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有事における労働者の権利とは

2020 4/07
有事における労働者の権利とは
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From:南部 竜二

コロナの影響で、
Twitterで「歯科衛生士」と検索すると
すごいことになっていますね。。

業務的にリスキーな作業が多いので、
本当にお気持ちをお察し致します。

今日は、
そんな状況だからこそ確認すべき

労働者の権利

についてお話します。

目次

本記事の内容は、大きく2つです

まずは以下について。

  • 休みの取得に関する権利
  • 給与に関する権利

そして最後に、

権利の行使は、
バランスがとても大事ですよ(´・ω・`)
間違えるとご自身が不利になりますよ。

という話をしたいと思います。

ここが、超重要です!!

はじめだけ読んでも意味がありませんので、
ぜひ最後まで読んでくださいm(_ _)m

休みの取得に関する権利 

「緊急事態宣言も出るから、仕事に行きたくない!」

という方も多いのではないでしょうか??

そんな時は、

『有給休暇』をつかって休む
という方法が、労働者としては一般的ですよね。

ここで確認↓

有給休暇とは?

(年次有給休暇)
第三十九条
 使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。
【引用元:労働基準法第39条

つまり、

勤務開始から6か月継続し
全労働日の8割以上の日数を出勤した場合、
「必ず10日間の有給休暇」を付与される

という文言です。

まだ有給が残っている方は、
必要に応じて取得することができますね。

ちなみに、
休みが長くなる&歯科医院では
あまり該当しないように思いますので、
(詳しくは説明しませんが)
労働基準法には「無休休暇」というものもあります。

給与に関する権利

現状に対して、

  1. 勤務するのは、怖い。。
  2. ただ、給料の面も気になる。。

この2つが交わる感想をお持ちの方が
多いのではないでしょうか??

こういった場合は、

『休業保証』に該当する可能性があります

そこで確認します↓

休業保証とは?

(休業手当)
第二十六条
 使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の百分の六十以上の手当を支払わなければならない。
【引用元:労働基準法第26条

簡単にいうと

「院長責任での休業の場合は、6割もらえるよ」

ということです。

ただし、コロナは院長責任なのか?

【使用者の責に帰すべき事由】

ここは、
非常にひじょーに、曖昧な部分です(´・ω・`)

慌てず、そういう場面になったら
まず説明を求めましょう

▼曖昧だとわかる参考事例
「6割しか請求できない」は嘘?休業時の生活保障に関するQ&A

いかがでしょうか?
まずは、困りごととして多そうな2つを取り上げてみました!

そして・・・

最後にアドバイス!

権利の行使は、
バランスがとても大事ですよ(´・ω・`)
間違えるとご自身が不利になりますよ。

という話です。

自身の都合があって、
院長へ「権利を主張する」という流れになると思います。

が・・・・・・

その周りには、

  • 患者さんがいて
  • 一緒に働く仲間がいて
  • その先には自分や家族がいて
  • その方の家族がいて

いろんな都合があります

なんなら、
主張を受ける側である院長の都合もあります

もしかすると、

休業してみんなに給与保証をしたい
と考えているけど、
いつ収束するかわからないから、

給与保証をしたいけど、
それだと医院は3ヶ月と持たない。。
そうすると、スタッフを露頭に迷わせてしまう…。

と困っているだけかもしれません。

ここで把握していただきたいことは、

権利(法)という絶対値を、自身の主張に武装してぶつけるということは、それ相応の影響が周りにも飛ぶ

ということです。

且つ、

主張が通らなかった時は、
その中でまた関係性を継続し勤務する

ということになります。
これも非常に難しい状況です。

以前、弁護士から言われた言葉を紹介します。

労使の問題は、
訴えた方も、訴えられた方も、
弁護士に相談する所まできた時点で両方負けです。

そこに至る前に、
両主張の落とし所を見つけ、
大人な解決を探ることが重要です。

有事の時こそ
1つ1つ課題を明確にし、
手を取り合って
解決策を粘り強く模索できればと思います

みんなで頑張りましょう!
それではまた。

南部

なお、本内容に対しては、十分に根拠となる法令や通知は明示しますが、起こりうる各事象を保証するものではなく、キュレーション媒体としての立ち位置でのご認識をお願いします。

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