃんと答えられなくて…」
という文脈であれば、
自然な会話になります。

聞く側も教える側も、
一緒に知識を整理できる良い機会です。

新人に教える立場のあなたへ

新人スタッフに教える立場に立ったとき、
「まだ自分も未熟なのに」と感じることは、
おかしいことではありません。

でも、未熟さに気づいているのは、
それだけ成長しているからでもあります。

『知識の穴』は、恥ではなく、
次の成長への足がかりです

その穴に気づかせてくれた新人の質問に、
ぜひ感謝してみてください。

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