「現場を離れて情報発信で歯科の役に立てれば…」って言うほど簡単じゃねぇよ。

「現場を離れて情報発信で歯科の役に立てれば…」って言うほど簡単じゃねぇよ。

From:代表のあらい

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歯科業界を盛りあげたい系人間

って、あなたの近くにもいると思います。

これ系のイベントとかって
たまにありますが、
やっぱり得手して、
同族間での決意表明や
馴れ合いで
だいたいが終わって、
新たな局面や展開に進んだケースを
ほぼ見たことがありません。

いや、僕は、
「だから意味がない」とか
「無駄」とかじゃなくて、
何とかならないかなぁと思う1人です。

(そこから繋がるご縁も確かにあるし)

TikTokerレミたん。

で、
先日朝の情報番組で、
TikTokerレミたん
なる人物のことを知りました。

僕は本当にTikTokなるものに
馴染みがないのですが、
フォロワー数200万人以上を誇る、
立派なインフルエンサーさんだそうです。

本名、土井レミイ杏利。
男子ハンドボール日本代表。

出典:土井レミイ杏利さんTwitterより

ハァ?

そうなんです。
ハンドボール日本代表。

しかもキャプテン。

(帰化日本人キャプテンって
 なんか嬉しくないですか。
 リーチ・マイケルとか
 ラモス瑠偉とか…)

ご興味あれば、
彼のTikTok見てみてください。
確かに面白いです。

「どれだけハンドボールを広めたくても、広まらなかった」

かつては、もっとハンドボールが
メジャースポーツになるために、
啓蒙活動などもされていたようです。

でもある日、
持ち前のユニークなキャラを
15秒程度の動画でアピールし出して、
どっかんどっかんバズりだしたら、

レミたんの試合観に行くね!

とか

レミたんのおかげでハンドボール始めました

とか、
そんな声が以前より
ずっと多く届くようになったそうです。

「業界を盛り上げたい」はほぼ100%ウソ。

キングコング西野亮廣さんが以前、

「◯◯業界を盛り上げたいんです!」
と言って来る人はだいたいウソで、
自社がまず儲かって、
その結果◯◯業界も盛り上がる。

が、本音。

と言ってましたが、
僕もそう思います。

というかその前にまず、
まだ何者でもないあなたが背負うには、
◯◯業界という主語はデカ過ぎ
ます。

まず目の前の自分自身を
しっかり二本の足で立たせて、
その上で家族を守り、
親類友人を守れるようになって、
地域コミュニティを守れるようになって、
その先に
「◯◯業界を盛り上げる」
なら説得力もあるってものです。

逆にもし
歯科業界に人格があったら、

いやいや、
まだザコのお前なんかに
俺のこと盛り上げてとかイランし。
ってかまずお前自身がちゃんと稼げ。
飯食え。
子供ら食わせてちゃんと学校行かせろ。
贅沢できるようになってから

出直して来い
by 歯科業界(あらいver.)

って言うと思います。

「現場を離れて情報発信で歯科の役に立てれば…」

って、
言うほど簡単じゃないですよ。

まず、この各種SNSが発達して
個の時代を言われて久しい中、

「自分」の売り方すら分かってないのに、
他の何かを売るなんてなかなか大変です。

業界の為に…

なんて美辞麗句に酔ってないで、
まずは自分をしっかり自分の二本足で立たせる。

その上で、
目の前の家族や患者さんを守れる力をつける。

業界から離れたとしても、
何かのジャンルで一角の成果を残す。

それしかないと思いますね。

最初にできるチャリティは自立。

引用:誰かの言葉

では

あらい

「現場を離れて情報発信で歯科の役に立てれば…」って言うほど簡単じゃねぇよ。

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