【妄想回】未来の歯医者

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From:代表のあらい

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カンカク

先日、
ベンチャーキャピタルから大型資金調達をした
「コーヒーショップ」のスタートアップ企業があります。

このカンカク社、
麻布十番北参道に店舗を持ち、

  • 完全キャッシュレス
  • 注文は全て専用アプリ
  • 料金は月額3,800円で飲み放題
  • メンバーには割安でコーヒー豆などの購入が
    店舗でもwebサイトからでも出来ちゃう。

最近何やら
スタートアップ界隈では、
Eスポーツやら
AIやらフィンテックやらが
もてはやされてましたが、

コーヒーショップのデジタル化。
飲食のデジタルトランスフォーメーション。

とても分かりやすく、
すでに実績としても3,800円/月の会員が、
1,000名を突破しているそうな…。
(年商5,000万弱を初年度で決めたコーヒー屋…)

この存在を知ってから、
サイト見まくって
経営者経歴見まくって
興奮が止まらない新井です。

妄想回。

時は20××年。

世界は、核の炎ni..
(じゃなかった)

日本の歯科医療の地位は、
20世紀に比べ飛躍的な向上を見せていた。

糖尿病や認知症など、数々の疾患は
口腔ケアから防げる事実が周知され、

未曾有の疫病covid-19の蔓延も、
口腔衛生の維持の必要性やその市民権を
結果的には引き上げることとなった。

しかし2020年には
11万人弱いたと言われる歯科医師も、かつての
ボリュームゾーン「アラ還世代」の多くは
院長の職を辞しており、
6万8,000あった医院数も5万院を割って久しい。

やはりあのcovid-19の影響は甚大で、
その後の国民の健康意識を高めはしたが、
アフターcovidの3年間で
1万院以上が閉院に追いやられたことは、
多くの歯科医療従事者は教科書で学んだことだろう。

旧来のdrill&fillや滅菌への意識など、
時代に適応できなかった歯科医師の多くは、
ハッピーリタイアメントではなく
スタッフの大量離職によって、
市場から強制退場させられた。

周辺産業においても…

人海戦術的な御用聞き営業を通じて、主に
ボリュームゾーンの「アラ還世代」をターゲット
としていた当時の大手メーカーやディーラーは、
変化に適応できず淘汰された。

代わりに、積極的にデジタル化を推進し、
若手世代の院長と取引の多かった
当時の新興小規模メーカーたちが台頭した。

院内では…

かつては受付に現金ドロワーがあり、
毎度不衛生な硬貨や紙幣を
手で数える非生産的な業務に
スタッフたちも苦しめられていたが、
もはやその面影もない。

地価の高騰、
不特定多数との接触回避から、
「待合室」も姿を消した。

もっとも、
全てはアプリで予約し
クレジット決済が完了するので、
前日や当日、
30分前に通知が患者へ届くことや、
もし行かなかったとしても
強制的に課金される仕組みから、

旧世代の「キャンセル」や
「来院して呼ばれるのを待つ」概念すら、
忘却の彼方であった。

通された患者は、渡り廊下を歩く時の壁面に
自動で症状にあったセルフケアグッズが
サジェストされ、指でタップすれば夜にはドローンで届く。

患者のセルフケアグッズ購入履歴と、
最後にカウンセリングを施した
歯科医師、歯科衛生士、歯科助手は
データで完全に紐づいており、
購入のたびに紹介手数料が入り続ける。

医院の固定費

医院の固定費も、
この100年で50分の1ほどになっている。

レントゲンなどの大掛かりな機材が
かつては1院1台あったことは
今では信じられないことだが、
半径500m圏内に1台、
地域の院長同士で共同購入することが
一般となっている。

開業に際しても、
多くの機材はサブスクリプション型購入となり、
また、
開業前の院長が
地域でクラウドファンディングを募り、
出資した患者は、開業後3〜5年は安心して
口腔内を守ってもらえるリターンを受け取る。

相互レビュー、相互評価が一般となったため、
倫理的に背信行為を働いた医療従事者は
社会的に抹殺されるようになった。

医院経営においても、
「医療」と「マネジメント」の分離が定着して四半世紀は経つ。

人材はシェアリングエコノミーが普及し、
経営者が抱えるものではなくなった。

定期検診の「予約」と言う概念が、
そもそも医院に紐づくものから
歯科衛生士個人に紐づくものと変わったため、

歯科衛生士は1ヶ所に所属しなくても、
患者の「長期の予後」を

守り続けられるようになった

歯科衛生士法は
この100年依然として変わらず、
「医師の指導の下」の文言は無くならないが、
チェアの管理医師に対して
場所代を支払うことで、限りなく
職務遂行の自由度は高まっており、

今年の勤務歯科衛生士の人口は
50万人を突破する勢いだ。

歯科衛生士の平均年収は……

いかがだっただろうか?

一応もっと、
都市と地域の格差や
要介護者数の爆増と訪問歯科のイメージなど、
あるはあるのですが、

それら全部書き出すと
本一冊分になりそうなので、
メルマガ的には重いですね。

もし気が向けばまた書きます。

先生は、
100年後の日本の歯科はどうなってると思いますか?

そのイメージに向けて現実を動かしていきましょう。

では

あらい

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